白髪染めヘアマニキュアおすすめ人気9選｜市販品でも長持ちする？【よく染まる？】

ドラッグストアやコンビニなどでも簡単に手に入るヘアマニキュア。仕事や子育てなどで忙しく、白髪が気になってもなかなか美容院に行けないこともありますよね。そんなときは、白髪用ヘアマニキュアを使えば、自宅で簡単に白髪を着色できます。

最近では、人気のアッシュ系など、市販品でも選べる色のバリエーションが豊富です。しかし、セルフで白髪を着色したいけれど、ヘアマニキュアでは染まらないのでは？と疑問を感じていたり、種類が多くどれを選べばいいか迷っている人は多いと思います。

そこで今回は、白髪用ヘアマニキュアのメリットとデメリット、白髪用ヘアマニキュアの特徴や色持ちについて詳しく解説します。また、おすすめ11商品も紹介しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。

ヘアマニキュアと白髪染めはどちらも髪の毛を着色するという点では同じですが、髪の毛が着色するシステムに違いがあります。まず、ヘアマニキュアは半永久染毛料という化粧品に分類されます。髪の毛の表面をコーティングすることで着色するので、髪の毛の組織がダメージを受けることなく着色することができます。

また、着色する方法は違いますが、カラートリートメントも半永久染毛料に分類されます。白髪染めは永久染毛剤という医薬部外品に分類され、酸化染毛剤といわれています。髪の毛を脱色することで内部から着色する仕組みです。黒髪を着色する際やアッシュ系の色にしたい場合に向いていますが、髪にダメージを与えてしまうのがデメリットです。

自宅で簡単に白髪を染められるヘアマニキュアですが、使用する際のメリットとデメリットをしっかりと理解したうえで使うのが大切です。

最大のメリットは頭皮や髪の毛へのダメージが少ないことです。そのため、敏感肌や肌が弱い人でも使用できます。また、髪の毛の表面をコーティングするように色を付けていくので、髪の毛にツヤ・コシを与えてくれる効果が期待できます。

髪への負担が少ないヘアマニキュアですが、必ずしも炎症が起きないということではないので、気になる方は購入の際に相談することをおすすめします。

白髪のキラキラとした見た目が気になる方は多いです。そんな時に白髪用ヘアマニキュアで着色することによって、白髪のキラキラを抑え、髪の毛全体の見た目もつややかに仕上げることができます。最近ではオイルや美容成分が入ったものも販売されているので、自分に合ったものを見つけましょう。

白髪用ヘアマニキュアは髪の表面だけでなく、キューティクルの隙間から内側にも染料が浸透していきます。そのため、約3週間の色持ちが期待できます。一方、カラートリートメントは定期的に使用することを前提とした商品なので、1度の使用ではきれいに染まらない仕組みになっており、色持ちも約1～2週間程度とヘアマニキュアよりも短いのが難点です。

白髪用ヘアマニキュアには染まりにくい髪色や、カラー剤よりも色持ちが悪いというデメリットもあります。購入の際にはデメリットもしっかりと理解したうえで購入しましょう。

まず、白の画用紙と黒の画用紙に赤ペンで字を書くことを想像してください。白の画用紙にはくっきりと赤い字が見えますが、黒の画用紙の方は見えにくいことが想像できますよね。白髪用ヘアマニキュアの仕組みも同じです。黒髪にも色はついていますが、見えにくく染まっていないように見えてしまうというデメリットがあります。

カラートリートメントよりも色持ちは長いですが、一方でキューティクルを開いて着色するカラー剤よりも、色持ちが悪いというデメリットがあります。カラー剤の色持ちが約1か月に対し、白髪用ヘアマニキュアはシャンプーのたびに少しずつ色が落ちていきます。

白髪用ヘアマニキュアは髪へのダメージや、これ以上髪に負担をかけたくない人に特に適しています。また、若々しく見えるように髪のツヤ感や、コシを出したい人には髪の毛をコーティングして染めてくれるのでおすすめです。

その他にも感肌の人・過去にヘアカラーで肌にトラブルがあった人・カラー剤特有のにおいが気になる人に適しています。白髪用ヘアマニキュアはいい香りの製品も多いので、自分好みの香りを探すのもおすすめです。

