シルバーポリッシュのおすすめ12選｜ティファニーやホームセンターにはある？液体も

シルバーポリッシュはシルバークリーナーとも呼ばれ、銀製品のお手入れに必要不可欠なアイテムです。空気に触れると黒く変色する銀製品は、日々のお手入れが欠かせません。シルバーポリッシュを使えば、簡単に新品のような輝きをキープできます。

しかし、シルバーポリッシュとひと口でいっても、液体タイプやポリッシングクロスタイプなど種類はさまざまです。使用方法も異なるため、どれを使えばいいかわからない方も多いです。さらに「どこで売ってるの？」「安い値段で買えるの？」など疑問の声もあります。

そこで今回は、シルバーポリッシュの種類や使い方、おすすめ製品10選などを紹介します。また、楽器やアクセサリーなどアイテム別の選び方の解説、販売店舗や安い値段で買えるかも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

シルバーポリッシュは、銀製品の汚れを落とし磨き上げる専用のクリーナーです。銀は硫化すると黒ずみ、表面に細かい傷がつくと輝きが損なわれます。黒ずみを除去する成分と研磨剤が含まれているシルバーポリッシュを使えば、銀製品を簡単に手入れできます。

シルバーポリッシュは、布やコットンなどに含ませて使用します。表面を優しくなでるように汚れを落とし、水洗いしてから乾いた布で拭き取ります。強くこすると風合いが変化する場合があるので、様子を見ながら丁寧に研磨するのがポイントです。

クリーナー成分が含まれたクロスタイプや、液に浸して使用するタイプも販売されているので、アイテムによって使い分けるのがおすすめです。

一般的なシルバーポリッシュには研磨剤が含まれており、ストーンが装飾された製品には使用できません。クリーナー成分がストーンに付着すると細かな傷ができて輝きが失われ、変色・劣化の原因になる場合があります。ストーン付きの銀製品を磨くときは使用可能かを必ず確認し、クリーナーがつかないように配慮するのがおすすめです。

シルバーポリッシュは、ティファニーなどシルバーアクセサリー販売店や楽器専門店・インターネット・ホームセンター・無印良品などで購入できます。独自のシルバーポリッシュを取り扱うブランドもあるので、製品に合わせて選ぶのがおすすめです。

現在ティファニーのオンラインショップでは取り扱いがないなど、ブランドでは実店舗のみでの販売も多いです。そこで今回は、Amazonを中心にオンラインで気軽に購入できるアイテムを紹介します。

多種多様な銀製品の形状に合わせ、シルバーポリッシュにはさまざまなタイプが販売されています。タイプごとに使い方や得意な形状が異なるので、アイテムの特性に合わせて使い分けるのがおすすめです。ここでは、シルバーポリッシュの種類や研磨剤について解説します。

クリーナー成分が含まれた「クロス」タイプは、小物を磨くのに便利なシルバーポリッシュです。液を含ませる手間がかからず、手も汚れにくいので持ち運び用にも向いています。また、ほかのタイプと比べて安く購入できるので、気軽に使いたい方におすすめです。ただし、研磨成分が含まれているため金・プラチナ・宝石には使用できないので注意が必要です。

布やコットンなどに含ませて使用する「クリーム」タイプは、昔からあるタイプのオーソドックスなシルバーポリッシュです。アイテムに合わせて調整しやすく、小物から大きなアイテムまで用途に合わせて使用できます。綿棒に含ませれば細かい部分も磨きやすくなるので、金やストーンなどが装飾された銀製品にもおすすめです。

アイテムを漬け置きする「液体」タイプは、アクセサリーや小物の手入れに便利なクリーナーです。細かな部分の黒ずみもしっかり落とせるので、凹凸の多いアクセサリーやチェーンなどにもおすすめです。ただし、アイテム全体を液に浸すため、銀以外の装飾があると使用できません。また、液に浸しすぎると劣化の原因になるので注意が必要です。

アイテムに直接かけて使える「スプレー」タイプは、広い範囲を磨くのに便利なシルバーポリッシュです。製品に合わせて使用量を調整できるので、食器やカトラリーなど大量のアイテムを一気に磨きたいときにもおすすめです。また、布に含ませて使用できるので、小物にも対応できます。

