【最新】キャブコンキャンピングカーのおすすめ7選｜新車で安いものはある？

広い居住空間を活かした豪華な内装が魅力の「キャブコンキャンピングカー」は、キャンピングカーの中でも花型的存在です。「キャンピングカーを購入するならキャブコンがいい」と決めている人も多いです。

ベース車にはハイエースやトラックといった大きなものなので、レイアウトも自由でキッチンやトイレもつけることができます。キャブコンキャンピングカーなら日本一周の旅も可能です。また、エアコンは家庭用のものを取りつけできるため、快適な温度で過ごせます。

そこで今回はキャブコンキャンピングカーの最新車種や選び方・メーカー・おすすめ車種7種を紹介します。性能比較なども紹介しているので、キャンピングカーが気になっている初心者の方も要チェックしてください。

キャブコンキャンピングカーとは、ハイエースの運転席部分を残して改造したキャンピングカーです。一見キャンピングカーに見えないバンコンタイプも人気ですが、キャブコンは「キャンピングカー＝家」といえるほど車内生活が快適です。

キャブコンキャンピングカーを購入すると、バンコンキャンピングカーでは満足できないほどの違いがあります。高さも十分あるので、大人が立ったまま歩くことができます。キャンピングカーはアウトドアを楽しむ車ですが、キャブコンキャンピングカーは移動中も楽しめる車です。

キャブコンキャンピングカーの魅力はなんといっても、他のキャンピングカーでは味わえない圧倒的な広さです。バンコンのような圧迫感を感じにくいので、居住性に優れています。

ベース車が大型なためゆったりとした広さをとれるのが、キャブコンキャンピングカーのメリットです。小さなキャンピングカーとは異なり、車内でも立ち上がった状態で歩くことができる高さ・キッチンスペースの広さ・収納スペースの確保などさまざまな点で「広い」と感じられます。

キャンプ場ではキャブコンキャンピングカーにタープをつければ、より楽しみが広がります。ただし、普段使いの車としては使いにくく、広い駐車スペースも必要なので維持費用は他のキャンピングカーよりも高価です。

キャブコンキャンピングカーは広さがあるので、断熱材や防音性の高い材質が使われています。他のキャンピングカーは、外気温によって車内温度が左右されます。しかしキャブコンなら断熱材が使われているため、外気温の影響はそれほど受けません。

また、防音性にも優れているので、キャンプ場でお子さんが車内で騒いでも他のキャンピングカーに迷惑をかけることが少ないです。優れた断熱性や防音性によって快適な車内空間を過ごせます。

キャンピングカーは高いというイメージを持っている方はたくさんいます。しかし実はキャブコンは新車でも安い値段で購入することも可能です。とくにリーズナブルで人気なのが、500万円台で購入できる「アルファ・ハイ（タイプ1）です。安くても居住性や機能は優れています。

また600万円台の「アンソニーライト」も人気です。キャブコンのエントリーモデルで、操作の安定性に優れています。また室内には天然木がたくさん使われているので、温かい雰囲気も魅力です。ぜひ気になる方はチェックしてみてください。

キャブコンのサイズ、とくに全長にも注目してください。おすすめは全長5メートル以下です。日本の狭い道路・駐車場などでは、キャンピングカーが通れなかったり駐車できなかったりして苦労するときがあります。

思わぬトラブルに発展する場合もありますので、できれば小さいサイズが使い勝手がいいのでおすすめです。

FFヒーターとは少量の車の燃料と電気を使用して効率よく車内を暖めることができるヒーターです。エンジンを切っても使用できるので、就寝も温かい車内でぐっすり眠ることができます。冬でもアウトドアを楽しむ人なら、FFヒーターは必須です。

ただし、冬場に一晩中アイドリングを行うのは危険なので止めましょう。キャブコンではFFヒーターが標準装備となっているものが多いですが、オプションでも必ずつけるべき重要な装備です。

キャブコンキャンピングカーでは、家庭用エアコンの使用も可能な電装設備を充実させているメーカーも多いです。キャンプといえば熱帯夜に暑さを感じながらテントで寝るイメージがありますが、キャブコンなら車内で涼しく就寝できます。

特にペットと共に旅行する人は、室内温度の調整は必須です。エアコン装備は標準装備されているものと、オプションとなっているものがあるので、必ずチェックしてください。

小さなお子さんがいる旅行なら、トイレは必ずつけたいオプションです。車中での移動が長いとトイレの設備がある所まで我慢できないということもあります。トイレはキャンプ場についても使いやすく、きれいなトイレを使えるのも魅力です。

トイレ付き洗面所をつけると場所を取るので、居住スペースや収納スペースとのバランスも見て検討しましょう。ただし、臭いが気になるためトイレは後処理が必要になる手間も考慮してください。

