種類が少なそうな携帯スリッパですが、携帯スリッパには意外と様々な種類があります。状況によって使い分ける必要も出てくるため、たくさんの種類の中からどんな時にどんなものを使えばいいのか迷ってしまう人も多いはずです。
幼稚園用であれば参観日用にカジュアルなスリッパ、入園式や卒園式用にフォーマルなスリッパを最低限用意しておきましょう。今回は幼稚園の行事で使えるおすすめの女性向け携帯スリッパをカジュアル、フォーマルに分け、ランキングにしてまとめてみました。
しかし、携帯スリッパを選ぶ際にも判断基準が分からなければランキングを見てもどれがいいのか分からないと思います。そのため、ランキングに入る前に幼稚園用の携帯スリッパの選び方を具体的に確認していきましょう。
携帯スリッパの選び方で重要となってくるのは「持ち運びのしやすさ」「履き心地」の2つです。また、「状況に合わせた選び方」をするのもポイントです。
携帯スリッパの収納タイプは「折りたためるタイプ」「袋付きのタイプ」「平たくしてしまうタイプ」の3つがあります。携帯スリッパの持ち運びのしやすさは収納方法で大きく変わりますので、3つの特徴を詳しく見ていきましょう。
携帯スリッパの収納タイプで一番おすすめなのがこの「折りたたみタイプ」です。折りたたむことによってカバンの中によりコンパクトに収まります。
「持ち運びが便利」という携帯スリッパの特徴を最大限に活かすことができますね。
欠点として折りたたみの携帯スリッパは袋がセットになっていないものが多いので、別に袋を用意しなければならない可能性が高いということです。もし袋が無いのであれば、下で紹介する「袋付きセット」の購入も考えた方がいいかもしれません。
多くはないというだけで袋付きかつ折りたためるスリッパもあることにはあるので、袋がない場合にはそういった商品を探すというのもありでしょう。
袋付きのタイプのメリットは別で袋を用意しなくてもいいうえに、袋はスリッパを入れるのにちょうどいいサイズになっているので使いやすく、見栄えもよくなるということです。
コンパクトさでは折りたためるタイプに負けますが、上記のメリットは見逃せません。袋が使いやすいということは、しまいやすくなるということでありカバンに入れるときの時間短縮に繋がりますね。
スリッパ自体に特徴があるわけではありませんが、それは逆に言えば普通のスリッパと同じように使えるのでむしろメリットともとれます。
別にそこまでコンパクトさは求めないというのであれば、この袋付きのタイプが特におすすめです。
平たくしてしまうタイプは正直あまりおすすめしないタイプではあります。というのも、コンパクトさでは折りたためるタイプに劣りますし、袋付きのタイプのような利便性もありません。
また、このタイプは後に紹介する「ヒールタイプ」のスリッパと相性が悪く、ヒールタイプを探しているのであればこのタイプは必然的に候補から消えていくでしょう。
しかし、見逃せないのは同時に袋もついている場合が多いということです。袋付きで平たくするタイプは普通の袋付きとそこまで値段も変わらないことが多く、同じ値段で少しコンパクトというのは大きなメリットですね。
コストパフォーマンスがいいスリッパを探しているのなら候補に挙がってくるであろうタイプのスリッパです。
携帯スリッパ、というよりスリッパを選ぶうえで外せないのが履き心地です。履き心地で意識するべきなのは、「かかと部分があるか」「底が薄すぎないか」です。
それぞれ注意点を見ていきましょう。
かかと部分の有無はスリッパの脱げやすさに関わってきます。廊下などを歩いていてスリッパが脱げてしまったら恥ずかしいですよね。そのため、脱げにくさを重視するのであればかかと部分があるスリッパを選んだ方がいいでしょう。
かかと部分があるスリッパは良くも悪くもスリッパというより靴のような見た目のものが多いので、もし見た目を気にするのであればかかとなしのスリッパも選択肢に入ります。
しかし、靴のような見た目であればその性質上外履きにもできるものがほとんどで、利便性でいえば間違いなくかかと部分ありのスリッパに軍配が上がるでしょう。
底の厚さは意外と重要なポイントで、まず足の疲れやすさに関わってきます。
底が薄いとどうしても硬い床を踏んでいるのと同じような状態になるので、それを避けるためにも底が厚い物を選ぶべきです。また、底が厚くてもスリッパが硬かったら意味がないので底の部分の柔らかさも重要ですね。
また、スリッパの底が薄いと廊下などの床が冷たい場合にその冷たさが直接足に伝わってきます。
このように底が薄いだけで様々なデメリットが出てきてしまうので、なるべく底が厚くてなるべく底が柔らかいものを選んで買うようにしましょう。
カジュアルな場、フォーマルな場どちらでも履けるスリッパもありますが、スリッパはカジュアル、フォーマルで分ける場合がほとんどです。
