
ファミリーや友人同士での大人数でのキャンプ、自分のペースで堪能できるソロキャンプなど規模や人数によらずこだわったアウトドアは素敵ですよね。
バーベキューやキャンプ料理などの食事の時間を彩る食器も自分のお気に入りのものでこだわりたいと思う方も多いと思います。アウトドアで使う食器は様々な種類があり、素材や収納方法など自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶ必要があります!
この記事ではそんなアウトドア食器セットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。最後まで読めばアウトドアを存分に楽しむ一歩となること間違いなしです!

アウトドア食器セットを選ぶ際は、まず食器が必要な数足りているかをチェックし、その中でなるべく収納性や携帯性に優れたものを探しましょう。また食器は素材によって特徴が大きく異なるので、ご自身のニーズに応じた最適のモデルを選んでみてください。

アウトドア食器セットを選ぶうえでは、各製品の性能を比較する前に、まず人数分の食器が揃ったセットをピックアップする必要があります。大抵の食器セットは対象人数が記載されているので、これを真っ先にチェックするよう心がけてください。
また人数分ピッタリの食器セットでは、皿や器が破損したときに代えを用意できません。そのためソロキャンプなら2人用、4人ファミリーなら5人用といった具合に、1人分余るくらいの食器量が理想といえるでしょう。

アウトドア食器セットを使う上で収納性を重視したい方は、なるべく食器がコンパクトな製品を探してみましょう。また皿などを重ねたまま収納できる「スタッキングケース」であれば、片付けのしやすさが飛躍的に向上するため、アウトドア初心者には特におすすめです。
食器の大きさを決めたら、次は収納ケースのサイズをチェックします。大サイズの製品はとにかく収納力が高い一方、コンパクトな製品にも携帯性に優れるというメリットがあるので、同伴人数に応じた最適の収納ケースを見つけてみてください。

食器セットに限らず、アウトドア用品は持ち運びやすさを考えたうえで購入することが大切です。買ってみたら想像以上に重かった、という事態を避けるためにも、食器の枚数や大きさを必要以上に追求しないよう注意してください。
また同じような重さの製品でも、取っ手の構造などにより携帯性に差が出てくることは少なくありません。そのため重さを比較する際はグラム数だけでなく、収納ケースに施されている工夫をくまなくチェックすることが重要といえます。
アウトドア食器に使われる素材は多種多様であり、それぞれ全く異なる強みを持っています。見た目の質感を重視するなら木材や樹脂、耐久性や耐熱性など頑丈さを優先するなら金属といった具合に、ご自身のこだわりに最も適合する素材を探してみましょう。
また食器は素材によってお手入れ方法も変わるので、ぜひ以下の内容を参考に各素材の特徴を把握してみてください。

木製のアウトドア食器は、温かみのある見た目と柔らかい質感が魅力です。天然の暖色と美しい木目からなるデザインは唯一無二であり、アウトドアに用いればより一層ムードが高まることでしょう。
金属に負けず劣らずの耐久性を持つ一方、環境による変形・変色が起きやすい素材でもあるため、品質を長持ちさせるには日頃のお手入れがかなり重要になってきます。また耐熱性もそれほど高くなく、火気に近い場所での使用はおすすめしません。
お手入れ方法は水拭き+乾拭きが基本であり、十分水気をとったうえで風通しのいい場所に保管することが大切です。また表面のツヤを保つには、くるみ油などの乾性油でオイルメンテナンスを行うといいでしょう。

ステンレス製のアウトドア食器は、耐久性・耐熱性ともにすぐれているため、使用頻度の高い方におすすめです。ただ頑丈なぶん重さもそれなりにあるので、持ち運びづらさを感じる機会は他の素材よりも多くなることでしょう。
また見た目や質感は少々無機的であり、デザインを楽しみたい方には不向きかもしれません。とはいえステンレスは金属の中で最も錆びにくいため、購入時のビジュアルを長く保てるという点では他の素材に勝っています。
お手入れ方法はとにかく水気を取ることが基本であり、また万が一錆びが生じた場合はステンレス用洗剤を使うことも有効です。

チタン製のアウトドア食器も、ステンレスと同じく耐久性と耐熱性にすぐれています。それでいてステンレスよりもはるかに軽い素材なため、性能と持ち運びやすさをどちらも追求したい方にはピッタリといえるでしょう。
またチタンは金属の中でも特に熱伝導性が低く、熱いものを入れた状態でも食器を持ちやすいというメリットにつながっています。ただし見た目や質感はステンレスとほぼ変わらないので、デザイン重視の方は他の素材を検討しましょう。
なおチタンは耐食性も非常に高いので、使用後の洗浄さえ怠らなければ特別なお手入れ方法は必要ありません。このようにチタンはどこから見ても機能性バツグンな素材と言えますが、そのぶん高価な製品が多いので、予算に無理のない範囲で購入を検討してください。

