【2024年最新】ハンドソーおすすめ10選｜バンドソーとの違いは？

DIYや日曜大工、粗大ごみの解体に役に立つのがハンドソー。電源を使わず手動で使えるため、初心者でもお手軽に利用できる工具です。しかし、一般的にハンドソーはあまり聞きなじみのないもので、知らない人も多いのではないでしょうか。

ハンドソーは木材だけでなく金属も切れる、電気を必要としないノコギリです。家にひとつあったら緊急時にも使える便利なアイテムですが、「いったいどれを選べばいいのかわからない」という人もいると思います。

そこで今回は、ハンドソーとは一体どんなものなのか、その選び方を解説します。さらに、おすすめの製品10選も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ハンドソーとは先ほども少し触れたように、手動のノコギリです。その種類は案外多く、刃の長さや大きさによって切るスピードや切り口のきれいさが変わります。電源を必要としないので、どこでも好きなところで使うことが可能です。

木材やプラスチックから金属まで切断することができるので、大きなベッドや本棚を粗大ゴミに出したいときなどにも使える、便利なアイテムです。とはいえ手動なので限度はあるため、自分がどんな用途で使用したいのかを明確にし、その用途に合ったものを購入しましょう。

また、ハンドソーと調べると似たような言葉で”バンドソー”というものがあります。しかし、こちらは電動工具のノコギリなので、間違えないように注意しましょう。

ハンドソーの刃の形状は主に「弦かけタイプ直線型」「弦かけタイプ洋ノコ型」「弦なし型」の3つに分けられます。それぞれ使いやすさや、向いている用途が違います。それぞれの特徴を理解し、自分の目的に合った形状の製品を選びましょう。

弦かけタイプ直線型は弓のような形状をしたもので、刃の延長線上に持ち手がついています。安定性が高く使いやすいので、初心者の人にもおすすめです。また、ハンドソーは押し切ることができるのが特徴ですが、弦かけタイプ直線型は引いても切ることができます。ハンドソーを使い慣れてない人はこの形状を選びましょう。

弦かけタイプ洋ノコ型は上記と同じく弓のような形状をしています。違いは、刃に対して垂直に持ち手がついている点です。そのため、弦かけタイプ直線型より力を入れやすく、比較的硬いものでも簡単に切ることができます。大きめサイズのものを日曜大工やDIYで作る人や、解体作業をメインで使う人は弦かけタイプ洋ノコ型がおすすめです。

弦なし型は弦がついておらず、包丁のような形をしています。ほか2つに比べ小型なので、硬いものを切るのには向いていませんが、繊細で細かな作業をすることができます。あまり広いスベースがない人や、主に小物製作をする人に向いている形状です。コンパクトなため奥行きのあるものを切ることも可能ですので、さまざまなシーンで役立てたい人におすすめです。

用途や使用頻度、周囲の環境によって最適なハンドソーは異なります。ここからは、形状以外にハンドソーを選ぶ際に注目すべき点を具体的に見てみましょう。

刃の適した長さは切断したい素材の大きさに比例します。そのため、刃が長いものほど大きさや厚みのあるものが切りやすくなります。逆に短いものだと繊細な作業が可能です。中には、刃の長さを調節できるものもあるので、自分が切りたいものに合わせて選びましょう。特にこれといったものがないのなら標準的な長さのもので問題ありません。

ハンドソーは手動で使うため、電動ノコギリより静かな作業音です。しかし、それでもある程度は音がします。作業する時間帯が遅い人や、集合住宅に住んでいる人は、静音性に優れた製品を選びましょう。トラブルを防ぐためにも作業環境に気を使うことは大切です。使用頻度が高い人も作業音が静かなものを選ぶのがおすすめです。

ハンドソーには、刃を替えられるタイプと替えられないタイプがあります。長期的に使うのであれば替え刃のある製品の方がおすすめです。また、対応している刃が何種類かあり、刃を替えれば違う素材のものも切れる、使い勝手のいい製品もあります。替え刃は複数枚まとめて販売していることが多いので、保存の際は刃が錆びてしまわないよう気を付けましょう。

ダイソーではハンドソーやノコギリがいくつか販売されています。ベニヤや合板の穴あけといった細かい細工ができるものから、木材や金属を切断できるものまであります。さらに替え刃があるものも販売されているので、長期的にも使うことが可能です。

ただし、より硬いものが切れるものは100円ではなかったり、本格的な製品よりは腕に負担がかかりやすかったりします。また、在庫は店舗によって異なりますので、ご注意ください。そこまで大きな工作ではないのであればダイソーのものでも問題なく使えるでしょう。

ハンドソーでは腕に負担がかかりすぎる、という人は"電動ノコギリ（レシプロシー）"もおすすめです。刃を取り換えるだけでさまざまな素材のものが切断できます。狭い場所での作業も可能で、特に配管やパイプなどの切断や解体作業に向いています。詳しくは下記記事をご覧ください。

普通ならなかなか切断できないものを切断することができるハンドソー。初心者でも安全で使いやすい製品はたくさんあります。普段使いしない人でもあるだけで便利なので、これを機に自分に合ったハンドソーを購入し、日曜大工やDIYのレパートリーを増やしましょう。