マクロ撮影・接写に強いコンパクトデジタルカメラ|特徴とおすすめの選び方を紹介

コンパクトデジタルカメラのマクロ撮影・接写についてまとめています。マクロ撮影・接写に関するおすすめの最新デジカメ、人気のおすすめ選び方。マクロ撮影・接写に関して調べている人は是非参考にしてください。

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コンデジの最短撮影距離とは、カメラのピントが合う最短の距離を意味するので、最短撮影距離よりも短くても撮影はできますが、被写体がボケてしまいます。ただし単なる目安なので、カメラの最短撮影距離が10cmの物でも、2cm位までマクロ撮影・接写できる機種もあります。

 

最短撮影距離に関しては、レンズに力を入れている一眼レフの方が、最短撮影距離が短くなると考えがちです。しかし、実際には画像素子の小さいコンデジの方が、35mm判での焦点距離が20~30mmと決まっているので、焦点距離が短くなり最短撮影距離も短くなります。

 

最短撮影距離はあくまで被写体にどれくらい近づけるかという性能であり、最短撮影距離だけでマクロ撮影・接写性能が決まるわけではありません。マクロ撮影・接写性能で重要な性能は画像の鮮明さなので、画像素子の大きさや最大撮影倍率といった性能も重要となります。

 

また、最短撮影距離が0cmや1cmという極端に短いモデルでは、レンズに取り込める光の量が減るので、高感度の状態で取る場合が多いです。そのため、撮影感度や高感度耐性といった性能も重要になってきます。

接写性能は最短撮影距離が一番重要な性能となり、コンパクトデジタルカメラは画像素子が小さく実際の焦点距離が短くなるため、最短撮影距離が短い物が多いです。特に最短撮影距離が短い物については、焦点位置をずらすズーム機能も充実した機種が多いです。

 

その他に、最大撮影倍率や撮影感度等の性能も、鮮明な画像をとるためには重要な要素となってくるので、最短撮影距離の性能も考慮してデジカメを選びましょう。

最短撮影距離が短いカメラの特徴

コンデジの中には最短撮影距離が0cmや1cmといった、驚くほど短いモデルがありますが、最短撮影距離が短いカメラをどのようにして実現しているのでしょうか。

 

まず、画像素子が小さければ小さいほど短い焦点距離で済むため、画像素子が1/2.3型と非常に小さいことが特徴となります。また、ズーム倍率が非常に高く、自由に焦点を調整できるモデルが多いといった特徴があります。

 

最後に、ボディ内部のスペースで距離を稼ぐことによって、レンズから被写体までの距離が1cm以下でも撮影を行えるようになります。ただし、レンズから被写体までの距離はワーキングディスタンスであり、厳密には最短撮影距離ではないので注意しましょう。

接写した時に映し出せる被写体の大きさ

画像素子に映し出される被写体の大きさを決める要素として、最大撮影倍率といった物があります。最大撮影倍率はレンズによって決まっていて、一眼レフのマクロレンズでは撮影倍率が1倍といった物もありますが、画像素子の小さいコンデジでは1/4倍が一般的となっています。

 

被写体を映し出すための画像素子の大きさについては、コンデジでは1型や1/1.7型といったモデルがありますが、長辺が6.2mmの1/2.3型の画像素子が一般的となります。最大撮影倍率が1/4倍とすると、被写体の大きさが25mmあれば、画面を目一杯活用してマクロ撮影を行えます。

撮影感度や高感度耐性の重要性について

接写を行うときには取り入れられる光の量が減少する時があるので、撮影感度が重要になってくるので、ISO6400は欲しい所です。高感度にした時にノイズが発生するので、撮影感度だけでなく、高感度耐性も重要になってきます。

 

オリンパスのTGシリーズではコンデジにも関わらず、アクセサリーが充実していて、フラッシュディフューザーやLEDライトガイドといった、レンズ回りを明るく照らす物もあります。そのため、オリンパスのカメラでは、接写による光量の減少を気にせずに撮影できます。

