失敗しないスマホ対応血圧計の選び方は？おすすめ血圧計8選も紹介！

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は現代人にとって大きな課題の一つです。これらの病気を患っていて、血圧を下げたいと思っている人、または病気を予防したいと思っている人は多いですよね。でも毎日血圧を測って記録するのは面倒…そう思っていませんか？

実は、自分で血圧を記録しなくてもスマホ対応血圧計を使えば毎日自動で血圧を記録してくれます。いちいち自分で数値を記録しなくても、自動でスマホの専用アプリに記録されるのでとっても簡単です。手軽に血圧管理ができたら健康意識も上がりそうですよね。

ここではそんなスマホ対応血圧計を紹介していきます。どのような種類があるのか、どんなメーカーが人気なのか知っておくと、購入時の判断材料ができますよね。ぜひこれを読んでスマホ対応の血圧計を購入しちゃいましょう！

日本人は高血圧の割合が非常に高い人種と言われ、日本人の3人に1人は高血圧との報告もあります。高血圧は脳梗塞やくも膜下出血、心筋梗塞になるリスクを高めるため、毎日の健康管理に血圧のチェックを含めることは大切です。

なぜなら致死率の高い、くも膜下出血の前兆として血圧の乱高下が挙げられるからです。血圧の推移を毎日記録すれば、血管系の病気を事前に防具ことにも繋がります。さらに自分の血圧を知ることにより、健康管理も行いやすくなりますよね。さらに食生活の管理も容易になります。

でも「毎日の記録は意外と大変‥。」そう感じる方も多いのではないでしょうか？しかしスマホ対応血圧計は血圧計とスマホが連携しているため、手軽に自分の血圧をチェックし管理しやすくなります。記録忘れを防ぐこともでき、医師に日頃の血圧を報告するのも非常に簡単です。

血圧管理に非常に便利なスマホ対応血圧計には、手首式と上腕式の２種類があります。購入した後に「やっぱり○○式にしていればよかった‥。」そうならないためにも、それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握して購入するようにしましょう。

手首式の血圧計には手軽で簡単というメリットがあります。なぜなら手首式は計測する時にも袖をまくる必要がないため、季節を問わずすぐに計測できるからです。しかも非常に軽量ですので、出張先や旅行先でも欠かさず計測したい方にはかなり使えるアイテムです。

しかし手首式は上腕式より正確性では劣る、というデメリットがあります。場所によって血圧が違うのは当然ですが、手首で測定すると心臓より血圧計が下になる可能性が高いため、測定条件によっては正確に計れなくなる場合があるので注意が必要です。

上腕式は手首式と比較するとサイズが大きいため、持ち運びの面だけを考え手首式を選ぶ方がおられます。また上腕で測定するためには袖をまくる必要があり、服装によっては手軽さに欠ける場合があります。さらに上腕式は位置合わせが難しいと感じる方もおられるようです。

しかし上腕式の大きなメリットに測定の正確性が挙げられます。上腕式は上腕動脈の拍動が伝わりやすいため、より正確な血圧を図ることができるからです。しかし手軽に上腕で血圧が測定できるアームイン式はスマホ連携タイプが発売されていないのでご注意ください。

「測定結果にムラが出る」「この血圧計、不正確なのでは？」血圧計を疑う前に、正確な血圧測定のポイントを押さえておきましょう。ここでは、正確な測定の条件、計測の時間帯、タイプ別の正しい姿勢に分けて解説していきます。

正確な測定にまず大切なのはカフ（別名：マンシェット）が正しく巻かれているかということです。カフとは腕に巻く布を指します。このカフが緩いと正確に測定することができなくなるため、カフの締め付け具合をチェックする機能がついた血圧計をおすすめします。

またリラックスした状況で測定することも大切です。血圧は心身の状態がすぐに現れる非常に繊細なものです。緊張した状況で血圧はすぐに上がるため、正確な測定ができなくなります。測定前は深呼吸するなどして、意識的にリラックスするようにしましょう。

血圧は測定する時間によっても変動するため、毎日同じ時間帯に測定するようにしましょう。基本的には起床後１時間以内に1度、就寝前に1度測定することを習慣化すると、正確な血圧を測定しやすくなります。スマホ対応血圧計はすぐに記録を残してくれるので、忙しい朝にとても便利です。

また測定のタイミングとして排便排尿を直後は避けましょう。排便排尿後は血圧が一気に下がってしまうため、正確な測定が難しくなるからです。

基本的には手首式も上腕式もカフが心臓の位置に来るように高さと姿勢を合わせ測定します。カフが心臓の位置よりも下がると血圧は高く、心臓よりも上がると血圧は低く測定されてしまうため注意が必要です。

