パックワインのおすすめ15選｜味はまずい？美味しい？紙パックやボックスも

ボトルワインよりも安価で手軽に購入が可能な紙パックのワイン。コンビニやスーパーで購入が可能なので自宅で楽しむ方やホームパーティーで楽しむことができます。箱タイプで何本も入っていて大容量で大人数で楽しめるサイズや小さめのサイズで楽しめるものまで、幅広く販売されているのも魅力です。

しかし料理の種類によって赤ワインと白ワインどちらを選ぶかやそれぞれの味わいもあるので、好みに合うパックワインを見つけるのは難しく感じてしまいます。なかには人工化学肥料などを使わない健康に優しい商品も販売されています。

今回は、パックワインの選び方とおすすめの商品をご紹介します。またボトルのワインと比べてまずいのか美味しいのかについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

パックワインはボトルのワインよりもまずいのではないかと疑問に感じてしまう方も多いです。一概にパックワインだからまずいというわけではありません。お酒は個人の嗜好なので、好みの問題という点が大きいです。しかし、パックワインはボトルワインと比べて酸化しやすく劣化してしまうのが早いため、開けて時間が経過するにつれて不味く感じてしまう可能性があります。

そのため、パックワインは時間をかけてゆっくり楽しむよりも、大人数で1度で飲み切るホームパーティーやバーベキューなどといったシーンや、お金をかけずにお酒を楽しみたい日常の宅飲みといったシーンにおすすめです。

ワインの産地として知る人ぞ知るフランスは品質の高さが特徴です。フランスのワインの歴史は長く、製法の基準が決まっています。厳しい基準を満たしたからこそ、品質が高く美味しいワインが出来上がります。

フランス産のワインは高いというイメージを持つ方も多いですが、安くて美味しいワインも販売されています。定番のワインを楽しみたいという方や品質の高いワインを飲みたいという方にフランス産のワインがおすすめです。

イタリアはワインの生産量が世界一位です。ラインナップが豊富なので、好みぴったりと合った1本を見つけられるのが特徴です。また、品質の高さもイタリア産のワインの魅力のひとつといえます。高級なワインからコスパに優れたワインまで選ぶことが可能です。

イタリア産のワインはシーンに合わせて選びやすいので、ワインを楽しむことが日頃から多い方におすすめです。

ワインの産地としてあまり有名ではないチリですが、他の産地と比べてフルーティーで飲みやすいと人気を集めています。温暖な気候でブドウがしっかりと熟されていて、ワイン特有の渋みが少ないのが特徴です。

ワインが初心者で味に慣れていない方や女性の方でも飲みやすいのでおすすめです。また、価格が安いのも魅力のひとつで、コスパよくワインを飲みたいという方にもおすすめの産地です。

世界生産量3位のスペイン産のワインは、口当たりがよくまろやかなワインが特徴です。飲みやすいだけではなく、低価格で購入が可能なのもスペイン産のワインの特徴です。口当たりがいいので、毎日飲んでも飽きずに楽しめます。

飲む頻度が高く、コスパよくワインを楽しみたいという方におすすめの産地です。また、ラインナップが豊富なのもスペイン産のワインの魅力のひとつです。

ジュースや牛乳の容器として知れ渡る「紙パック」のワインは向きを変えても冷蔵庫にしまえます。また、サイズが小さいので持ち運びやすく、手に持って注げるのも紙パックの特徴です。また、折りたたんでゴミ袋に入れるだけなので、捨てやすさも魅力です。

注ぎ口はスクリューキャップになっていて回すだけで外れるので手軽に注げます。しかし、スクリューキャップは密封性に欠けるため、劣化が早いのも紙パックの特徴です。

「ボックスタイプ」とはエコバッグのワインが箱の中に入った種類で、ボックスインバッグとも呼ばれています。エコバッグよりも安定性があるため注ぎやすく、大容量でも保存がしやすいのが特徴です。

コック栓になっているので、グラスを下において簡単に注ぐことができます。しかし、中が見えないのでワインの残量がわかりづらいのがデメリットです。

「エコバッグ」はビニールの袋にコック栓がついただけの容器の種類です。容器に紙が使用されていないので、ゴミの量が少なくなります。また、箱などと違って容器で場所をとってしまうということもありません。

しかし、立てて注ぐことができないので開けてすぐの頃は注ぎにくいのが特徴です。持ちづらいので溢してしまわないように注意をしてください。

ここでは、ワインの種類を解説します。ワインには赤と白の種類があり、どのような料理に合うかを解説するので、ぜひパックワインを購入する際の参考にしてください。

赤ワインは黒ブドウを使用したワインです。そのため、白ワインよりも渋みを感じられます。料理の中でも味の濃い肉料理では、しっかりとした渋みのある赤ワインがおすすめです。しかし、肉料理の中でも色が薄いものなら、白ワインが合う場合もあります。