標準撮影とマクロ撮影の違い・メリット

コンデジでは位相差オートフォーカスという方式がなく、コントラスト式オートフォーカス方式だけになっていて、コントラスト式AFでは全範囲でピントを合わせるので時間がかかります。

 

そのためコンデジではフォーカスレンズの駆動範囲を恣意的に二つに分けて、標準撮影とマクロ撮影モードを作ることで、より早くピントを合わせられるようにしています。ただし、マクロ撮影ではピントがぼけやすいといった問題があります。

 

標準撮影とマクロ撮影で最短撮影距離が同じ機種があり、自動でマクロモードにしてくれるオートマクロ機能を備えたコンデジもあります。接写に強いカメラを求める人は、標準撮影で最短距離が同様に短い機種を選んだほうが良いでしょう。

ズーム撮影によるマクロ撮影について

虫や水中の生き物に対して接写を行うときに、あまり近づきすぎると生き物が逃げてしまい、接写自体を行えない状況があります。接写を行えない時に役に立つのが、ズーム撮影によるマクロ撮影となっています。

 

ズーム撮影によってマクロ撮影を行ったときにも、接写をした時と同様に大きくて迫力のある画を撮影することができます。ただし、焦点距離の短いワイド側と焦点距離の長いテレ側では最短撮影距離が異なるので、テレ側の最短撮影距離をあらかじめ把握しておきましょう。

最短撮影距離2cm以下のカメラを販売している、接写カメラでおすすめのメーカーは、キャノンやニコンに加えてソニーがあります。海の生き物も撮影する場合は、TGシリーズがマクロモードでの最短撮影距離が1cmとなり、15mまで水中撮影が可能なので、オリンパスもおすすめです。

キャノンの接写に適したデジカメ

接写性能に一番力を入れているメーカーはキャノンとなります。キャノンのコンデジでは、PowerShot SX70といった最短撮影距離が0cmの物も販売しています。ただし、重量やコスパを考慮すると、最短撮影距離が1cmのPowerShot SX620 HSがおすすめです。

キヤノン

コンパクトデジタルカメラ Power Shot SX620HS

価格:22,970円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Canon(キャノン) 商品名 Power Shot SX620HS
最短撮影距離 1cm 撮像素子 1/2.3型高感度CMOS
F値 F3.2~F6.6 有効画素数 2020万画素
光学ズーム 25倍 焦点距離 25mm
撮影感度 ISO80~3200 手ぶれ補正 マルチシーン手振れ補正
AF(オートフォーカス) TTLオートフォーカス 連写速度 7.1枚/秒
動画 1920×1080(FHD)/ 30p サイズ 96.9mm × 56.9mm × 27.9mm
重量 182g その他機能
キャノン powershot sx620 hs の評価・レビュー・製品情報・価格比較を見る

ニコンの接写に適したデジカメ

二番目に力を入れているのはニコンで、ニコンではレンズによる光学技術に相当力を入れていて、マクロモードでの接写距離が1cmである上に光学ズームが40倍のCOOLPIX B500があります。値段が2万円程度で手に入りやすい機種なので、価格コムでも人気の機種になっています。

Nikon

デジタルカメラ COOLPIX B500

価格:19,700円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー Nikon(ニコン) 商品名 COOLPIX B500
最短撮影距離 標準30cm / マクロ1cm 撮像素子 1/2.3型CMOS (裏面照射型)
F値 F3~F6.5 有効画素数 1602万画素
光学ズーム 40倍 焦点距離 22.5mm
撮影感度 125~6400 手ぶれ補正 レンズシフト方式
AF(オートフォーカス) コントラスト検出方式 連写速度 120コマ/秒
動画 1920×1080(FHD)/ 30p サイズ 113.5mm × 78.3mm × 94.9mm
重量 542g その他機能 チルト液晶
ニコン coolpix b500の評価・レビュー・製品情報・価格比較を見る

