ハンドルスピンナーおすすめ11選｜違法？取り付け位置も解説

ハンドル操作のサポートに役立つハンドルスピンナー。片手でハンドルを回せるため、両手での運転が困難な方や、腕に障がいがある方の補助具として活用されてきました。またハンドル操作の負担を減らせるので大型トラックの運転手にも重宝されています。

商品もシンプルなものからおしゃれなものまであり、デザイン性・使いやすさを備えたものを選ぶのがおすすめ。ただし適切に装着しないと危ないほか、車検の際に違反とみなされる場合もあり、正しい知識が必要です。

以上を踏まえ、本記事ではハンドルスピンナーのメリットとデメリット・選び方のほか、ダイソーでは買えないおすすめ商品11選をご紹介します。正しい取り付け位置・装着時の注意点についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

別名「旋回ノブ」とも呼ばれるハンドルスピンナーは、ハンドル操作を補助するアイテムです。ドアノブのような形状で、片手で楽にハンドル操作が行えます。取り回しがいいので車庫入れやUターン時にも役立ちます。

また、トラックやダンプカーなど大型車を運転する際、ハンドルスピンナーを使うとハンドル操作の負担を減らせるので便利です。

ハンドルスピンナーの導入に伴う主なデメリットは以下のとおりです。

1. かえって運転しにくくなる場合がある
2. 取り付け方・使い方によっては違反とみなされる

1.について補足すると、ウインカーのような操作系統に干渉する位置に取り付けるのはNG。また、ハンドルスピンナーで片手運転すると違反とみなされる場合があります。2.は個人の嗜好・商品の特性によって左右される要素が大きいです。

ハンドルスピンナーの取り付け位置は利き手によって異なります。右利きの場合はハンドルの右側、左利きの場合は左側に取り付けるのがおすすめです。ただし明確なルールは存在しないため、法に抵触しない範囲であればある程度自由に取り付けて構いません。

ハンドル操作に役立つハンドルスピンナーは、取り付け時に注意が必要です。誤った方法や場所に取り付けてしまうと車検に通りません。わからないまま車検に出してしまうと、道路運送車両法の不正改造となり罰金や懲役などの厳しい処罰を受ける場合もあります。

正しい取り付け位置としてウィンカー操作やエアバッグ動作の妨げにならない位置に取り付けると、違法にはならないといわれています。不安な方は販売店や製造工場に確認を取って装着してもらうのが安心です。

販売店や製造工場に装着してもらうのが最も安心ですが、自分で行う際は取扱説明書をよく読んで取り付けてください。ウィンカー操作やエアバッグ動作の妨げにならないかなど、運転の邪魔にならない位置を選ぶ必要があります。

誤った位置に装着したままだと、衝突時にハンドルスピンナーが体にぶつかり、怪我を負う可能性があります。また、ぐらつくと大変危ないのでしっかり取り付けてください。

ハンドルスピンナーを購入する前に、必ず取り付けるハンドルのサイズを確認してください。軽自動車や大型車など、車種によってハンドルのサイズはさまざまです。もし、サイズと合わないものを選ぶと取り付けられない可能性があります。

また、運転中にハンドルスピンナーがずれて、事故に繋がるかもしれません。たいていの場合はゴムパッキンやねじが付属しており、取り付け幅を調整できます。ただし、事前にサイズをきちんと調べておくと安心です。

グリップの位置が外側だと、内側に比べて少ない力でハンドル操作ができます。ただし、服に引っかかったり、ウィンカー操作の邪魔になったりするので注意してください。内側だと服に引っかかりにくいですが、ハンドル操作に力が必要です。

また、内側の場合、位置や車種によってはエアバッグが開かない、もしくは開いた時にハンドルスピンナーが飛んで怪我をする危険があります。そのため、販売店や整備工場に取り付ける位置を確認してください。

ハンドルの真上に取り付けた場合、力の入れ具合は外側と内側の中間くらいです。服に引っかかったり、ウィンカーに当たったりしないので比較的安全性は高いといえます。また、真上に取り付けるハンドルスピンナーのほとんどはグリップが平らです。握って操作せず、手のひらで押し付けるようにハンドルを回すため、慣れるまで時間がかかります。

楕円形型はあまり高さがないため、軽自動車や普通車のハンドルに最適です。服や手が引っかかりにくい形状なので、比較的安全性が高いといえます。また、シンプルなデザインも多く販売されており、派手な見た目が苦手な方は楕円形型をおすすめします。

丸型やダイヤ型はある程度高さがあるため、楕円形型だとグリップが握りにくい方やハンドルが水平に近い大型車におすすめです。また、カラーバリエーションが豊富なところも魅力です。ただし、服や腕に引っかかりやすいので運転する際は注意してください。

車内の雰囲気を変えたい方は、きれいな花型やかっこいいドクロ型がおすすめです。おしゃれなデザインが多く、アクセントになります。ただし、握りにくい場合があるため、デザインだけでなく使いやすさも重視して選んでください。

夜間に運転する機会が多い方は、視認しやすい明るい色のハンドルスピンナーが最適です。黒や灰色だと暗闇に溶け込むため分かりにくく、見失うかもしれません。安全にハンドル操作ができるよう、カラーにも注目してください。また、素材は手にしっかりフィットし、滑りにくいシリコン製がおすすめです。

ハンドルスピンナーを購入する際は、ベアリングが内蔵されているかを確認してください。ベアリングが内蔵されていると、ハンドル回転時に生じる摩擦を軽減します。そのため、少ない力でハンドル操作が可能です。

また、劣化しにくいので長持ちするところもメリットです。価格もベアリングを内蔵していない商品とさほど変わりません。お気に入りのハンドルスピンナーを長く使いたい方は、ベアリング付きの商品を選んでください。

ハンドルスピンナーを使えばハンドル操作を快適にできますが、取り付ける際は違反にならないよう注意が必要です。また、購入する際はデザインだけでなく、使いやすさも重視して選んでください。本記事を参考に、自分に合うハンドルスピンナーを見つけましょう。