また、和食にもワインは合います。和食でワインを飲む場合は味の濃さで決めてください。味の濃いおかずが多いなら赤、少ないなら白ワインがおすすめです。ワインの種類は肉か魚かで決めるのもおすすめですが、料理の味の濃さで決めるのもひとつの手です。

「白ワイン」は魚介料理のような淡白な味の料理におすすめです。白ブドウで造られた白ワインは赤ワインよりも渋みが少なく、すっきりとした味わいです。しかし、魚介料理の中でもトマトソースのような味の濃い料理なら赤が合うこともあります。

料理の種類ごとに赤や白のワインの種類が分けられますが、一概にこれでなければいけないというわけではありません。料理の味や種類だけでなく、好みに応じてワインを選ぶことがとても大切です。

ワインは赤と白だけでなく、さらに細かく味わいが分類されます。料理に合わせてワインの種類が決まったら、今度はワインの味わいを選んでください。ここでは、赤ワインのボディと白ワインの甘口と辛口の特徴を解説します。

赤ワインはフルボディ・ミディアムボディ・ライトボディの3種類に分けられます。フルボディとは赤ワインの中でも渋みが強く香りが強い種類です。脂っこくこってりとした料理にずっしりと重くパンチのきいたフルボディがぴったりです。

ミディアムボディとはフルボディよりも渋みが少なく、ライトボディよりも軽すぎない飲み心地を楽しめます。フルボディは重すぎて胃がもたれてしまう方やしっかりとした飲み心地を楽しみたい方におすすめです。脂っこいが、味が濃くない料理にぴったりです。

ライトボディはフルボディやミディアムボディよりも軽い飲み心地で、すっきりとワインを味わえます。軽い飲み心地なので、肉料理の中でも味付けが塩がメインなものにおすすめです。

白ワインには甘口と辛口の種類があります。甘口はさっぱりとフルーティーな味わいが特徴で、甘味があるので、ワインが苦手という方でも飲みやすいです。魚介料理の中でもさっぱりとした味付けの料理におすすめです。

辛口はキリッとした飲み心地が特徴で、香りが楽しめます。さっぱりとした飲み心地が白ワイン通から人気を集めています。魚介料理の中でも香りの強いものやバターなどのこってりした味付けにぴったり白ワインの種類です。

健康を気にしながらワインを楽しみたいという方は「オーガニックワイン」がおすすめです。オーガニックワインとは人工化学肥料・殺虫剤・殺菌剤・除草剤の使用がされずに造られたワインを指します。

無添加といってもわずかですが、添加物が含まれています。オーガニックワインは通常のワインと比べて自然で、人の体に優しく環境にもいいワインです。

パックワインを購入する際には容量をチェックしてください。多すぎても酸化してしまって飲めなくなってしまうので、1週間程度で飲み切れる量のパックワインを購入しましょう。大容量のイメージが多いパックワインですが、180mlや500mlの商品も販売されています。

ひとりで飲むからもったいなくて購入ができないということはないので、ぜひ自分で飲み切れる容量のパックワインを選んでください。

パックワインを飲む際にチェックしておきたいポイントの保存方法について解説をします。パックワインの賞味期限や開封後・開封前の保存方法について解説をするので、ぜひ購入後の参考にして、最後までパックワインを美味しく飲んでください。

ワインに賞味期限というものはありません。しかしパックワインはボトルのワインと違ってじっくりと熟成をしているのではなく、すぐに飲める状態で販売されています。また、未開封でも劣化しやすいのがパックワインの特徴です。紙パックは酸素を完全に遮断できず、腐らなくても風味は落ちて酸味が増してしまうからです。

そのため、パックワインを購入したら未開封でも1年以内には飲み切るようにしてください。未開封でも酸化して味が落ちてしまうためです。味の劣化を抑えるために、未開封でも暗所で涼しい場所での保管がおすすめです。

パックワインは開封後からすぐに酸化して味が落ちてしまいます。賞味期限はありませんが、美味しく最後までパックワインを楽しむためにも1〜2週間以内を目安にワインを飲み切ってください。

また、開封後のパックワインの保存方法についてですが、開封後は熟成が進んでしまわないように暗所で涼しい場所の保管がおすすめです。新聞紙などにパックワインを包み、温度が低すぎない野菜室での保管がおすすめです。

ボックスワインを初めて購入したときに、開け方がわからず困ってしまう方もいます。ここではボックスワインの開け方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 商品に書かれた点線に沿って開封してください
2. 中から栓を引き出してください
3. 栓についている安全キャップを外します
4. 栓をつまみながらグラスに注いでください

いかがでしょうか？今回は、パックワインの選び方とおすすめの商品をご紹介しました。パックワインといっても選び方はさまざまです。産地ごとに味が変わり、合わせる料理によっても選び方が変わります。ぜひこちらの記事を参考に、安くて美味しいパックワインを見つけてください。