テントシューズのおすすめ5選｜気になる機能性まで徹底比較！

冬のキャンプや雪山でのアウトドアは、非常に温度が低く、風も吹いている中でのアクティビティが強いられます。そんな厳しい寒さから身を守ることはとても重要です。

テントシューズは、極寒の環境下でも屋内屋外問わず寒さから足元を守ってくれます。さまざまなメーカーから発売されており、それぞれ独自のデザイン、機能性があるのでテントシューズによって魅力は異なります。

テントシューズは必要ないのでは？とお考えの方も、通常の靴にはない、テントシューズの透湿性の高さや保温性に惹き込まれること間違いなしです！この記事では、メーカーごとにテントシューズについての徹底比較をしていきますのでぜひ参考にしてみてください。

テントシューズは種類が豊富で、さまざまなメーカーから発売されています。それぞれ同じように見えるテントシューズでも、実際には商品の特徴や機能は全く異なります。

機能性が高く快適にアウトドアを過ごせる、自分にあったテントシューズを購入するためのテントシューズの最適な選び方をご紹介します！

自分の目的や好みに合わせて吟味してみてください！

テントシューズは中綿の素材で温かさが決まります！中綿の素材は二種類あり、

• ダウン
• 化学繊維

に分類することができます。

ダウンは主に水鳥の胸毛の部分が使用されており、保温性に優れています。化学繊維とはポリエステル、ナイロン、アクリルといったものが該当します。テントシューズを購入する前には、これらの素材に着目をして選ぶことによって快適さが大幅に異なってきます。

冬は保温性の高いものを選びたいですし、夏はそれほど蒸れない素材がいいですよね。主に使う季節に合わせてダウンか化学繊維かを選びましょう。

冬キャンプには断然ダウンがおすすめです！ダウンは温かく軽量なので持ち運びやすさと保温性のバランスが◎です。

ダウンが暖かいのは、幾度にも毛が重なることによって空気をたくさん含み、断熱層ができる為です。断熱層ができることによって、外からの冷気を遮断することができます。

また、ダウン素材の軽量さから、折りたたみ可能な商品なども多く、荷物が多くなってしまいがちなキャンプにはちょうどいいアイテムです。化学繊維とは比べ物にならない、保温性の高さから冬のキャンプ、雪が降る中でのアウトドアには非常におすすめな素材です。

化学繊維は石油などから化学合成された繊維になります。原料と合成の方法によって、

• 合成繊維
• 再生繊維
• 半合成繊維
• 無機繊維

の4つに分類することができます。この中でも化学繊維の大半は合成繊維で、ポリエステルやナイロン、アクリル、ポリウレタンなどが該当します。

その中でも世界で最も生産されている化学繊維がポリエステルで、大量生産によるコスパの良さが魅力的です。水にも強いので、雪山や雨の中でのアウトドアでも靴の中が浸水してしまうといった事は起こりません。

ナイロンは、絹に近い合成繊維と言われるほどの肌さわりの良さが魅力です。害虫、カビに強い素材になりますが静電気が発生しやすいので冬は注意する必要があります。

化学繊維は保温性で比較すると、ダウンよりも劣ってしまいますが、夏の夜のアウトドアや春秋にはちょうどいいのではないでしょうか。

テントシューズは防水機能があるものからないものまでありますが、防水機能はアウトドアフィールドに合わせて選ぶ必要があります。雪山でのアウトドアの場合はテントシューズの浸水を防ぐためにも防水機能が必須です！

防水機能は主に化学繊維のテントシューズに多く備わっている機能で、特にポリエステルのテントシューズは繊維が水分を吸収することがなく速乾性にも優れています。また、しわになりにくいという利点もあるので、高い防水機能を求める方にはおすすめです！

また、ナイロンに関しては速乾性は高いですが熱に弱く、低温で乾かす必要があります。その為、同じ化学繊維でもそれぞれ性質が異なることに注意して選びましょう。化学繊維だけでなくダウン素材でも商品によっては防水機能がついているものがあるので要チェックです。

アウトドアに出かける際のテントシューズに必ず必要！という訳ではありませんが、あると安心なのが滑り止め機能です。

テントの素材やその場の状況にもよりますが、テント内は意外と滑りやすく危険です。滑り止めがついていることによって、安全に過ごすことができ転倒防止になります。

いくら滑り止めがついているからと言って、本格的な登山をする場合にはテントシューズではなく専用のトレッキングブーツを購入するようにしましょう。テントシューズに付いている滑り止めは、屋外での滑り止めとはタイプが異なるので使用方法を誤ると、転倒する恐れがあります。事故防止のためにも、場所に適したものを購入しましょう。

