【2023年最新】レーザー距離計おすすめ9選｜ボッシュの商品も！

一瞬で建物や目的物までの距離を測定することができるレーザー距離計。ピンやハザードまでの位置関係を把握するためにゴルフでも使われます。また、DIY・現場作業用のレーザー距離計はさらに高性能で本格的な工作はもちろん建築現場や人が踏み込めない危険な場所でも有効です。

しかし、利用シーンや目的によって必要な機能やスペックは大きく異なります。ネットや専門店はラインナップが豊富でどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、DIY・現場作業用のレーザー距離計の選び方やおすすめ9選を紹介します。

さらに、屋外での利用に便利な機能や使用する際の注意点なども解説するので、購入の際や実際にレーザー距離計で測定する際の参考にしてください。

レーザー距離計には、DIY・現場作業用とゴルフ用の2タイプがあります。ゴルフ用はカップやバンカーまで残りのヤードを計測したり、グリーンとの高低差を計測したりしてスコアアップを目指すのに使います。

対して、DIY・現場作業用は距離計測の他にも建物の高さを測れたり、角度センサーで障害物を考慮して測れたり、面積・容積なども測れたりするハイスペックな点が大きな特徴です。ゴルフ用はシンプルな単機能、DIY・現場作業用は多機能な本格モデルといえます。

DIY・現場作業用レーザー距離計は作業レベルや用途・利用シーンによって適切なモデルを選択することが重要です。ここでは、DIY・現場作業用レーザー距離計の選び方を紹介します。

まずは測定可能な範囲と測定精度を確認します。測定可能な範囲（測定距離）は数cm〜数十mが一般的で、さらに高性能なプロ用であれば最大数百mの計測が可能です。また、本体を振るように連続照射することで最小値/最大値を割り出し、壁やドアまでの正確な距離が測定できます。

測定精度も大切で、レーザー距離計のパッケージには「±3mm」のように測定結果と実際の距離の誤差が記載されています。建築現場のような精密なシーンでは、より精度の高さが求められます。購入の際は作業レベルに応じて見極めましょう。

レーザー距離計はメーカーやモデルによって測定モードが異なります。代表的なものは「ピタゴラス機能」。ピタゴラスの定理を利用し、建物の正確な高さを一瞬で計測することができる機能です。

また、距離だけでなく面積や体積が測れる機能もあります。例えば、建物の中で床や天井の面積を図りたい時にメジャーを使わなくても瞬時に計測できて便利です。本格的なDIYやリフォームを行う際にも活躍します。

レーザー距離計は消費者の生命または身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多いとされる製品に定められています。計測精度や機能に精細さを欠くと非常に危険です。

『PSCマーク』は事業者の自主検査に加えて第三者による適合検査をクリアした製品にのみ与えられる安全保証マークです。レーザー距離計を購入の際はPSCマークを取得しているかを確認しましょう。

現場に持ち込んで利用する場合が多いレーザー距離計はBluetooth対応モデルがおすすめです。膨大なデータを手書きで写すと、作業効率が著しく下がってしまいます。Bluetooth対応であれば計測した距離をワンタッチでパソコンやタブレット・スマホに取り込むことができて非常に便利です。

レーザー距離計を屋外で使用する場合は天候や光の加減などの外的要因が加わります。ここでは、屋外でも正確かつスピーディーに計測するための防塵・防水機能、デジタルファインダー機能について解説します。

防塵は本体内部に粉塵が入るのをどれだけ抑えられるか、防水は水没や雨天時のどれだけ浸水を防げるかを示す値です。日本工業規格(JIS)によって「IP67」のように表記され、6の部分が防塵・7が防水の数値です。防塵は0〜6・防水は0〜8段階で表されます。数字が大きくなるほど高性能なので、最高値は「IP68」です。

屋外でのレーザー距離計使用にはデジタルファインダー機能も欠かせません。デジタルファインダー機能とは、レーザー照射する対象物を手元の画面に写して計測できる機能のことです。

長距離になると手ブレでどこにポインターがあるか分からなくなったり、日差しが強すぎて目視ではレーザーが見えなくなったりします。デジタルファインダー機能があれば、これらのトラブルを解消し、距離や天候に左右されない正確な計測が可能です。

レーザー距離計に使われているのは人工的な特殊光です。太陽のような自然の光とは異なって照射した一点のみに光が集まる仕組みになっているため、便利な反面使い方には注意が必要です。レーザー距離計を使用する際の注意点は以下のとおりです。

• レーザー光を直接のぞき込まない
• レーザー光が自分や他人の目に当たらないようにする
• 子どもが誤って使用しないように保管場所を考慮する

レーザー光が集中したパワーは、時に金属も溶かしてしまうほど強大です。絶対に事故が起きないように注意しながら使用しましょう。

今回はDIYや現場作業などのシーンで活躍する、レーザー距離計を選ぶ時のポイント・便利機能・おすすめ9選を紹介しました。購入の際は使う場所や目的・作業レベルに応じてピッタリなモデルを選択することが重要です。用途に合ったレーザー距離計を購入して安全かつ効率的に作業しましょう。