極寒な冬山に最適なシュラフおすすめ5選|ナンガ・モンベル・イスカ

冬山登山にチャレンジするにあたり、冬用のシュラフの購入に悩んでいる方も多くいらっしゃるでしょう。冬用シュラフは保温性が高いので1つあると安心です。本記事では、ナンガ・モンベル・イスカを始めとした人気メーカーのおすすめシュラフや、その使い方をご紹介します。

2021/10/21 更新

初めは夏山だけのつもりで始めた登山も、小屋泊からテント泊へとステップアップしていくもの。気付けば冬山に挑戦していた方も多いのではないでしょうか。しかし、冬山装備を揃えるのには費用がかかるので、少しでもコストを抑えたいものです。

 

テント内で寒さをしのぐため、最も大切な役割を果たすのがシュラフです。冬用シュラフは高いので、3シーズン用シュラフを重ねて使う方も多いでしょう。しかし、重ね使いは動きにくくて寝苦しいことがあります。冬用専用のシュラフであれば必要な機能や保温性が十分に備わっています。

 

コストが気になる方は、1つだけでいいので冬山専用シュラフを購入しましょう。本記事では、冬用シュラフの選び方や、ナンガ・モンベル・イスカを始めとした各種メーカーのおすすめシュラフをご紹介します。冬山でのシュラフの使い方についても詳しく解説するので、ぜひ購入の参考にしてください。

今すぐ見る!おすすめの冬用シュラフ5選

登山用のシュラフを選ぶときにはコンフォート温度とリミット温度に注目しましょう。また、登る山に適したシュラフを選ぶこともポイントです。中綿の素材によっても特徴が異なるので、自身の登山スタイルに適したものをしっかり選びましょう。

適応温度を重視しよう

冬山用のシュラフは、まずは適応温度をしっかり確認して購入することが大事です。選ぶ際に重要になる「コンフォート温度」と「リミット温度」を説明します。

コンフォート温度

コンフォート温度とは快適温度ともいわれ、「一般的な女性が丸くならずに快適に寝ることができる温度」とされています。寒さを感じやすい方や冷え性のある女性は、コンフォート温度を目安にシュラフを選ぶことをおすすめします。

 

ただし、快適だと感じる温度には個人差があるため、より寒がりだと自覚している場合は余裕を持ったコンフォート温度を選ぶと安心です。

リミット温度

下限温度と呼ばれるリミット温度は、「一般的な男性がシュラフの中で丸くなりながら快適に眠れる温度」とされています。男性は、リミット温度を参考にシュラフを選ぶことをおすすめします。

 

山によって標高はさまざまなので、登る山の気温に対応したリミット温度のシュラフを選ぶことが重要です。また、冬山ではダウン素材の服を着込んで眠ることもポイントです。

エクストリーム温度

エクストリーム温度は極限温度といわれます。代謝が低く寒さへの耐性が低い女性が、シュラフの中で膝をかかえ丸くなって、その体勢のまま6時間耐えられる温度です。これはギリギリ耐えられる温度であり、命に関わる危険性があります。

 

そのため、シュラフを選ぶ際にはエクストリーム温度ではなくコンフォート温度とリミット温度に着目して選びましょう。

防寒性は素材でチェック

シュラフの中綿素材が、ダウンか化繊かによってもシュラフの特徴が異なります。どちらもそれぞれメリットとデメリットがあるため、自身の登山スタイルに適した方を選んでください。

ダウンの特徴

ダウンのメリットは、軽いこととコンパクトに収納できることです。また、耐久性が高いところも魅力です。ただし、化繊に比べて価格が高くダウンが濡れると保温性が落ちるため注意が必要です。

 

夏山以上に装備が重い冬山登山では、軽量コンパクトなダウンがおすすめです。ダウンを選ぶ際はフィルパワーだけでなくダウンの量もチェックし、できるだけ量が多いものを選びましょう。