また血圧測定は基本的にリラックスする状態で測るので、椅子に座る際は深く腰掛け、背もたれにもたれ、肩の力を抜きましょう。足を組むと血液の流れが妨げられ、正確な測定ができなくなるため足は組まずに座ります。腕はテーブルの上に乗せ、手のひらは上に向けましょう。

正しい測定位置を知らせる「測定姿勢ガイド機能」が付いている血圧計の購入をおすすめします。

手首式は手首と心臓との距離に気を付けましょう。手首式の場合、心臓との距離が離れすぎないように注意する必要があります。手首式を使用する際には意識的に手首を心臓に近づけ、より正確に測定できるようにしましょう。

また手首式は上腕式に比べると、カフの位置が心臓よりも下になる場合が多いため、注意が必要です。手首式を使用する時には、手首の下に血圧計のケースなどを置いて高さを調整すると、正確に測定しやすくなります。

上腕式は肘をテーブルの上に乗せ、腕はテーブルの上に伸ばすように置いて測定しましょう。腕を下に伸ばしたままでは正確な測定ができません。

また測定時は両足をしっかり床につけ、血液の流れが一定になりやすいようにも心掛けましょう。さらに猫背のまま測定してしまうと腹部に負荷が入り、血圧が上がってしまいます。測定時には背筋をしっかり伸ばすようにしましょう。

大前提として血圧計は「外出用に手首式」「自宅用に上腕式」と分けるのではなく、いつも同じ血圧計を使う必要があります。測定場所によって血圧は変わってしまうからです。さらに新しい血圧計を購入する際は以下の4つの点に注意しましょう。一つずつ解説していきます。

「スマホ対応血圧計を購入したけど、自分のスマホで使えない！」そうならないために、血圧計の公式HPや購入画面でしっかりとOS確認が必要です。Bluetooth対応であれば基本的にiOSでもAndroidでも使えますが、まれに使用できないこともありますので注意しましょう。

またNFC機能で通信する血圧計があります。NFC機能とは近距離無線通信の略で、血圧計にスマホをかざしてデータ転送するシステムです。しかしiPhoneには対応していない場合があります。血圧計にNFCと記載がある場合はスマホのバージョン確認も必ずおこないましょう。

「血圧計を家族みんなで使いたい！」「でも一人分しか記録できない‥」そうならないために何人分の記録が残せるかも前もって確認しましょう。せっかくのスマホ対応なら家族みんなで使用して健康管理に気を配りたいですよね。

複数人で使用する場合にはアプリ内の記録可能数も確認する必要があります。また血圧計によっては８週間分もの血圧を記録できるものもありますので、ご家族のニーズに合った血圧計を選ぶことをおすすめします。

スマホ対応血圧計は、スマホで血圧管理する際に専用のアプリを使っています。血圧管理は毎日のことですので、アプリの使いやすさは非常に大切です。アプリ自体が使いにくければスマホ対応の良さを完全には活かしきれません。

「血圧計の操作は簡単。でもアプリが使いにくい‥」そうならないためにも、血圧計の購入前に、スマホアプリを事前にダウンロードして、画面の見やすさや操作感を確かめておくことをおすすめします。

スマホ対応の血圧計には安いものもありますが、精度が低くなってしまう危険があります。血圧は命に直結する大切なバロメーターですので、家族の健康管理のためにも信頼をおけるメーカーを選ぶことがとても大切です。

例えば健康器具メーカーとして有名なオムロンやテルモは、スマホ対応血圧計も販売しているのでおすすめです。信頼できるメーカーは少し値段が高くなりますが、アプリの使いやすさや測定精度、機能も安定しています。安くても正確さにかけてしまうようでは本末転倒ですよね。

また安いメーカーの商品はすぐに傷みやすいというデメリットもあります。例えば、カフに空気を送るエアーホースも劣化しやすかったり、ボタンも効きにくくなったりしやすいとの声も聞かれます。血圧計は信頼できるメーカーを購入することをおすすめします。

家庭用のスマホ対応血圧計は毎日2回、同じ時間帯に測定することでより正確に自分の血圧を管理することができました。しかし今はいつでもどこでも血圧を測定する方法があります。それがスマートウォッチという選択肢です。

正しい測定法として医師が推奨しているものではありませんが、より気軽に血圧を測定できます。本サイトではおすすめの血圧計だけでなく、トータルヘルスケアにも優れたおすすめのスマートウォッチも10選も紹介していますので是非ご覧ください！

今回はスマホ対応血圧計の選び方とおすすめ血圧計10選を紹介しました。高血圧が多い日本人にとって、今や血圧計は一家に１台の必須のアイテムです。毎日の習慣だからこそより気軽に、より正確な記録を残していきたいですよね。信頼度の高い血圧計で、家族の健康を守っていきましょう。