シルバーポリッシュを選ぶときは、アイテムに合わせて研磨剤の比率のチェックが必要です。研磨力は製品によって異なり、研磨力が強いポリッシュを使うとアイテムをきれいに磨けます。一方で、いぶし銀加工や銀メッキ加工のアイテムにはおすすめできません。アイテムのよさが損なわれたり、劣化の原因になったりするので注意が必要です。

チェーンタイプのアクセサリーには、液体タイプかクリームタイプのシルバーポリッシュがおすすめです。液体タイプなら、つけておくだけで簡単に黒ずみを除去できます。また、クリームタイプは、量を調整して対応できます。表面を磨くならクロスタイプもおすすめですが、細部まで手入れしにくく、磨き残しができやすいのが難点です。

石付きのアクセサリーには、クロスタイプかクリームタイプのシルバーポリッシュがおすすめです。石とシルバーポリッシュの相性によっては、変色や劣化の原因になるケースがあります。

クロスタイプ・クリームタイプなら、部分ごとに使い分けしやすいので、比較的安心して使用可能です。また、一部の石付きアクセサリーに対応したシルバーポリッシュも販売されています。

シルバー製品には、いぶし銀やマット加工、メッキ加工など独特の風合いを持つアイテムも少なくありません。特殊加工された銀製品に通常と同じようにシルバーポリッシュを使うと、よさが損なわれたり劣化の原因になったりします。

手入れには専用のクリーナーか、磨き加減を調節しやすいクロスタイプを使用するのがおすすめです。

トランペットやトロンボーンなどの金管楽器には、銀メッキを施しているものがあります。メッキの層は薄いので、通常のシルバーポリッシュを使用すると剝がれやすくなるので注意が必要です。

また、木管楽器のクラリネットやフルートにも銀が使用されています。それぞれの楽器のお手入れ方法に合わせて、専用のシルバーポリッシュを使用するのがおすすめです。

重曹でもシルバー磨きができます。使用するものは、重曹・アルミホイル・金属製でない耐熱容器・熱湯です。アルミホイルを耐熱容器に敷き、その上にシルバーアクセサリーを置きます。そこに重曹と熱湯を1対3の割合で入れます。

熱湯が冷めてからシルバーアクセサリーを取り出し、流水洗いをしてから柔らかい布で水分をふき取りましょう。これでシルバー磨き完了です。

100均には、アクセサリー磨きのフロスタイプが販売されています。コスパを重視する方はチェックしましょう。手のひらサイズと小さめですが、アクセサリーなら十分対応できる大きさです。汚れはしっかり落ちますが、強く擦りすぎると傷がつく可能性があるため気をつけましょう。

シルバー製品が黒ずむ原因は、空気に触れるだけではありません。皮脂や化粧品の汚れなど、油汚れもシルバーがくすむ原因になります。シルバー製品を使用した後は、すぐに汚れを拭き取るのがおすすめです。肌に直接触れるアクセサリーは黒ずみやすいので、輝きをキープするにはマメなお手入れが必要です。

通常のシルバーポリッシュには、研磨剤が含まれています。磨けば磨くほど表面が削られていくので、製品によっては磨きすぎに注意が必要です。特にいぶし銀やマットなどの加工が施されたアイテムは、磨きすぎによって独特の風合いが損なわれる場合があるので注意が必要です。

アイテムに合わせてマット加工専用のクリーナーやいぶし液を併用するのがおすすめです。

普段使用していない銀製品でも、酸素に触れると徐々に硫化して黒ずみます。長期間保管する場合は、密閉容器に入れると変色のスピードが緩やかになります。シルバー製品専用の密閉袋はインターネットでも購入可能です。

たくさんのアイテムを管理したり、普段使いしないアイテムを保管したりするのにおすすめです。

シルバーポリッシュを使えば、銀製品の輝きを簡単にキープできます。クロスタイプや液体タイプなど、さまざまな種類が販売されていますので、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。日々のお手入れにぜひ活用してください。