【2023】ブリーチ剤のおすすめ12選｜市販の小分けタイプや業務用も！

髪色を明るくしたい時に、地毛の暗い色味を抜いて、よりきれいに色を入れたいと感じた経験はありませんか。ブリーチ剤を使ってからカラーリングをすれば、明るい色での髪染めの仕上がりをさらに良くできます。

ブリーチ剤は製品によって色の抜ける強さや肌へのダメージが異なるのがポイントです。ブリーチ剤の種類による仕上がりの違いや、上手な選び方のコツについて知っておけば、自分でブリーチを行う時にも失敗しにくくなります。

こちらの記事では、ブリーチ剤のメリットやデメリット・おすすめな製品の例・髪が痛まないような使い方のコツ・注意点などについて説明しているので、自分の髪に上手にブリーチを掛けたい方はぜひチェックしてみてください。また、少しだけ使いたい時に小分けにしてとっておけるタイプや、ドンキや薬局で販売されている市販の商品についてもご紹介します。

ブリーチは髪の毛の色素を抜く作業を指す言葉で、以下のようにさまざまなメリットがあります、

• 地毛の色が暗くてもカラーリングをする前にブリーチすれば、明るい色味にきれいに染められる
• より華やかな印象になり、おしゃれな髪型に挑戦できる

しかし、反対にデメリットも存在します。

• ブリーチは髪や地肌に刺激を与える
• 髪や地肌のケアを怠ってしまうとパサつきのある髪質に近づいてしまう

いずれの場合も、肌にあってない場合は使用を控えたり、肌のケアを欠かさないようしたりしましょう。

市販のブリーチ剤はたくさん種類があって迷ってしまいますが、実はたった2つのポイントを意識するだけで自分に合ったブリーチ剤を選べます。

その2つのポイントとは、

①種類（テクスチャー）

②脱色力（過硫酸塩の有無）

です。まずはこの2つに絞って、市販のブリーチ剤を選びましょう。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 髪全体をブリーチしたい方はクリーム・泡タイプ
• プリン部分のケアをしたい方はスプレータイプ
• よりハイトーンカラーにしたい方はパウダータイプ・過硫酸塩が使われているもの

こちらが自分に合った市販のブリーチ剤選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説します。失敗しないためにも、【必読】がついた見出しはぜひチェックしてください。

市販のブリーチ剤を選ぶときにまず重要となるのが、商品の種類です。ブリーチ剤は、

①髪全体を脱色したい：クリーム・泡タイプ

②プリン部分のケアがしたい：スプレータイプ

③ブリーチ後に明るいカラーを入れたい：パウダータイプ

の4種類に分けられます。自分が求めるタイプを選びましょう。それぞれの種類について解説するので、ぜひ参考にしてください。

クリームタイプは滑らかなテクスチャーなので広げやすく、髪全体をブリーチしたい方におすすめです。

また、販売されている商品が多く、ブリーチ剤の種類としてはメジャーです。選択肢が豊富なので脱色度合い・使い心地など理想のタイプを探しやすいのがメリットです。

くし形のノズルがついているタイプを選ぶと、髪が長い方も効率よくムラなくブリーチ剤が塗れます。使い方も簡単なので、初心者でもムラなくブリーチできます。

泡タイプはシャンプー感覚で簡単に使えるので、初心者におすすめです。

使い方は簡単で、シャンプーをするときのように泡状のブリーチ剤を馴染ませるだけ。泡なので液だれしにくい点も魅力です。髪以外の皮膚や服などにつきにくく、汚れにくいのもポイントです。

