敷石のおすすめ12選｜カインズなどのホームセンターで安い庭に置くだけの敷石も

敷石・飛び石は玄関までの通路や庭のアクセントとして使用するだけで、雰囲気がガラリと変わります。敷石にはタイル・乱形石・踏み石・ステップストーンなどさまざまな種類があるので、選ぶ商品によってイメージも変わりおしゃれなデザインも簡単に演出可能です。そのため、DIYをしようと多くの方が購入を検討します。

しかしコンクリート平板やピンコロ石など種類が多く悩みます。さらに、安いものがいいとカインズやなどのホームセンターを巡り出すとキリがありません。置くだけの製品もあり、はじめてDIYをする場合は結局どれを選ぶべきか頭を抱えてしまいます。

そこで今回は、そんな魅力的な敷石のおすすめ商品や材質の違いなどを紹介します。記事の最後では、敷き方や購入場所なども紹介しているのでぜひ、参考にしてください。

庭に置くだけでおしゃれな演出ができる敷石は防草対策としても使えるのがメリットですが、他にも多くの利点があるので下記に簡単に紹介します。

• 面倒な草抜きが減る
• 水が溜まり泥状になるのを防ぐ
• 材質によっては、タイヤのついている自転車や買い物カートも出入りしやすい
• 庭の印象を変え、好みの雰囲気にできる

砂利や植物と併用すると、更に自分好みの庭に変身させられるのも魅力です。設置方法は簡単なので休日を利用して、少しずつ庭の変化を楽しむのもおすすめです。

庭をナチュラルなイメージに仕上げるなら天然石を使用してください。天然石で有名なのは御影石です。和風テイストな庭にしたいのなら、御影石のような天然石を使用するのがおすすめです。砂利と併用すると更に和風なイメージに仕上がります。

さらに庭を自然な雰囲気に演出したいなら、乱形石が適しています。乱形石は天然石を割ったままの形で加工しているので、形や色味にばらつきがあるのが特徴です。ただし、モルタルを流す必要があるため、DIY中級者以上におすすめします。

洋風な庭にしたいのなら涼やかな石灰岩を使用するのも適しています。天然石は丈夫ですが、DIY難易度はやや高めとなっています。

汚れが落ちやすいので手入れが楽な磁器タイルは、さまざまな種類があるので個性的な庭造りができます。磁器タイルはウッドデッキよりも耐久性が高いため、最近ではリビングから通じるテラスによく使用されている材質です。

他の敷石よりも形や色が豊富なため、現在人気があります。個性的でスタイリッシュな仕上がりになります。

素焼き素材は吸収性が高くすべりにくいのが特徴で、レンガやテラコッタで作られています。土と相性がよく素朴な庭に仕上げたいならおすすめの素材です。素焼きの敷石はさまざま形やサイズがあります。さまざまな大きさを組み合わせて上手に使うと個性的な庭に仕上がります。

プラスチック樹脂にガラス繊維を混ぜて作られているFRP素材のものは、連結できるものが多いのが特徴です。庭にFRP素材のものを使うよりも、テラスやベランダに使用されている場合がほとんどです。

サンデッキのあるご家庭ならFRP素材の連結タイプをおすすめします。おしゃれ感を出しつつも、水切れも早く表面を乾燥させるので滑り止め防止にもなります。

コンクリート平板とは、コンクリートでできた床材を指します。白やグレーが一般的なカラーですが、赤・茶色・青色など、カラー展開が豊富で庭に合わせて選びやすくなっています。シンプルで冷たい印象を与えるので、落ち着いた雰囲気に仕上げたい方におすすめです。

一番スタンダードな四角形の敷石は、玄関前や、庭の通路として使えます。また四角形のものは並べやすいので、敷石を初めて使う人は四角形のものがイメージしやすくなります。

同じ四角形でもサイズや材質により、見た目や雰囲気が違ってくるので扱いやすい形です。初めて敷石を使用する場合は、玄関に続く通路から作り始めるとスムーズに進みます。

立方体の敷石は「ピンコロ」とも呼ばれています。サイコロ状なので、通路としてよりもお庭のアクセントに使用するのがおすすめです。ピンコロは平面でなく立体的なので、形状をいかした使い方が適しています。

ピンコロの敷石で小路を作るのもおしゃれです。ピンコロの敷石はつまずきやすいので、踏み石には適していません。

パズル型は置き方によって、個性を出せる敷石です。ちょっとした工夫しだいで、おしゃれな演出ができます。ハート型の敷石もあるので、パズル型の敷石の中にさりげなく入れておくと、訪問してきた人も楽しめます。

パズル型は詰めて敷いたり、少し離して敷いたりするのも可能です。セメントで固める前に置く位置を決るのがおすすめです。

四角形と同様に円型はサイズによって、庭の雰囲気を変えてくれます。さまざまなサイズを使い、踏み石やアクセントとして使用すると素敵な庭になります。大きなものなら玄関までの小路として使うのもおすすめです。

丸型の敷石はやさしい雰囲気を持っているのでレトロな庭造りには最適です。また和風な庭にもマッチし、どんな庭にも使いやすくなっています。

乱型の敷石も使い方しだいで、個性的な庭に仕上がります。乱型の連結タイプも販売されているので、サンルームにもおすすめです。乱型の敷石は土が柔らかい場合は、セメントを使わずそのまま土に埋め込んでしまうのも一つの手段です。特に和風なお庭には、セメントを使わない方法で敷石を使うと、おもむきのある庭に仕上がります。