場に合った服装をしっかり選ぶためにも、カジュアル向けのスリッパとフォーマル向けのスリッパそれぞれの特徴を見ていきましょう。
フォーマルなスリッパで重要となってくる大きなポイントは色です。カジュアルであればデザイン次第で何色でも大丈夫ですが、フォーマルな場では「黒」や「紺」など落ち着いた色を選ぶようにしましょう。
また、デザインでもかなり印象が変わるので、しっかり考える必要があります。例えば、黒でリボン付きのスリッパであればフォーマルな場にピッタリですが、カジュアルな場にはあまり合いません。
しかし、リボン無しで黒のスリッパならばフォーマルな場にも、カジュアルな場にも合うスリッパになります。このように、デザインは色と同じくらい大切なポイントなので、購入する前にその場に適切かどうかをイメージしてから選ぶようにしましょう。
入園式などフォーマルな場では特に、ヒールタイプのスリッパがおすすめです。ヒールタイプのスリッパには美脚効果があるうえに、見栄えがいいのでしっかり者に見えます。
逆にカジュアルな場ではデザインの面で合っていないものが多いのでヒール無しのものを探した方がいいかもしれません。
ヒールタイプは何となくかさばりそうですが、心配であれば折りたためるタイプかヒールがそこまで高くないものを選ぶことで解決します。
ヒールであることのデメリットはほとんどないので、よりフォーマルなスリッパを意識するのであればヒールタイプのものを購入しましょう。
この携帯スリッパは素材にこだわっており、高級感あふれるスリッパです。さらに、ヒールタイプのスリッパなのでスーツなどに合わせても全く違和感がないつくりになっています。
スーツに合うつくりながらもかかと部分なしでスリッパの形状を保っているので、靴のようなスリッパよりも昔ながらの形のものがいいという人には特におすすめです。
欠点として、スリッパが少しゆとりのあるつくりになっているので、スリッパが脱げてしまう可能性があります。これはかかとなしのスリッパであればしょうがないことではありますし、気をつければほぼ脱げることは無いのですが、どうしても気になるのであればかかとありのスリッパのほうがいいかもしれません。
サイズ | 23~26.5cm |
収納タイプ | 袋付き |
かかと部分 | なし |
上の「日本製 フォーマル スリッパ」と同じような形状ですが、大きく違うのはヒールの高さでしょう。ヒールの高さ4cmと、とても高いつくりになっているのでより大きな美脚効果が期待できます。
また、「日本製 フォーマル スリッパ」よりもサイズが豊富で22cmから28cmまで対応しています。これは携帯スリッパの中でもかなり幅広い方で、ピッタリのサイズが見つかりやすいのは大きな特徴です。
28cmのスリッパなどは見つけづらいので、もしサイズに困ったらこの「日本製 お受験スリッパ」の購入を検討してみてもいいかもしれませんね。
サイズ | 22~28cm |
収納タイプ | 袋付き |
かかと部分 | なし |
軽い・脱げにくい・ヒール付きなど様々な特徴がある携帯スリッパです。様々な特徴があるゆえに幼稚園用にはもちろん、旅先での履き替え用など様々な場面で使用することができます。
フォーマルな携帯スリッパとして紹介していますが、カラーを選択して「ブルー」などにすればカジュアルな場にも使用できます。折りたためるタイプなのでカバンに入れるときもかさばりづらく、フォーマルな雰囲気ながらも万能の携帯スリッパです。
唯一の欠点は袋がついていないことですが、別で袋を用意できればデメリットは完全に無くなります。袋をすでに持っていて万能なスリッパが欲しいという方がいれば特におすすめのスリッパです。
サイズ | 23~25.5cm |
収納タイプ | 折りたたみ |
かかと部分 | あり |
まさにフォーマルといった感じのデザインで、合成皮革をメインの素材として利用しているのでスーツに一番似合う携帯スリッパかもしれません。
折りたためるので収納性もよく、そのフォーマルな見た目から社内用スリッパなどあらたまった場で幅広く使用することができます。
フォーマルなスリッパと言っても飾りにリボンではなく紐をつけている分服装次第では旅行などのある程度カジュアルなところでも使用できるのもポイントです。
また、このスリッパは外出時にも使用することができるのでまさに旅行用にピッタリの携帯スリッパですね。
サイズ | 23~25cm |
収納タイプ | 折りたたみ |
かかと部分 | あり |
3位で紹介した「携帯スリッパ」と同じような形状のスリッパです。3位の「携帯スリッパ」と違い「カラー選択ができない」ので、カジュアル向けのスリッパにしにくいというデメリットはあります。ですが、それでもおすすめするのは袋がついているという大きなメリットがあるためです。