オリンパスの接写に適したデジカメ

オリンパスでは、TGシリーズが耐水性だけでなくて接写性能が高いことが有名で、マクロ撮影時の撮影可能距離が1cmとなっています。防水ケース無しで15mまで水中撮影が可能なことから、海の生き物を接写したい人におすすめの旗手となっています。

オリンパス

デジタルカメラ Tough TG-6

価格:47,879円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

メーカー OLYMPUS(オリンパス) 商品名 Tough-TG6
最短撮影距離 標準10cm / マクロ1cm 撮像素子 1/2.3型CMOS (裏面照射型)
F値 F2~F4.9 有効画素数 1200万画素
光学ズーム 4倍 焦点距離 100mm
撮影感度 ISO100~12800 手ぶれ補正 撮像センサーシフト式手ぶれ補正
AF(オートフォーカス) イメージャAF 連写速度 約20コマ / 秒
動画 3840×2160(4K)/ 30p サイズ 113mm x 66mm x 31.9mm
重量 253g その他機能 水中撮影
OLYMPUS Tough TG-6の評価・レビュー・製品情報・価格比較を見る

その他の接写に適したデジカメメーカー

それ以外のメーカーでは、ソニーにも最短撮影距離が1cmの物があり、年代が2012年と少々古いですが、価格コムで200件以上の口コミがあるDSC-HX30Vが代表的な機種となります。ソニーの機種はデジタルズーム倍率が非常に高いので、ズーム機能でマクロ写真を撮る事もできます。

ソニー(SONY)

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot HX30V 1820万画素CMOS 光学20倍 ブラック DSC-HX30V/B

価格:8,280円 (税込)

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

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接写可能距離の厳密な定義としては、画像素子から被写体までの距離となりますが、コンデジではボディが小さいため、レンズ面から被写体までの距離となっている場合が多いです。

 

スマホは元々画像素子が小さいため、最短撮影距離が5cm程度となっている物が多いので、最短撮影距離が3cm以下であれば接写性能が高い機種であるといえます。ただし接写では最短撮影距離以外にも重要な性能があるので、最短撮影距離だけで選ばないようにしましょう。

 

10cm以上

最短撮影距離が10cmよりも長いモデルは、人間の目よりもピント調節力が弱いため、接写性能は高くないと思ったほうが良いです。カメラには様々な種類の性能があり望遠機能も重要な要素となるため、遠くまで撮影したい人は最短撮影距離を気にしなくても良いでしょう。

 

ただし、デジタルカメラにはマクロ機能が備わっている物があり、標準モードでの最短撮影距離が30cmの物でも、マクロ機能で撮影すると最短撮影距離が1mmになる物もあります。そのため、標準モードだけでなくマクロモードでの最短撮影距離を見るようにしましょう。

8cm

人間の目でピントが合う距離が大体8cm程度となっているので、人間の目と同じくらいのピント調整力があります。ただし、人間の目を超えたマクロ画像を撮影することは出来ないので、そこまでマクロ撮影の魅力が強くなるわけではありません。

 

カメラの最短撮影距離より短い距離で撮影しても、まったく映らなくなる訳ではないので、大体の目安にしかなりません。そのため、カメラの最短撮影距離が10cmの物でも2cm位まで接写できるものもありますが、とりあえずカメラのスペックを参考にしましょう。

 

5cm

一般的なスマートフォンの最短撮影距離は6~8cmとなっていて、撮影性能の高いスマホでもレンズが小さいため、5cm程度の最短撮影距離にとどまります。5cm程度の撮影距離ではスマートフォンとそこまで変わらないので、接写性能が高いとはいえません。

 

また、コンデジにおいては画像素子の大きさに限りがあり、一般的な1/2.3型のものだとスマートフォンで取る画像とそこまで変わらないかもしれません。そのため、スマホと差別化を行うためには、タフさや高いズーム倍率が必要となります。

 

ただし、ズーム倍率が高いコンデジは元々の最短撮影距離が短いモデルが多いです。また、タフなカメラについてもマクロ機能を使えば接写できるモデルが存在します。そのため、スマホと差別化できるデジカメを開発すると、自然と最短撮影距離が短くなる傾向にあります。

3cm

一般的なスマートフォンの最短撮影距離は、小さなレンズを使っているため、短い物でも5cm程度にとどまります。そのため、最短撮影距離3cmは、スマートフォンとの差別化を行うための必要最小限の距離となり、接写デジカメと呼ばれるために必要な性能となります。

 

3cmは接写カメラとしてはそこまで高性能ではありませんが、家庭内にある物を至近距離で撮影するのに適したカメラとなっています。ただし、家の中は屋外よりも暗いため、最短撮影距離よりも高感度耐性が重要な性能となってきます。

 

虫や花の接写を行うには少し弱い性能となっていますが、マクロコンバージョンレンズを取り付けることによって、更に接写性能を上げることができます。ただし、互換性の問題が有るので、コンバージョンレンズとカメラの機種が合うかどうか注意しましょう。

2cm

最短撮影距離が2cmになると接写カメラの中では高性能な物となり、虫や花を含めた大抵の被写体の撮影を行うことができます。また、防水機能が高くて水中撮影ができるカメラであれば、水中の生き物の撮影を行うことができます。

 

虫の中でも蝶々などの大きな花や虫を撮影するときには、最大撮影倍率と画像素子の大きさによって、かなり画像の鮮明さが変わってきます。そのため、最短撮影距離だけでなく、撮影できる被写体の大きさについても考慮したほうが良いです。

 

 

最短撮影距離2cm-3cmのデジカメ一覧はこちら

1cm

最短撮影距離1cmはかなり接写機能の中では高性能な部類に入り、ほとんどの被写体の撮影を行うことができます。キャノンが接写機能に力を入れていて、最短撮影距離1cmのコンデジを1万円台から販売しているので、意外と簡単に手に入ります。

 

また、標準モードでは最短撮影距離がそこまで短くない物でも、マクロモードでは最短撮影距離が1mmとなっている物となります。オリンパスのTGシリーズが代表的な例であり、防水機能も非常に高いので、水中にいる生き物を接写する事が可能になっています。

 

ただし、画像に光を取り込める量がかなり少なくなるため、暗い画像でも鮮明に写せる高感度耐性の高さや、明るい画像を撮影するためのF値の小ささが重要となってきます。

0cm

最短撮影距離0cmはにありえないと考える人も多いですが、カメラの光学技術は凄くて、キャノンのカメラが最短撮影距離0cmのカメラを開発しています。最短撮影距離0cmのコンデジの一つにPowerShot SX70 HSがありますが、質量と形状は全くコンデジらしくないです。

 

ただし、実際に0cmまで接写して撮影すると、レンズに入る光が全部さえぎられてしまうため、光源のある場所でしか撮影を行うことができません。また、最短撮影距離0cmのカメラは最短撮影距離1cmのカメラと比べて、コンパクトでなくなるため実用的ではないです。

 

接写性能に重要なものは最短撮影距離だけでなく、画像素子の大きさや最大撮影倍率に加えて高感度耐性があるので、最短撮影距離だけで選んで失敗しないようにしましょう。

 

 

最短撮影距離が短くても被写体を必ずしも大きく映せる訳ではありません。例えば、最短撮影距離が1cmでもズームが出来ない場合と、最短撮影距離が5cmだけど10倍ズームが使える物では、後者のほうが被写体を大きく映せます。

 

また、レンズの焦点距離(ズーム倍率)だけでなく、レンズの最大撮影倍率によっても映せる被写体の大きさが変わるので、最大撮影倍率もマクロ撮影では重要な性能となります。

焦点距離が長い状態だと画角が狭くなり、画角が狭くなった分だけ映せる範囲が狭まります。画像素子側の大きさは変わらないので、焦点距離が長いと画像素子に対する被写体の割合が高くなり、同じ撮影距離でも大きく被写体を映せるようになります。

 

被写体を大きく映すことを考えると、最短撮影距離が短くてズーム倍率が高い、キャノンやニコンといったデジカメが最適な機種となります。

 

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