【最強】スノーダンプおすすめ7選｜特大や深型はある？【ホーマックもチェック】

毎年積雪の多い雪国ではスノーダンプは、雪かきの必須アイテムです。雪が積もらないような地域でも、予想外の積雪で急に除雪道具が必要になってしまった経験がある方もいますよね。そんな方にも、効率的に除雪ができるスノーダンプがおすすめです。

しかし、スノーダンプは大きくて重くて使うのもしまうのも一苦労と感じていませんか？近年は、女性にも使いやすい小型で扱いやすいタイプ「ママさんダンプ」や折りたたみタイプのスノーダンプも登場しています。ホーマックやコメリ・ムサシなどのさまざまなホームセンターで取り扱いがあるため、気軽に購入可能です。

この記事ではスノーダンプの選び方や、吉鉄ブランドなどおすすめのスノーダンプ12選を紹介します。ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりのスノーダンプを見つけてください。

スノーダンプは除雪用具の1つです。持ち手となる柄の先に、雪を乗せて運ぶための皿がとりつけられています。皿の先端を雪にさして、てこの原理で雪を皿に乗せて運びます。雪ベラやスノープッシャーなどのアイテムよりも一度に大量の雪を運ぶことができます。また、スノーダンプは身体全体を使って雪を運ぶので、誰でも扱いやすいメリットもあります。

スノーダンプの皿の素材がプラスチック製の製品は「プラダン」「ママさんダンプ」と呼ばれています。皿の滑りがいいので女性をはじめ、体力に自信がない方にも扱いやすい素材です。

プラスチック製のスノーダンプは積雪量の少ない地域だけでなく、多い地域の一般家庭でも選ばれることが多いタイプです。地面に接する皿が滑りやすいので雪捨て場まで雪を持ち運びやすいのがメリットです。比較的軽量でコンパクトな製品も多く、収納にも便利です。

また、滑りがいいので水分の多い湿った雪が皿にこびりつきにくいのも魅力です。プラスチック製でも大型の製品もあります。降り積もったばかりの雪を大量に運ぶのに効率的で、こまめに除雪する方にもおすすめできます。

プラスチック製は降り積もったばかりの柔らかい雪質に対しては使いやすいですが、固さがある雪や密度の高い雪に対しては、プラスチックがひび割れする可能性が高いです。割れた部分を番線で補修する方法もありますが、寿命が効果的に伸びるわけではありません。

家の回りや駐車場など日常的に除雪が必要な場所の雪を片づける場合に、プラスチック製が効果を発揮します。普段手をつけない場所は雪が固くなっている可能性が高いので注意しましょう。

鉄・ステンレスは積雪量の多い地域・体力に自信にある方におすすめの素材です。一度で除雪しきれない場所は、日によって残った雪の雪質が変わります。そのため、このような場所ではどんな雪質にも対応できる鉄・ステンレス製のスノーダンプが推奨されます。

鉄・ステンレス製は豪雪地帯で業務用として選ばれることが多いです。密度の高い雪にも深く突き刺して、一度に大量の雪を運ぶことが可能。皿を深く突き刺すために足で蹴って押し込むことがありますが、丈夫な素材なのである程度強く蹴ることもできます。

ほぼ氷と化した状態(アイスバーン)以外はどんな雪質にも対応できます。固めの雪に使うと歪むこともありますが、歪みを直したり補強しやすいのも鉄・ステンレス素材のメリットです。

鉄・ステンレス素材のスノーダンプは比較的重さがあり大型のものが多いです。そのため、体力に自信がない場合、効果的に使用できないこともあります。持ち運ぶだけで疲れてしまいそうならプラスチック製を選んだ方が効率良く作業できます。

また、湿った雪は皿にこびりつきやすく、使い方にコツを要することもあります。デメリットもありますが、耐久性が高いので長期的に使い続けられる素材です。

豪雪地域だと丈夫な鉄製やステンレス製が心強いですが、それ以外の地域であれば軽くて使いやすいアルミやポリカーボネート製もおすすめです。

アルミ製は種類が少ないものの、耐久性がありつつも鉄より軽いのが特徴です。女性や力があまりない方などでも使いやすいので、重たいものを持つのが苦手な方でも使えます。

ポリカーボネート製はプラスチックの一種なので軽いですが、通常のプラスチックより強度が高いうえに耐久性にも優れています。紫外線や温度変化にも強いため保管もしやすいです。傷が付きやすいので、水分が多い雪が積もる地域ではおすすめできません。

スノーダンプの形状には主に「深型」「船底型」「平型」の3種類があります。用途や使う方の力具合によって形状を選ぶのが大切です。

深型は、一度にたくさん雪を運びたい方に向いています。一度にたくさん雪を入れると重くなってしまうため、男性など力のある方におすすめです。

船底型は、底が船のように湾曲してるため地面との接地面が少ないのが特徴です。雪を乗せて別の場所へ移動させる機会が多い場合に重宝します。平型よりも一度に多くの雪を運べるため、運ぶときの重量は少々増えてしまいます。

平型は、スタンダードなタイプのスノーダンプです。底が平らになっていて小さめなので、屋根の上の雪下ろしや少し雪を退かしたい場合に向いています。小さいので、女性でも扱いやすいです。

積雪量の多い雪国では、家族の体格に合わせてそれぞれにスノーダンプを用意している家庭も少なくありません。初めてスノーダンプを購入する場合は、体力に自信があるなら大きな皿のものを選ぶと効率良く除雪できます。