ここではテントシューズの人気メーカーを紹介します。人気のイスカ・コールマン・ナンガ・コロンビア・ノースフェイス・モンベルのテントシューズの特徴について解説するので、ぜひ参考にしてください。

イスカは、素材がダウンの製品のものがほとんどになります。中でもダウンプラスが人気となります。ダウンプラスとは、寒さを感じやすい足元にダウンを多めに詰め込み寒さを感じさせないような作りになっている機能です。

撥水機能も優れており、結露を防いだり外部からの浸透を防止する加工が施されたテントシューズが豊富です。丈もロング・ショートあり、デザインやカラーも豊富なのでお好きなファッションに合わせやすいテントシューズが販売されています。

コールマンはアウトドアスリッパという名称でテントシューズを展開しております。テントシューズとしても、ルームシューズとしても使えます。付属品として、シューズを入れる袋が別途でついてくるので持ち運びしやすい商品が多数です。

デザインはシンプルなのでスタイリッシュに履きこなすことができます。コスパがいいのでお試し感覚でテントシューズデビューが可能です！

ナンガのテントシューズはカラフルなバリエーションと、折りたたむことでロング丈ショート丈にも対応可能で、おしゃれなラインナップが揃っています。

デザイン性のみならず、SEKマークで保証されるほどの保温性や防水性にも優れているので、ハイスペックなテントシューズが欲しい！という方にはおすすめのメーカーです！

コロンビアのテントシューズはスリッパに近く、簡易的なものが多いというのが特徴になります。テントシューズを楽に履いてみたいという方にはおすすめです。保温性に関しては、それほど期待ができないと考えておいた方がいいでしょう。

しかし、デザイン性が豊富で自分の好きなカラーのおしゃれなものを見つけることができるので夏のアウトドアには最適です！

ノースフェイスのテントシューズは、中綿素材からデザインまでさまざまなニーズに答えてくれる豊富な種類の多さが魅力です。スタイリッシュなデザインでメンズに人気のメーカーです。

カラーバリエーションも多く、派手なものからシンプルなものまで揃うので好みに合わせて選びたい方にもぴったりです！

モンベルはテントシューズはもちろん、テントシューズカバーも取り扱っています。モンベルのテントシューズは、軽量で暖かいモデルが多いのが特徴です。ラインナップも豊富にあるので自分にぴったりのテントシューズを見つけられます。テントシューズの上から履いて雪の上でも快適に過ごせるテントシューズカバーも人気です。

テントシューズは有名メーカーのものだとそのデザイン性の高さや高機能性から値段が高い商品も多いですよね。もう少し手頃に手に入れることができたらいいのに！という方におすすめなのが温かいスリッパをテントシューズの代用品として扱うという方法です。

代用できるスリッパは、市販のルームシューズや、分厚いスリッパなどです。寒さからしのぐためには、空気を通さないというのがポイントになるので、ファーがついたルームシューズや、内側に綿が詰められているスリッパは肌に密着して暖かい状態を保つことができます。他にも、靴下の重ね履きをすることも有効です。

また、ファストファッションブランドとして手軽なしまむらには、簡易テントシューズが販売されているとの情報もあるので、そちらも調べてみることをおすすめします！

テントシューズは使用後は定期的にお手入れをするようにしましょう。テントシューズを清潔に保つために、テントシューズの正しい洗濯方法をご紹介します。メーカーによって、または商品にもよって異なりますが、テントシューズの材質上、速乾性が高いものが多いです。

ポリエステル素材のテントシューズの場合は、ネットに入れて洗濯機に回し、天気がいい日であれば外に干して乾かすといった一般的な洗濯方法で簡単にお手入れすることができます。

注意すべきはあくまでも商品に合わせたお手入れ方法を行っていくことが大切だということです。商品についているタグを確認して、洗濯を実施すると生地を傷めることなく、丁寧にお手入れすることができます。間違った方法で洗濯をしてしまうとせっかくのテントシューズを傷めてしまうことがあるので注意しましょう。

テントシューズはメーカーによって、重さやデザイン、色や丈はかなり異なるので実際に選ぶとなった場合、どのデザインを選ぶのか非常に悩みますよね。

冬のキャンプとなると、やはり厳しい寒さが付き物です。楽しいアウトドアが寒さによって、楽しむことができなくなってしまったらせっかくの楽しい時間が台無しになってしまいますよね。

そうはならないためにも自分が求めている機能やコスパがいいテントシューズを見つけましょう！