スプレータイプは根元をリタッチしたい方におすすめです。

ブリーチしたい部分に直接吹きかけるだけで、簡単に脱色できます。何度か繰り返すと徐々に脱色されるため、周りにブリーチしたと知られたくない方にも適しています。

ただし、スプレーはムラになりやすいため、髪全体を均等にブリーチしたい方には不向きです。即効性がないため、一度で済ませたい方も別のタイプを選んでください。

脱色力が高いパウダータイプは、

ブリーチ後に明るい色に染めたい方・しっかり脱色したい方におすすめです。

業務用も多く、美容室でよく使われているタイプです。

ブリーチ剤を自分で作る手間があるのと、髪や頭皮へのダメージが大きいのがデメリットです。

ブリーチの脱色力を見極めるポイントは、過硫酸塩の有無です。

地毛が黒く色が抜けにくい方やブリーチ後により明るくきれいに色を入れたい方は、商品のパッケージの成分表をチェックしましょう。

• 過硫酸カリウム（ブリーチパウダー）
• 過硫酸アンモニウム（オキシウォーター）

などが、過硫酸塩に該当します。

ここまでのおさらいをしましょう。自分に合った市販のブリーチ剤を選ぶポイントは、

①種類（テクスチャー）

②脱色力（過硫酸塩の有無）

ブリーチ後の傷みや乾燥が不安な方は、美容液やトリートメントがついた商品を選びましょう。

ブリーチはどうしても髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。

そのため、日常的に使用もしくはブリーチ後のヘアケア製品を揃えていない方は、補修成分や保湿成分が含まれている商品がおすすめです。

髪全体をブリーチしたい方・ロングヘアの方は、途中で足りなくならないよう大容量を選びましょう。

商品によって容量は異なりますが、一般的なクリームタイプで全頭ブリーチをする場合、ミディアム以上の長さ・毛量の多い方は、2箱以上の使用がおすすめです。

プリン状になった根元のケアや、メッシュのような部分的なブリーチの場合は、無駄なく使い切れる少量タイプ・小分けタイプ・男性用などが適しています。

市販のブリーチ剤選びを「ブリーチの目的」に合わせて簡単に表すと、以下のようになります。

【質問】ブリーチの目的は？

「ブリーチ剤がどこで買えるのか知りたい」方もたくさんいますよね。ブリーチ剤は市販の薬局ではもちろん販売されていますが、実はドン・キホーテでも商品の取り扱いがあるのです。市販の薬局では抵抗がある方、ドンキが好きな方は、一度ドンキのブリーチ剤のコーナーを覗いてみるのもおすすめです。

ブリーチ剤を使う際には、以下の手順で行なってください。

1. 事前に髪をシャンプーして梳かし、汚れや絡みをできるだけ取り除く
2. 地肌の体温により仕上がりにムラができないように、毛先から馴染ませ最後に根元に馴染ませる
3. 指定の時間になるまでブリーチ剤がいきわたるよう待つ
4. しっかりと湯洗いをしてからさらにシャンプーで流し、ブリーチ剤が地肌に残らないようにする

もし、ムラができてしまった場合も日にちを置けば、色味が残っている部分だけブリーチしたりカラーをして目立ちづらくするのが可能です。

ブリーチ剤を使う前にはパッチテストを行っておけば、地肌や髪へのダメージがどの程度なのか把握しやすくなります。ブリーチをする48時間前に、普段隠れていて目立たない腕などに対してブリーチ剤を少量載せてから流し、アレルギーなどが出ないか確認しましょう。パッチテストをしておけば、髪や地肌にブリーチ剤を使う前に自身に合っているかチェックできます。

毛先のみブリーチしてきれいにインナーカラーを入れたい場合には、使い切りやすい少量タイプを選びましょう。毛先・根元向けなどの表記があるブリーチ剤を使えば、少量だけ使いたい時にも便利に扱えます。初めから大容量のタイプを使うと肌や髪に合わなかった時に使い切れないため、少量から試してみるのもおすすめです。

ブリーチ剤が余った時には、密閉容器を使って保管すると品質が劣化しにくいです。2種類以上混ぜて使っていないブリーチ剤であれば保管後も使える製品があるので、製品の説明を確認しましょう。

髪が短い方は余ることを想定しておき、すべての薬剤を混ぜて使うのではなく、少しだけ取り分けて使うのもコツです。保管後はある程度脱色力が低くなることもあります。

ブリーチを洗い流したシャンプー後には、しっかりとトリートメントを使って髪のキューティクルを守りましょう。髪をそのままの状態にせず手早くトリートメントを行えば、ブリーチ後に発生しやすい髪のパサつきを抑えやすくなります。ブリーチ後数日はいつもよりトリートメントを丁寧に髪に馴染ませるよう意識しましょう。

タオルでこすらずに髪をはさむようにして水気を拭き取ったら、ヘアオイルを馴染ませて熱によるダメージ対策をします。ドライヤーを使う時には根本から髪を持ち上げるようにして温風を送り、効率良く髪を乾かせるのがポイントです。地肌からしっかりと離してドライヤーを掛けるのも大切になります。

ブリーチ剤で髪色を抜き、カラーを入れた後にアッシュ系の色味の仕上がりを長持ちさせたい場合には、紫の色素が含まれた紫シャンプーで、時間経過による髪色の黄ばみ対策ができます。

ブリーチをしたのにカラーをしてからしばらく経ったら黄色・赤色が強くなってしまったなどのトラブルを防ぐために大切なコツです。

ブリーチ剤を使ってよりきれいにカラーリングしましょう。ブリーチ剤は脱色力の強さ・ヘアケアセットの有無・業務用か小分けタイプかをチェックして選ぶことが大切です。色素の薄い髪色にしたい時にはブリーチ剤を使って、自分好みの髪色を実現しましょう。