化繊の特徴

化繊のメリットは、濡れても保温性が落ちず乾きやすくコストを抑えられることです。しかし、ダウンに比べて重くてかさばりやすいことがデメリットです。結露にも強く夏山にはおすすめですが、荷物が多い冬山ではかさばりにくいダウンの方がおすすめです。

冬山ではテント内の結露以外にも注意するポイントがあります。テント内で雪を溶かして調理をしたり、出入りの度に雪が侵入したりとシュラフが濡れやすいです。そのため、濡れてシュラフの保温性が低下するのを防ぐため、シュラフカバーが必須です。

 

また、シュラフカバーを付けることで少しだけ保温性がアップすることもあります。防水透湿素材のシュラフカバーを選んで、大切なシュラフを濡れから守りましょう。

イスカ(Isuka)

ゴアテックス シュラフカバー ウルトラライト 200721

価格:19,305円 (税込)

冬用シュラフに最適なカバー

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

高機能な寝袋に定評のあるイスカのシュラフカバー。最高度の耐久防水性を持つゴアテックスが使用されているため、透湿性と防風性に優れています。シュラフを結露や雪による濡れから守って汗の水蒸気を外へ放出してくれ、快適な眠りをサポートします。

メーカー イスカ(Isuka) 商品名 ゴアテックス シュラフカバー ウルトラライト 200721
重量 490g サイズ 肩幅87×全長209cm
収納サイズ 7×8×22cm
oxtos(オクトス)

タフシュラフカバー/レギュラー

価格:8,800円 (税込)

軽量でコンパクト

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

透湿性と防水性を兼ね備えた軽量コンパクトなシュラフカバーです。荷物の多い冬山登山にも最適です。従来よりも薄い特殊コーティングで軽量化を実現しながら、引裂強度に優れかつ高い耐水圧を保っています。ファスナーを上下と内側から開閉可能な使いやすい仕様です。

 

スペック詳細はこちら

メーカー oxtos(オクトス) 商品名 タフシュラフカバー/レギュラー
重量 約260g サイズ 全長202cm×肩口幅83cm×底部幅53cm ファスナー開口部 / 148cm
収納サイズ 縦18×横11×マチ5cm
イスカ(Isuka)

デナリ900 ブリック 158529

価格:42,900円 (税込)

快適な保温性

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

厳冬期の3,000m級から八ヶ岳登山、冬の車中泊まで幅広く活用できるモデルです。独自の3D構造と保温効率の高い台形のボックス構造を採用しており、保温性を高めながら圧迫感が少ないことが特徴です。ショルダーウォーマーも調節可能で、フード部分にはダウンチューブが装着されているため、フィット感に優れています。

メーカー イスカ(Isuka) 商品名 デナリ900 ブリック 158529
重量 1,900g サイズ 84(肩幅)×208(全長)cm
収納サイズ 24(底直径)×383(高さ)cm コンフォート温度 -
リミット温度 -25℃
ナンガ(NANGA)

UDD BAG 630 DX

価格:55,000円 (税込)

冬の中級山岳に最適

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

高性能なシュラフが人気のナンガ。UDDは高機能ダウンシュラフでありながら水にも強いシリーズです。中でも630DXは、冬の中級山岳や春秋の3,000m級に最適なモデルです。DXの羽毛に超撥水加工を施した高品質で高機能な770FPダウンを採用し、水濡れに強いダウンシュラフを実現しています。強い反発力で膨らむ時間が短縮されているため、すぐに温まることができます。

 

スペック詳細はこちら

メーカー ナンガ(NANGA) 商品名 UDD BAG 630DX
重量 1,045g サイズ ショート、レギュラー、ロング
収納サイズ φ17×31cm コンフォート温度 -5℃
リミット温度 -10℃
ナンガ(NANGA)

AURORA light 750 DX

価格:60,500円 (税込)

厳冬期に幅広く活躍

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

日本の厳冬期の山全般で使用可能な本格的な冬用シュラフです。シュラフカバーが不要なので、荷物を減らすことができます。チタンスパッタリング材が新しく採用されており、チタンの蓄熱・保温効果で今までにない暖かさを実現します。春夏から厳冬期まで幅広いラインナップで、用途に合わせて選べます。

 

スペック詳細はこちら

メーカー ナンガ(NANGA) 商品名 オーロラライト750DX
重量 1,280g サイズ 最大長210cm×最大肩幅80cm
収納サイズ 直径19×31cm コンフォート温度 -8℃
リミット温度 -16℃
イスカ(Isuka)

エアプラス810 152532

価格:63,007円 (税込)

厳冬期に最適

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ハイスペックな機能で知られるイスカのシュラフです。厳冬期用として設計されているため、厳冬期特有の着ぶくれを想定した大きめのサイズ設定です。両サイドに独立したボックスを持つ舟形構造で、高い保温性を備えているところがポイントです。厳冬期の3,000m級や八ヶ岳登山に最適なモデルです。

メーカー イスカ(Isuka) 商品名 エアプラス810 152532
重量 1,280g サイズ 84(肩幅)×208(全長)cm
収納サイズ φ21×37cm コンフォート温度 -
リミット温度 -
モンベル(mont-bell)

アルパインダウンハガー800#2 1121374

価格:67,842円 (税込)

伸縮性が高くて動きやすい

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

モンベルのシュラフの特徴である、独自のスパイラルストレッチシステムを採用しています。伸縮性が高いため寝返りを打ちやすく快適に眠れます。800フィルパワーの高品質ダウンがボックス構造で封入されており、高い保温性を備えながら超軽量コンパクトなのがメリットです。そのため、冬山登山に最適です。寒気を遮断するためにさまざまな構造が取り入れられており、積雪期の登山で幅広く活用できるモデルです。

 

スペック詳細はこちら

メーカー モンベル(mont-bell) 商品名 アルパインダウンハガー800#2 1121374
重量 712g サイズ 適応身長183cmまで
収納サイズ ∅15×30cm(4.7L) コンフォート温度 1℃
リミット温度 -4℃

冬山ではテントそのものでの寒さ対策は少なく、テント内で使用するアイテムがとても重要です。冬山の寒さを乗り切るためには、保温性の高いシュラフを選ぶことはもちろん、シュラフの下に敷くマット選びも重要なポイントです。

 

いくら保温性の高いシュラフを使用していても、地面から冷気が伝わってくるとせっかくのシュラフの保温性が損なわれます。冬山ではシュラフとマットのセットで保温性を高めることが基本です。

 

夏山では、軽さ重視で生地の薄いエアーマットや蛇腹織のクローズドセルタイプのマットのみを使用する人が多いですが、冬山ではしっかりと断熱材が使用された断熱性の高いマットを選びましょう。冬山で使用するマット選びの際には、断熱性を表すR値が5.0以上のものを選ぶことをおすすめします。

服装も暖かく

冬山では、暖かい服装でシュラフに入りましょう。行動中と同じくレイヤリングしておくと、就寝中にも体温調節がしやすくなります。上下のベースレイヤーには厚手のウール素材のものがおすすめです。

 

フリース・ダウン・ハードシェルを着込み、ネックウォーマーやニット帽で首元や頭を暖めると、寒さを軽減できます。厚手の靴下で足元もしっかり保温しましょう。寒さに備えてカイロや湯たんぽを持参しておくと、より快適に眠れます。

冬山では低体温症のリスクが高く、寒さが命取りになることもあります。特に夜は極寒の世界になるので、事前の寒さ対策が重要です。冬山では、夏山以上に正しい装備を選ぶことが命を守ることにつながります。

 

寒さの感じ方は人によって異なるため、経験を積みながら自分に合ったスタイルを確立しましょう。本記事を参考に保温性の高いシュラフを選び、暖かい服装で冬山の絶景を楽しみましょう。