白髪染めの容器の形状にはコームタイプとチューブタイプがあります。手軽に済ませたい方はコームが一体になったタイプがおすすめです。ワンプッシュで液が出てくるので手を汚さずに使用できます。

チューブタイプは細かいところまで着色できます。手に出してから塗るので量を調整しながら塗れます。

白髪用ヘアマニキュアは基本的には乾いた髪に塗って着色していきます。カラートリートメントのようにお風呂でシャンプーの後に使用するものではないため、地肌や皮膚につくとなかなか取れないので注意が必要です。

しかし、実は乾いた髪・タオルドライ後の濡れた髪のどちらでも着色することができます。濡れた髪の方が薬剤の伸びがよく着色しやすいと感じる人も少なくないため、2つの方法を試して自分に合った方法を見つけましょう。

リタッチとは、新しく生えてきた白髪の部分だけに白髪用ヘアマニキュアを施して、今の髪と同じ色や明るさに揃えていくことです。生え際の部分だけ着色するので、塗りやすいマスカラ状のものなど部分染め用のヘアマニキュアがおすすめです。

また、使用量も少量なので、余りを保存できるものを選ぶと次回も使えて便利です。部分染めにはクリームタイプの白髪染めが適しています。

白髪用ヘアマニキュアは、自分の髪色に近い色で着色することでより自然な仕上がりになります。しかし、白髪用ヘアマニキュアは、おしゃれ用ヘアマニキュアより色が入りやすい傾向があり、思ったよりも暗い色に染まることがあるので、ワントーン明るい色を選ぶのがおすすめです。

髪の明るさを表すトーンは5レベルが標準的な明るさで、数字が小さくなるほど暗く、数字が大きくなるほど明るくなります。店頭に設置してあるナイロン毛を染色した色見本や、パッケージの色見本と地毛の色を見比べて、地毛に近い色を選びましょう。

手軽な白髪用ヘアマニキュアといえど、お気に入りの色で染めてもすぐに落ちてしまっては悲しいですよね。同じ白髪用ヘアマニキュアでも色持ちに差があり、通常3週間～1か月前後が色持ちの目安期間になります。また、元の髪色が明るければ明るいほど色が早く落ちたと感じやすいです。その場合は色持ちをよくするためのシャンプーを使うのもおすすめです。

肌が弱い方や敏感肌の方は染料をしっかりと確認することが大切です。髪へのダメージが少ない白髪用ヘアマニキュアですが、より優しい使用感を求める方にはHC青4やHC黄4などのHC染料を使用した商品がおすすめです。

髪のダメージが気になる方は保湿成分が入っているものもおすすめです。ジアミン系の染料を使用した商品は、かゆみや赤み・かぶれが起こりやすいので覚えておきましょう。

白髪染めは肌に付着しやすいのがデメリットです。色移りが気になる方は付属品が充実したものを使いましょう。顔周りの付着を防ぐ保護クリームや肌に付着した場合に染料を落とせるクレンジングジェルが付属したものもあります。

シャンプーで洗っても落ちないものもあるので、色移りしないよう気をつけながら使用してください。

せっかくのヘアマニキュアも使い方をしっかりと把握しておかないと、地肌についてしまったり、きれいに仕上がらなかったりします。ここでは正しい使用方法の手順を紹介します。

・使用前の準備

1. はみ出した時のために、額・生え際・首・耳や耳の裏側に、水をはじくクリームをつける
2. イヤーキャップをつける
3. 必ず手袋をして、輪ゴムでとめる

・使用手順

1. 髪をとかして、6つ程度のブロックに分けてピンでとめる
2. 白髪の気になるところからたっぷりと塗る
3. 放置時間を確認し、放置する
4. しっかりと流しシャンプーをする
5. ドライヤーで完全に乾かす

室内の温度を高くしておくことで着色しやすくなります。また、放置するときは、頭全体にラップをすると乾燥を防いでムラなく着色することができます。

白髪用ヘアマニキュアは髪にも優しく、手軽に染められるものがたくさんあります。また、色も豊富なので好みや気分に合わせることも可能です。洋服を選ぶように、髪の毛の色でもおしゃれをして日常生活を楽しみましょう。