ジョイントタイプは、ナイロン製で連結するためのパーツがついた敷石です。自由にカットができるので、敷きたい場所の形状に合わせてデザインを決められます。敷き詰めるのに大きな手間がかからないため、広範囲に敷きたい場合にもおすすめです。

ステップストーンは飛び石に最適です。丸形・楕円形・ハート形・クローバー型など形もさまざまあるので、個性が感じられるのも魅力です。庭のデザインのアクセントになりますので、ぜひ挑戦してみてください。

機械加工の敷石は初心者でも扱いやすいのが特徴です。機械で切断された敷石はまっすぐな切断面になるので、敷石の配置がとても簡単で、きれいに仕上がります。

敷石を初めて使う場合は、機械加工のものをおすすめします。材質と加工により庭の雰囲気が変わるので、大切なポイントです。

ノミキリ加工は人の手によって加工されたものなので、ひとつひとつ形が異なるのが特徴です。庭に使用するため、人間らしい温かみを感じさせてくれます。好みの形に出会える確率も高くなります。

しかし単価が高く形も特徴的なので、何個も使う場合は仮置きがとても大切です。ノミキリ加工の敷石は1つ使うだけでも、十分に庭のアクセントとして個性を出してくれます。

ジェットバーナーで加工した敷石は、表面の滑りを小さくしてくれます。そのため雨が降った際にも、あまり滑りません。ジェットバーナーで短時間で焼くので、同じ材質でも色合いが違ったものに仕上がる場合もあります。

個性的な庭を作りたいなら、同じ材質でも色合いの違うジェットバーナー加工の敷石もおすすめです。

ナチュラル志向の方は、割肌加工がおすすめです。割肌加工は石に衝撃を加えて割って仕上げたもの。割れた状態のままなので、自然な形・表面になっているのが特徴です。商品によって印象が異なるので、ぜひいろいろな種類を見比べてお気に入りを探してみてください。

敷石を購入するならコーナンやカインズなどのホームセンターがおすすめです。ホームセンターによって扱っている敷石が違うので、時間がある際はホームセンター巡りをするのもおすすめです。またホームセンターで敷石を見てネット購入する方法もあります。

敷石は材質や加工、サイズによって、価格に違いがあります。一番よく使われる平面の敷石の平均的な価格は、価格は2,000円～4,000円程度です。安いものだと立方体型（ピンコロ）で1つ200円前後、高級なものだと平面タイプの敷石で何万円もするもあります。

まずは敷石を敷く場所のレイアウトを決めてください。材質やサイズはどのようなものがいいのかを決めてから敷石を購入します。最近ではネット検索で実際に敷石を敷いた庭を見られるので、イメージしやすいと思います。

必要な物

• 敷石
• 砂
• コテ
• 軍手
• スコップまたはシャベル
• ゴムハンマー
• ジョウロ（ホースを使う場合はシャワーにしておください）

初めて敷石を使用する人は、最低限の必要枚数を購入するのがおすすめです。購入した後は設置場所に仮置きをしてレイアウトを決定します。携帯で写真を撮っておくと、後の作業が楽に行えます。セメントを使って設置する場合は、セメントセットも購入してください。

下地作りは大切なポイントです。設置したい場所に草が生えてる場合は草抜きを行ってください。

1. 敷石のサイズや、厚みを測る。
2. スコップやシャベルで土を掘る（深さは敷石の厚み+2~3mm）
3. 下地固めを行う
4. コテで掘った所を平面にする
5. 2～3ｍｍの砂を敷き、コテで同じ厚みになるように調整する

下地固め専用の道具もあります。しかしそれほど使用しないのであれば購入せずに、足である程度踏み固めてください。また砂を敷いた後に水平器を使用するのもおすすめです。水平器は100均で購入できます。

設置と仕上げの手順

1. 地面がある程度、水平になったら敷石を設置
2. 敷石の乗り、ぐらつきがないかチェックする（ぐらつきを感じた場合：その箇所に砂を足したり、盛り上がった砂を取り除く）
3. ゴムハンマーで敷石を軽く叩き、地面となじませる
4. 敷石と地面の隙間に、砂を入れて完全に固定する（砂利と併用する時は、ここで砂利を使う）
5. 水を撒いて、固める

大きな敷石を扱うなら、一人作業は危険です。しかし一人でも簡単に持てる敷石なら、一人で作業を行えます。無理のない範囲で作業をしてください。

敷石は落とすと割れてしまうので、扱いに注意してください。敷石はサイズによって必要枚数が違うので、購入直前に変更する場合は必ず必要枚数を計算し直してください。敷石を敷く場合は下地作りが何よりも大切です。ここで丁寧な作業を行うと失敗することはありません。

また敷石が地面よりも高く設置されていると、つまずく原因になります。必ず地面と同じ高さに仕上げてください。今回は地面に直接敷く方法を紹介しましたが、場所によってはセメントを使用する方法もあります。基本的には地固めまでは同じです。

敷石1枚で庭の雰囲気ががらりと変わります。初心者でも簡単に設置することができるでしょう。基本的な敷石の設置方法がわかったら、セメントを使って敷石を敷くのもおすすめです。敷石には工夫やアイデアを取り入れることができるのが魅力です。