しかし、皿が大きいとスノーダンプ本体も重くなります。そのため、体力に自信がない場合は小さい皿の方が使いやすく、結果的に効率良く作業できることもあります。除雪すべき場所が広くない場合は、皿が小さい方が小回りが利き、収納しやすいメリットもあります。除雪効率や収納スペースを考慮して判断しましょう。

スノーダンプは皿から持ち手までの長さは110～140cmの製品が多いです。柄の長さは、身長に合わせて選びましょう。身長に対して柄が長いと使いづらく、柄が短いと身をかがめるような姿勢になって腰・背中などを傷める可能性があります。

また、皿と持ち手の角度が製品によって異なる場合もあります。長さが適切でも皿の角度が浅過ぎる場合、体に負担のかかる姿勢になりやすいので注意しましょう。

スノーダンプには、雪を乗せて運ぶためスノーダンプ自身の重さも確認しましょう。重いものを持つのが苦手な方は、軽量のものを選ばないと雪を運ぶのが難しくなります。

3～4kgのスノーダンプであれば、軽量の部類に入るのであまり力のない方でも扱いやすいです。軽いスノーダンプを選ぶとすると、アルミやプラスチック製のものになるため水分を多く含む硬い雪とは相性が悪いので注意してください。

雪が降る機会の多い地域では、その分スノーダンプを利用する回数が多くなります。すぐに壊れてしまわないように、使う頻度によっては耐久性もよくチェックして購入しましょう。

スノーダンプは、ステップに足をかけて雪の中に入れ込みかき集めます。そのため足をかけるすテップ部分は負担がかかるので、補強板などでしっかり補強されている製品を選びましょう。

硬い雪に使う場合は、すくい上げるときにどうしても負荷がかかってしまいます。先端部分も補強されている製品を選ぶと安心して使えておすすめです。

水分を多く含んだ重い雪や踏み固められたような硬い雪を除雪する場合は、耐久性に優れた金属製を使うのがおすすめです。ただし、鉄製は水分や融雪剤（塩化カルシウム）によってサビやすいのがデメリットです。少々お値段は貼りますが、強度が高くサビにくいものが欲しい場合はステンレス製を検討しましょう。

折りたたみタイプのスノーダンプなら収納場所を大きく取らない点が魅力です。ただし、折りたたみタイプは構造上強度の弱い部分が多く、通常のダンプよりも耐久性が低いです。無理な使用によって壊れる可能性が高くなることもあります。

そのため、折りたたみタイプは積雪量の少ない地域の方におすすめ。急な積雪にも対応できるので便利です。また、車に積んでおけば、旅行やアウトドアの際にも活躍します。

あまり雪が降らない地域や年に数回程度しか使わない地域の方は、積雪量も多くないためあまり性能を気にせず購入しても問題ありません。スノーダンプは安いもので数千円で購入できるため、使う頻度や用途によって値段を選びましょう。

オギハラ工業は、農機具を中心に開発や販売をしている新潟の企業になります。オギハラ工業の吉鉄スノーダンプは、新潟の会社であるため豪雪地帯に適した製品を取り扱っているのが特徴です。雪の多い地域の方で、スノーダンプを探している方には特におすすめです。

グリーンパルは、日用品を中心としたプラスチック製品を取り扱っているメーカーです。グリーンパルのスノーダンプには「ママさんダンプ」シリーズがあり、軽いものや小型のものなど女性でも扱いやすい製品が多くあります。女性でも使いやすいものを探している方は、グリーンパルをチェックしてみてください。

クマ武は、オギハラ工業と同じく新潟にあるメーカーです。雪国にある企業なので、雪国で使いやすいスノーダンプを取り扱っています。軽い雪だけでなく、踏み固められた硬い雪や水分を多く含んだ重い雪まで対応可能です。

スノーダンプは雪が積もらなければ、必要のないものと言えます。そのため、急な積雪で慌ててホームセンターにかけこんでも、すでに多くの除雪用品が完売している可能性が高いです。雪国でも毎年のようにこのような事態がニュースで報じられています。

ある程度積雪が予測できる地域なら、あらかじめホームセンターのスノーダンプを手にとって、自分の体格に合ったものを把握しておきましょう。ネットと比較して価格が安いようならその場で購入するのもおすすめです。また、一旦購入を保留しておき、本当に必要になった時にネットで購入するのも1つの方法です。

本格的な豪雪地帯では、スノーダンプだけでは作業が追い付かず除雪機に頼る場合も多くあります。除雪機は機体前方のオーガと呼ばれるで刃で雪を粉砕し、煙突のような形状のシューターから任意の方向へ飛ばすタイプの製品が多いです。

しかし、中には雪を押し運ぶタイプのスノーダンプ型の除雪機もあります。自走式で作業効率が格段に向上するので、積雪量が多い地域の方におすすめです。

使い慣れていない方は、きちんと使い方を把握しておかないと事故の元です。スノーダンプを使い方と、使うときの注意点を抑えておきましょう。

【上手な使い方】

• 体を道具から離しすぎないようにする
• 体全体を使って動かす

【注意点】

• 除雪中は屋根の上など、上から塊が落ちてくる可能性があるのでヘルメットをする
• 軍手を使うときは、防水性のものにする
• 雪でも滑らない長靴をはき、転倒に気をつける

豪雪地域にお住いの方もたまにしか積もらない地域の方も、除雪が必要な場面ですぐにスノーダンプが使えるととても便利です。積雪時の大変な除雪作業を少しでも楽に行うために、自分に合ったスノーダンプを選びましょう。