洗車スポンジおすすめ10選｜100均・ダイソーは？コーティングは大丈夫？

愛車を洗うのに必要な洗車グッズを購入するなら、塗装を傷つけずに頑固な汚れが落とせるものが欲しいですよね。弾力のある自動車用スポンジであれば、泥汚れ・水アカもしっかり取り除けます。

食器用のスポンジには研磨剤が含まれていて、大切なボディに傷が付いてしまうため、洗車スポンジとして代用できません。洗車スポンジはさまざまな素材の製品がありますが、違いが分かりづらいので、商品選びで迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、洗車スポンジの選び方を解説した上で、素材タイプ別におすすめ商品を紹介していきます。ダイソーやセリア等の100均で買える洗車グッズも取り上げるので、ぜひチェックしてみてください。

実は、同じスポンジで車全体を洗うのはよくありません。ボディを洗うスポンジでタイヤやホイールまで洗ってしまうと、タイヤ部分についた砂や油汚れがボディ部分を汚してしまいます。きれいにするはずが余計に汚れてしまった、ということになりかねません。そのため、複数個のスポンジを洗う場所によって使い分けるのがおすすめです。

洗車スポンジとして最もオーソドックスなのが、ウレタン素材のスポンジです。スポンジの固さは柔らかいものから固いものまであります。ゴシゴシと頑固な汚れを落とすのであれば、柔らかめのスポンジを選ぶと安心です。泡立ちもよく、非常に使い勝手がいいのでぜひひとつは持っておきましょう。

セルロース素材は吸水性に優れ、保水力が高く泡持ちもいい特徴があります。そのため、何度も水や洗剤を足す必要がありません。水をよく吸ってくれるので、水拭きや拭き取りにおすすめです。タオルで拭く代わりにセルロース素材のスポンジを使えば、ふきムラも少なく済みます。

また、セルロース素材のスポンジは水を含ませると表面が柔らかくなるので、ボディを傷つける心配もありません。ギュッと絞るだけですぐに吸水性が復活するのも便利です。

ボディを傷つけずに、泡立ちよく洗えるのはムートン素材です。ふわふわ・もこもこの質感で、泡立ちや泡切れもいいので、ソフト洗いの際にぴったりです。軽い汚れ向けなので、こまめに洗車する人に向いています。

マイクロファイバーも細かい繊維なので、傷つける心配なく使えます。吸水性や吸塵性に優れているので、こちらもサッとお掃除するのにおすすめです。

車高の高い車に乗っている方や女性には、伸縮可能な柄付きのスポンジがおすすめです。手の届きにくい場所を無理に掃除しようとして、ボディを傷つけたり、洋服を汚してしまったりする事態を避けることができます。

スポンジを選ぶ際にポイントなのが色付きのスポンジかどうかという点です。スポンジの汚れが見えやすい白や黄色などの明るい色のものを選べば、スポンジについた小石や砂がボディやコーティングを傷付けるのを避けることができます。黒といった濃い色のスポンジは汚れが見えにくいので、使い回す際は要注意です。

コーティング車を洗浄する場合、一般的な洗車スポンジでは塗装面を傷つけてしまうおそれがあります。塗装面を傷つけないためには専用のスポンジを用意するのがおすすめ。専用のスポンジには「コーティング施工車用」「コーティング車専用」といった商品名が付いているため、判別も簡単です。

車全体をきれいに洗い上げるためには、洗車スポンジの他にさまざまな洗車グッズが必要ですが、100均ショップで買えば安く揃えられます。ダイソーの洗車スポンジは、1層式・3層式・ウェーブタイプの3種類の製品が存在します。

水滴をふき取るマイクロファイバータオルは、化学繊維製とPVA製の2種類の素材があり、ハギレ以外は100円で購入可能です。ブラシはさまざまな形状・素材の製品が販売されていて、タイヤの泥落としや除雪を行えるものもあります。

洗車スポンジはカー用品店のほか、100均ショップ・ドラッグストアなどでも購入できます。100均ショップ・ドラッグストアに置いてある商品は安いものの、性能・耐久性は今ひとつ。また不明点があった場合に、スタッフから満足な回答を得られない可能性もあります。

上記を踏まえると、オートバックス・イエローハットといった専門店を頼る方が無難です。

ウォッシャー液のガラコで知られるカーメンテナンス用品の人気ブランド、soft99の洗車スポンジもおすすめです。「洗車スポンジプロ」は凹凸のある形状とソフトな質感で好評。価格も約300円と安いため、幅広いユーザーの支持を集めています。

洗車方法を間違えると車のボディを傷つけてしまうため、正しい洗い方をしっかり理解しておく必要があります。洗車スポンジを使って汚れを取るときの注意点について、分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 洗車前にスポンジや車のボディに水を流しほこりを取り除く
2. シャンプーを節約せず泡立ちのいい新しいスポンジを利用する
3. 車のボディをなでるように優しく洗車スポンジを動かす
4. カーシャンプーのシミが残らないように泡を流しきる

洗車において意外に重要なのがスポンジ選びです。汚れや車のパーツ、用途に適したスポンジを選べば、洗車が時短でラクになること間違いありません。愛車をきれいで美しく保つだけでも、気分が良くなり、車に乗るのも楽しくなります。ぜひこの記事を参考にして、洗車の負担を軽減してくれる最適なスポンジを選びましょう。