3位の「携帯スリッパ」は折りたためはしますが、袋はついていません。それに対してこの「ヒール 付 携帯スリッパ」は折りたためる上に袋がついているのです。フォーマルな携帯スリッパには「折りたたみ」と「袋付き」を兼ね備えたものがあまり無く、とてもレアな携帯スリッパです。
袋もスリッパをしまうのにピッタリのサイズになっていて簡単に収納することができるため、コンパクトさを最重視するのであればこの「ヒール 付 携帯スリッパ」一択でしょう。
サイズ | 23~25.5cm |
収納タイプ | 折りたたみ,袋付き |
かかと部分 | あり |
デザインにこだわられており、派手過ぎず地味すぎずでカジュアルな場であれば様々なところで活用可能なこの「リボンヒールスリッパ」。その名の通りヒール付きで美脚効果もあります。
携帯スリッパにしては少し高めの商品ですが、幅広く使えるデザインなので色々な場面に合わせたスリッパを買うより安上がりになる可能性もあります。
しかし、デザイン性を意識したものにしては珍しくかかと部分がついていないため、脱げやすいというデメリットがあります。
ただ、逆に言えばかかと部分なしでデザイン性を意識した数少ない携帯スリッパなので、昔ながらの形でデザイン性の高いものが欲しいという方には特におすすめです。
サイズ | 23~24.5cm |
収納タイプ | 袋付き |
かかと部分 | なし |
機能性を重視したシンプルなデザインの「PUレザー製 携帯スリッパ」。シンプルなデザインゆえに幅広く使うことができ、カジュアル向けとして紹介していますがフォーマルな場でも使用できます。ただし、ヒール無しのものなのでフォーマルな場で使用するのであればヒール付きのもののほうがいいかもしれません。
滑り止めがついていたり、軽さにこだわられていたりと沢山の工夫がされている「PUレザー製 携帯スリッパ」ですが、一番の特徴はやはり数少ない「折りたたみ+袋付き」の携帯スリッパということでしょう。
少しお値段が高いため4位となっていますが、機能性はトップクラスの携帯スリッパですのでとにかく機能性がいいスリッパが欲しいのであればこの「PUレザー製 携帯スリッパ」がおすすめです。
サイズ | 23~28cm |
収納タイプ | 折りたたみ,袋付き |
かかと部分 | なし |
フォーマル向けのランキングでも3位として紹介したこの「携帯スリッパ」ですが、色を「ブルー」などにすることによってカジュアルな場でも使用可能なスリッパになります。
一色で幅広く使うことは難しいかもしれませんが、上で紹介したように軽さ・脱げにくさなどが重視されており、その分機能性は高くなっています。
デザインもシンプルなものではなくリボンがついていたりしてデザイン性にもこだわられているので、旅行などの時に使うのであればより気持ちが高められるかもしれませんね。
お値段もそこまで高くはないので「デザイン性」と「コストパフォーマンス」の2つを重視するのならばおすすめのスリッパです。
サイズ | 22.5~25.5cm |
収納タイプ | 折りたたみ |
かかと部分 | あり |
デザイン、機能などシンプルなものに仕上がっていますが、シンプルゆえにたくさんのメリットがある携帯スリッパです。
まず、デザインがシンプルなので幅広い場面で使用することができます。さらに、お値段も安めになっていてコストパフォーマンスは最高クラスです。
折りたたむことができないタイプなので注意が必要ですが、逆に言えば普通のスリッパのように使えるのはメリットでもありますね。
「デザイン性」よりも「コストパフォーマンス」と「使用感」を重視するのであれば特におすすめの携帯スリッパです。
サイズ | 24cm~ |
収納タイプ | 袋付き |
かかと部分 | なし |
この携帯スリッパの特徴は何といってもその「コストパフォーマンスの良さ」です。
スリッパの性能は他に劣る場合が多いですが、コストパフォーマンスがいいというのはそれを覆すメリットですし、それに加えてもう一つ大きな特徴があります。
それはトップクラスの「持ち運びのしやすさ」です。これは携帯スリッパにとって特に重要なポイントで、極端に言えば持ち運びがしずらかったら普通のスリッパでよくなってしまいます。
このスリッパは折りたたみやすいつくりになっており、両足合わせて専用のポーチに収まるほどに小さく折りたためます。
もし持ち運びがしやすくコストパフォーマンスもいい商品を探しているのであれば、この「お受験携帯スリッパ」一択でしょう。
サイズ | 22~24cm |
収納タイプ | 折りたたみ,袋付き |
かかと部分 | あり |
これまで女性向けにおすすめの携帯スリッパをランキング形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。持ち運びのしやすさや機能性も重要なポイントですが、スリッパは基本的に使い分けるものなので一番意識してほしいのは「色」と「デザイン」です。基本をしっかり押さえ、場に合ったスリッパ選びができるようにしましょう!