へら竿おすすめランキング8選｜高級品から手に入りやすい安いものも

今では色々な竿が販売されていますが、竿によって釣りやすい魚に違いがあります。そのため、釣竿を買うなら、釣りたい魚に合わせて選ぶことが重要になります。

魚の中でもへらぶなをメインで釣りたい方には、へら竿がおすすめです。へらぶなを寄せたりアワセの際に釣り糸への負担を軽減できます。へらぶな釣りがしたい・よくへらぶなを釣りに行くという方には特に重宝するアイテムです。

今回は、失敗しないへら竿の種類や選び方、有名メーカーを解説します。おすすめへら竿8選も紹介するので、参考にして自分にピッタリの商品を見つけてみてください。

へら竿とは、へらぶな釣りに適した竿のことです。針に掛かったときにへらぶなを寄せたり、釣り糸に掛かる負担を抑える役割を持っています。そのため、へらぶなを狙う際には用意しておきたい竿です。

そんなへら竿はさまざまなメーカーから販売されています。価格も安いものから高いものまでさまざまです。その中から自分に合ったへら竿を選ぶことができれば、釣果の向上に繋がります。へら竿を探している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

色々なへら竿が販売されているので選択肢が多いですが、その中からどのへら竿にすればいいのか分からないという方もいるでしょう。そこでここからは、失敗しないへら竿の選び方を解説します。

へら竿に用いられる素材は、主にカーボンと竹の2種類です。素材によって扱いやすさが変わるので、それぞれの素材の特徴をしっかりチェックしましょう。ここでは、カーボン竿と竹竿について解説します。

カーボン竿は、竹竿よりもメジャーな竿として知られています。軽いカーボンを採用しているので、竿自体も軽いのが特徴です。そのため、長時間の釣りでも手に掛かる負担が抑えられます。また、魚が針に掛かったときの感度が良いため、とっさに対応できるのもポイントです。

実際に釣り上げるときの感触も伝わるので、爽快な釣りを楽しめます。カーボン竿は初心者におすすめです。

竹竿は、古い時代からへらぶな釣りに使われていた竿です。カーボン竿と比べてやや重いため、長時間の釣りにはあまり向きません。また、定期的なメンテナンスが必要なことから、ある程度釣りに慣れた中級者以上におすすめです。

最初はカーボン竿を使い、慣れてきたら竹竿を使うのがいいでしょう。ちなみに、竹竿は高級モデルが多いので、本格的にへらぶな釣りをしたい方に向いています。

釣りにおける調子とは、竿の曲がり方を示す言葉です。へら竿には、先調子と胴調子の2種類の調子があります。それぞれ扱いやすさや狙える魚などに違いがあるので、自分に合った調子のへら竿を選ぶことが大切です。

先調子のへら竿は、竿の先が曲がりやすいのが特徴です。そのため、竿先の力で遠くまで仕掛けを飛ばすことができます。狙った場所に仕掛けを飛ばしやすいこともあり、初心者におすすめです。

また、深いところに潜っているへらぶなを釣る際は、胴調子よりも先調子の方が有利な場合があります。色々な場面で先調子は必要なため、ベテランで先調子を使っている方も多いです。

胴調子は、へら竿の中心から曲がる竿のことです。竿の曲がる面積が大きいので、大物が食らいついたときも竿の弾力を使って釣り上げることができます。そのため、大物のへらぶなを狙いたい方におすすめです。

しかし、先調子よりも遠くに飛ばしづらいので、初心者には向きません。先調子で振りこみ方を覚えてから胴調子を使うのがベストです。

へら竿は、商品によって色々な長さがあります。初心者の内は、短めの7～9尺のへら竿を使うのがおすすめです。短いほど振りこみやすく、狙った位置に仕掛けを飛ばせます。短い竿に慣れてきたら、13尺程度の長いへら竿を使ってみましょう。

竿が長いほど深いところに仕掛けを動かすことができます。その分、広い範囲のへらぶなを狙うことが可能です。使い分けるなら、水面が浅いところは短い尺・深いところは長い尺を使うのがおすすめです。

振出のへら竿は、パーツをつなぎ合わせて1本の竿にするのが特徴です。コンパクトで持ち運びしやすく、野釣りに適しています。また、竿が柔らかいものが多いので、仕掛けを飛ばしやすいのもメリットです。

お手頃価格の竿が多いことから、初心者でとりあえず竿が欲しい方にもおすすめします。しかし、ガイドが付いている振出竿は、しまう際にガイドの破損を引き起こすことがあります。ライントラブルが起きることもあるので、丁寧に扱いましょう。

どのへら竿を買うのかが決まらない方は、信頼できる人気メーカーのへら竿を選ぶのがおすすめです。ここでは、シマノとダイワが販売しているへら竿について解説します。

シマノが販売しているへら竿は、軽量なのが特徴です。そのため、長時間釣りをしても疲れません。また、高精度なテーパーを採用することで、スムーズなパワー伝達を実現しています。曲線が美しいので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

また、短い4尺から長い10尺まで、幅広い長さのへら竿を取りそろえています。短い竿と長い竿をそれぞれ選び、水面の深さに応じて使い分けるのもベストです。

ダイワのへら竿は、柔らかい先調子を採用しているのが特徴です。魚を釣る感覚がしっかり伝わることから、気持ちいい釣り心地を楽しめます。また、他のへら竿に比べてお手頃価格です。

それでいて見た目に高級感があるので、愛着を持ちやすいでしょう。これらのことから、安くて魚の引きを楽しめるへら竿を探している方におすすめです。

へら竿だけでは釣りはできません。竿以外に、道糸・ウキ止め・オモリなどを用意する必要があります。しかし、それらの道具を全て用意するとなると、出費が大きくなる場合があります。必要以上に出費が大きくなった、という事態は避けたいです。

その場合、釣り道具を中古で集めることがおすすめです。釣り道具を1つずつ新品で集めると100,000円を超えることがありますが、中古なら釣り一式セットで15,000円程度で買える場合があります。最初は中古の道具を試し、こだわりたくなったら新品を買うのがベストです。

自分好みの調子・素材のへら竿を選べば、へらぶな釣果の向上が期待できます。初心者のうちは、先調子でカーボンのへら竿がおすすめです。また、記事内で紹介したへら竿もおすすめなので、興味がある方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。