キャブコンのキッチンは他のキャンピングカーと違いコンロ数が選べ調理台も広く取ることができます。冷蔵庫もある程度の大きいサイズが入るため、旅先で料理をする人には嬉しいポイントです。また、キッチンを広くするよりも居住スペースを大切にしたい場合は、キッチンのサイズを確認してください。

キッチンを小さくすることでテレビやテーブルのサイズも大きくできるので、キッチンの広さは十分に検討しましょう。

キャンピングカーで最も注意すべき点が、乗車定員と就寝人数です。乗車定員と就寝人数は同じではありません。キャブコンキャンピングカーは乗車定員6～8名、就寝人数2～7名と幅広いです。乗車定員と就寝人数は、キャブコンキャンピングカーのベース車や装備によって異なります。広々としたキッチン・トイレといった豪華な設備を兼ね備えているものは就寝人数が少なくなります。

運転性能を重視したいのなら、トラックベースのキャブコンがおすすめです。トラックベースのキャブコンは小回りが利きやすく馬力もあるので、上がり坂でもスピードが落ちることはありません。山でアウトドアを楽しみたい人にぴったりです。

乗り心地を重視したいのなら、ハイエースをベースにしたキャブコンがおすすめ。ハイエースは乗用車に近いので乗り心地に優れており、長時間の運転でも疲れにくいのが特徴です。

普段使いの車として使いたいのなら、サイズの大きいキャブコンキャンピングカーはおすすめしません。トラックやハイエースなどのベース車を使ったキャブコンキャンピングカーは、アウトドアや旅行で楽しむ趣味の車にしましょう。

普段使いの車とキャブコンキャンピングカーを1台ずつ持っている方が便利です。ただし、キャブコンキャンピングカーはサイズによって維持費以外にもさまざまな費用がかかるので、使用頻度を考えて購入してください。

日本のキャンピングカー制作に「デザイン性」を考え出したバンテックは、日本車に格調高いヨーロッパデザインを取り入れた高級キャンピングカーが有名です。軽自動車・バンコン・トレーラーをベースとしたキャンピングカーを製造しています。バンテックといえば「ジル」で有名で、「国産キャンピングカーのトップメーカー」を確立した車種です。

日本最大級のビルダーといえばナッツRVです。海外にも生産工場を持っており、ありとあらゆるベース車のキャンピングカーを取り扱っています。車種バリエーションが豊富なので、予算や使い方によってさまざまなキャンピングカーの中から好みに合ったものが探せます。北九州・大宰府・京都・愛知・神奈川・埼玉・札幌と全国に店舗がある点も便利です。

バンショップミカミはハイゼットやキャリーなどのベース車を使い「テントむし」というキャンピングカーを発売しています。形や色もかわいく、ポップアップルーフがついているものもあります。ソロキャンプや一人旅を楽しみたい女性にもぴったりのキャブコンキャンピングカーが探せます。

AtoZではキャンピングカーの最新情報をYouTubeで紹介したり、キャンピングカーのレンタルなどを行っています。また、AtoZでしか手に入らないパーツもあるので必見です。気になる方は、AtoZの公式サイトを検索してみてください。

キャブコンキャンピングカーの最新情報を知りたい方は、ジャパンキャンピングカーショーを調べれば分かります。さまざまな新型キャンピングカーの情報が掲載されており、キャンピングカー好きにはたまりません。気になる方はチェックしてみてください。

「予算が限られている」「新車にこだわらない」という方には中古キャブコンキャンピングカーをおすすめします。求める条件によっては、新車で購入するよりもいいものが見つかる場合もあります。

新車価格ではつけられないオプションが予算内で購入できるのが、中古キャブコンキャンピングカーの最大のメリットです。また、さまざまなベース車のものが売られているので、新車を購入するよりもワンランク上のベース車を選ぶことができます。

また、納車も早く生産終了のベース車のキャブコンキャンピングカーが手に入ることも。新車にこだわらないのであれば、中古車も検討しましょう。

中古キャンピングカーを買う場合は、個人間での売買はおすすめしません。中古販売店であればアフターフォローも用意されているので安心です。まずは保証期間やどこまでアフターサービスをしてくれるのか確認しましょう。

また、中古車は劣化が早いので修理費やメンテナンス費用が高くなることがあります。予算によっては中古のキャンピングカーの方がトータルでコストがかかることも。そのため、設備の開閉はスムーズか、テーブルにぐらつきがないかなど、運転の面だけでなく居住スペースの確認も必ず行ってください。

キャブコンキャンピングカーなら、アウトドアや旅先でゆっくりとした時間を楽しめます。車内も広いため、まるで家の中にいるような快適さが魅力です。設備も充実しており、不便さを感じることなく思いっきり車の旅を楽しめます。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのキャブコンキャンピングカーを見つけてください。