【徹底比較】クラウド会計ソフトおすすめ7選|特徴や選び方も紹介

会計ソフトを使えば面倒な会計業務や確定申告の負担を軽減できます。スマホ・銀行・クレジットカードとも連携できるクラウド会計ソフトは特におすすめです。どのサービスを使うか悩んでいる人のために、クラウド会計ソフトの特徴やおすすめのサービスについてまとめました。

2021/03/12 更新

税金の知識は義務教育で教えてもらえないため、苦手意識を持っている人は多いでしょう。特に、個人事業主にとって確定申告はとても面倒な作業です。会社員として経理作業をしている人と違い、報酬にもならないためできるだけ時間をかけずに終わらせたいですよね。

 

そんな人におすすめしたいのがクラウド会計ソフトです。クラウド会計ソフトを使えば、簿記や経理に詳しくなくても簡単に会計業務や確定申告ができます。クラウド上にデータを保存できるためパソコンの故障にも強く、連携機能も豊富です。

 

しかし、クラウド会計ソフトは数も多く、何を基準に選べばいいかわからない人も多いでしょう。そこで、7つのクラウド会計ソフトを比較しました。ぜひ参考にしてください。

今すぐ見る!シェア率の高いおすすめクラウド会計ソフト7選

会計ソフトには大きく分けて「クラウド会計ソフト」と「インストール型の会計ソフト」があります。ここではその2つの違いを解説します。

従来のインストール型(パッケージ型)との違い

インストール型の会計ソフトはローカル環境で作業をするため、データはパソコンの中に保存されるのが特徴です。注意点は、パソコンの故障でデータが消える可能性があります。また、他のパソコンからデータにアクセスできないのもデメリットです。

 

対して、クラウド会計ソフトはインターネットを通してサーバーにデータを保存します。パソコンが故障してもデータの損失はなく、スマホやタブレットでもアクセス可能です。インターネットに接続できればどこからでも作業ができます。

クラウド会計ソフトを導入するメリット

クラウド会計ソフトは他のサービスとの連携が可能です。銀行やクレジットカードと紐づけておけば自動で入出金を管理できます。クラウド会計ソフトはサブスクリプションサービスのため、常に最新のソフトを使用できるのもメリットです。ソフトを買い換えなくても法改正に対応できます。

 

多くの端末からアクセスできるため、端末ごとにソフトを購入してインストール・セットアップをする手間がありません。クラウド会計ソフトによってはサポートに力を入れているサービスも多く、チャットや電話で不明点を質問できます。専門家に相談するコストを抑えたい人にもおすすめです。

クラウド会計ソフトを導入するデメリット

クラウド会計ソフトはインターネットに接続していないと使えません。繁忙期はアクセスが集中して業務が遅れる可能性もあります。また、ローカル環境よりもセキュリティが低いのもデメリットです。情報漏洩を防ぐために対策しておきましょう。

 

【対策方法】

  • IDやパスワードはこまめに変更し、二段階認証を使う
  • セキュリティの低いフリーWi-Fiのような環境での利用は避ける
  • セキュリティソフトを使いOSは最新に保つ

クラウド会計ソフトは便利なサービスですが、多くの企業が参入していて、プランも細かく分かれています。どのようなポイントに注意してクラウド会計ソフトを選べばいいかをまとめました。

使用料金・無料体験期間

クラウド会計ソフトはサブスクリプションサービスのため、使用料金の差は重要です。ただし、料金の安さだけに注目して使いにくいサービスを選ばないように注意してください。ソフトを導入しても作業に時間がかかるなら、結果として費用が高くなります。

 

クラウド会計ソフトによっては無料体験期間を設けてあり、使用感を確かめられるため、無料体験期間があるサービスは積極的に利用しましょう

他サービスとの連携機能はあるか

クラウド会計ソフトの魅力は他のサービスとの連携です。特にスマホ・銀行口座・クレジットカードと連携できるかどうかは重要なポイントになります。スマホとの連携はどの程度機能を使えるのかも確認しましょう。サービスによっては閲覧しかできないこともあります。

 

パソコンだけではなくスマホからも仕分けや申告ができれば、外出先でも操作できるので便利です。また、サイトがスマホ用に最適化されていたり、アプリ化されていたりするならより快適に操作できます。

使いやすい機能が揃っているか

必要な機能が備わっているかも確認しましょう。在庫を抱える業務をしているなら在庫管理システムがあると便利です。従業員を抱えている会社なら給与管理システムや勤怠管理システムとの連携があれば会計業務の負担を大きく軽減できます。

 

現在必要な機能だけでなく、将来必要となる機能を備えているかを考えるのが重要。会計ソフトを変更するのは大変で、最初から長期間使用できる機能が充実したサービスを選びましょう。

サポートは充実しているか

会計ソフトを初めて使う人が特に重視すべきポイントがサポートです。会計ソフトを利用するのが初めての方でもサポートが充実していれば、疑問点も解消しやすいため問題なく使うことができます。

 

また、プランごとにサポートの体制に差をつけているサービスもあるため、自分にどの程度のサポートが必要か考えてプランを選びましょう。会計業務やパソコンの操作に不慣れな人は、画面共有のようなサポートが充実しているオンライン会計ソフトがおすすめです。

セキュリティは厳重か

クラウド会計ソフトではクレジットカードや銀行口座との連携をするため、セキュリティは重要です。情報漏洩は信用問題に発展する恐れもあります。認証機能や暗号化など、どのような対策が取られているか確認しましょう。

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クラウド会計ソフトの中には、完全無料で使えるものもあります。多くの無料会計ソフトは有料ソフトの機能を制限したサービスです。エクセルや紙よりは効率よく作業できるため、機能をみて問題がなさそうなら利用してみる価値はあります。

 

デメリットはサポートがない可能性が高い点です。サポートがあっても回答が遅かったり、内容が制限されたりする場合が多いです。会計知識がないと無料会計ソフトでの作業は難しいです。

おすすめのクラウド会計ソフトを7つ紹介します。どのサービスを使えばいいかわからない人はぜひ参考にしてください。

弥生会計シリーズ

弥生会計は1年間無料体験ができるため、実際に使って試したい人におすすめです。スマホアプリで撮影したレシートや領収書のデータも取り込めます。わかりやすいUIのため使い方も簡単です。簿記や会計に詳しくなくても直感的に操作可能です。サポートも充実していて、プランによっては画面共有を使った説明を受けられます。

 

個人事業主には「やよいの青色申告 オンライン」がおすすめです。複式簿記帳簿の作成も日付や金額を入力するだけで完了します。

マネーフォワード会計

マネーフォワード会計のメリットはシリーズ製品が充実していることです。クラウド請求書・クラウド経費・クラウド勤怠・クラウド給与を連携可能です。AIが搭載されているため、使い続けていると自動入力・自動仕分けの精度が上がり、作業効率が向上します。

 

個人ならクラウド確定申告がおすすめ。銀行やクレジットカードとの連携で作業の大部分を自動化できます。また、家計簿アプリのマネーフォワードMEとも連携できて、家計簿データも確定申告に利用可能です。

freee(フリー)

個人事業主や小規模な企業におすすめのソフトがfreeeのクラウド会計ソフト。簿記・経理の知識がなくても、ガイドに従ってデータを入力するだけで経理業務を完了できます。「自動で経理」機能も搭載されていて、AIを使って自動入力が可能です。

 

個人用のプランではガイド機能の○×形式の質問に答えれば確定申告に必要な書類を作成可能です。スマホアプリの操作性も高いため、隙間時間を利用してデータ入力できます。

勘定奉行クラウド

勘定奉行クラウドは使用する機能を細かく選びたい方におすすめです。連携機能や拡張機能を追加する料金体系を採用していて、機能不足やオーバースペックを防げます。建設業向け・小企業向け・グループ企業向けなど、ニーズに合わせた製品があるのが特徴です。

 

他社会計システムからのデータ移行も可能で、債務奉行クラウドや固定資産奉行クラウドなど他製品と連携ができ、大規模な経営をしている会社におすすめのサービスです。

HANJO会計

飲食店の経理に特化したクラウド会計ソフトがHANJO会計です。月額1,078円で機能とサポートを全て利用できます。初期設定・操作のガイド・税務のスケジュールなどをナビゲートします。飲食店の経理に特化しており、改善点も見つけてくれます。

 

会計だけでなく経営もサポートして欲しい人におすすめです。スマホで撮影したレシート・領収書を自動的に仕分し、クレジットカードや銀行口座との連携も可能。スマホだけで確定申告書の作成まで完了します

円簿会計

円簿会計は無料で使えるクラウド会計ソフト。機能制限も期間制限も無しで使えるので、コストを抑えたい人におすすめです。高機能な会計ソフトには及びませんが、基本機能は揃っています。弥生会計のデータをインポートでき、弥生会計へのエクスポートも可能です。

 

既に弥生会計を使っている人にもおすすめです。Yahoo!IDでログインでき、個人情報の入力が不要。万が一の時も個人情報が漏洩するのを防げます。

フリーウェイ経理Pro

会計事務所におすすめな会計ソフトはフリーウェイ経理Proです。他のクラウド会計ソフトとは違い、ソフトをインストールして使います。そのため、クラウドサーバーとのデータのやりとりを減らし、高速でデータを処理可能です。アクセスが集中する繁忙期でも快適に作業できます。

 

顧問先の会計ソフトのデータを相互変換できるツールがあるので、フリーウェイ経理Proで一元管理可能です。顧問先の会計ソフトが不要になり、コスト・手間を大幅にカットできます。

クラウド会計ソフトを表にまとめて比較します。

 

  弥生会計シリーズ マネーフォワード会計 freee(フリー) 勘定奉行クラウド HANJO会計 円簿会計 フリーウェイ会計Pro
利用料金(年間)

【法人】

セルフプラン:26,000円

ベーシックプラン:30,000

【個人(やよいの青色申告)】

セルフプラン:8,000円

ベーシックプラン:12,000円

トータルプラン:20,000円

【法人】

スモールビジネス:35,760円

ビジネス:59,760円

【個人】

パーソナルライト:9,600

パーソナル:11,760円

パーソナルプラス:35,760円

【法人】

ミニマム:23,760円

ベーシック:47,760円

プロフェッショナル:477,600円

【個人】

スターター:11,760円

スタンダード:23,760円

プレミアム:39,800円

160,000円〜 12,936円(月額1,078円) 0円

23,760円(月額1,980円)

追加ID:月額1,000円

無料体験期間 1年間 1ヶ月 30日間 30日間 申し込みの翌月まで 無料版・体験版
サポート

電話・メール・画面共有

(ベーシック以上)

電話・メール・チャット 電話・チャット・メール 電話・Web・FAX・画面共有 電話・メール メール 操作サポート有
セキュリティ対策

・Microsoft Azureを利用

・セキュリティセンター

・金融機関と同じ水準での

データ保護

・暗号化

・ログイン試行回数制限

・リンクベース認証

・Microsoft Azureで管理

・暗号化

・国際認証SOC1、SOC2報告書を取得

・暗号化通信

・認証期間取得

(Pマーク)

・暗号化

・自動バックアップ

-
スマホ連携 有(アプリ) 有(アプリ) 有(アプリ)

 

円簿会計は利用料金が0円ですが、機能面で充実しているのは有料サービスです。飲食店での利用ならHANJO会計はコスパが高く非常におすすめです。無料体験を重視するなら期間が1年の弥生会計シリーズがいいでしょう。スマホからも使いたいならアプリが用意されている弥生会計・マネーフォワード会計・freeeがおすすめです。

クラウド会計ソフトを選ぶときは、自分の会計知識や業務内容に合わせてサポートや機能を選ぶのが重要です。コストが気になる人は無料期間の長いサービスや無料サービスを使って、どのくらい効率が上がるか試しましょう。