プラスチック製のアウトドア食器は、なんといっても価格帯の低さが魅力です。軽量コンパクトで持ち運びやすい製品も多く、使いやすさにおいてプラスチックの右に出る素材はほとんどないでしょう。
またプラスチックは非常に加工しやすく、見た目や質感のバリエーションが豊富になるため、好みのデザインを比較的すぐ見つけることができます。ただし耐久性や耐熱性は金属素材に大きく劣っており、長期使用を考えている方にはあまりおすすめできません。
お手入れ方法としては中性洗剤や柔らかいスポンジで洗うこと、閉まりの悪いフタをお湯につけることなどが挙げられます。
ホーローとは、鉄などの金属にガラス系の釉薬を焼き付けた素材です。食材から色やニオイが移りにくいため、購入時の見た目や質感を長期間保てることでしょう。またベースが金属なので耐久性も高く、特に耐熱性に関しては直火にかけられるほどの水準をほこります。
ただ底面が傷つきやすい上に縁の部分も錆びやすく、これらを防ぐためには慎重な取り扱いが求められることから、アウトドア初心者にはあまりおすすめできません。
お手入れ方法としては重曹湯を用いて汚れを落とすのが一般的であり、1時間ほど浸けたあとに柔らかいスポンジで洗うと、表面を傷つけることなく汚れを効率的に落とせます。
メラニンは熱硬化性プラスチックの一種であり、見た目や質感、重さなどは従来のプラスチックとそう変わりません。しかし耐久性や耐熱性は金属にも引けを取らず、表面強度も中々に高いため、複雑なお手入れ方法を実践せずとも品質がある程度長持ちします。
一言でいえば「軽くて丈夫な素材」であることから、お子さまが使う食器としては特におすすめです。またプラスチックタイプと同じくデザインが豊富なので、アウトドアシーンで使えば食卓がおしゃれになること間違いないでしょう。
総じて大きな短所のない素材ではありますが、一方で飛び抜けて優れた部分もないので、食器に関して何かしらの強いこだわりがある方は他の素材を検討してください。
EcoSouLife BW13-022
自然素材で作られた食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
EcoSouLife BW13-022は竹パウダーやコーンスターチなど、食品素材だけで表面をコーティングしています。安全度の高さに加えて手触りも柔らかいので、お子さま用の食器としては特におすすめです。またフォークやナイフなど一通りのカトラリーが付属しているので、ソロキャンパーの方なら本製品1つですぐに外ごはんを楽しむことができます。
- 重量
- ―
- 素材
- プラスチック
- 収納ケース
- メッシュバッグ
- スタッキング
- 不可
- セット内容
- ボウル×1・カップ×1・プレート×1・スプーン×1・フォーク×1・ナイフ×1
ユニフレーム No.667910
軽くて丈夫な食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ユニフレーム No.667910は頑丈なステンレス素材の食器セットでありながら、総重量189gという驚異の軽さを実現しているのが魅力です。付属の収納袋にしまえば上着のポケットなどに入れられるほどコンパクトになるので、ソロキャンプにはもってこいの一品といえます。
- 重量
- 189g
- 素材
- ステンレス
- 収納ケース
- あり
- スタッキング
- なし
- セット内容
- カップ×2・プレート×1
スタンレー 01290-012
温かい料理に最適な食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
スタンレー 01290-012には湯切り穴付きのクッカーが付属しており、1~2人分の温かい料理を手軽に作ることができます。そしてカップは二層構造により熱伝導性が低くなっているため、熱々の料理を入れても持ちづらくなる心配がありません。またカップ・クッカーともに耐候性の高い素材が使われているので、寒い時期のアウトドアシーンにおいては特に活躍することでしょう。
- 重量
- 393g
- 素材
- プラスチック
- 収納ケース
- なし
- スタッキング
- なし
- セット内容
- クッカー×1・カップ×2
スノーピーク TW-021
使いやすさにこだわった食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
スノーピーク TW-021はそれぞれの食器に曲線的なデザインを採用しているため、金属製でありながら手触りや口当たりが非常に柔らかくなっています。また全ての食器を重ねて収納できるオールインワン機能も備えており、使いやすさに置いてはステンレス食器の中でもピカイチといえます。
- 重量
- 440g
- 素材
- ステンレス
- 収納ケース
- なし
- スタッキング
- なし
- セット内容
- ボウル×2・プレート×2
コールマン 170-9135
どこへでも持っていけるおしゃれな食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
コールマン 170-9135は、グリーンを基調とした明るいデザインの食器が揃っています。花見などの行楽に持っていけば、食卓の見栄えが良くなること間違いないでしょう。また収納バッグは取っ手が大きいうえスタッキング収納にも対応しており、持ち運びや食器の出し入れの手間が最小限に抑えられています。
- 重量
- 2250g
- 素材
- メラミン樹脂
- 収納ケース
- あり
- スタッキング
- あり
- セット内容
- ボウル×4・カップ×4・プレート×4
GSI 11871908001000
耐久性に優れた食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
GSI 11871908001000は硬化鋼にホーロー加工を施した製品であり、耐熱性や耐衝撃性が非常に高くなっています。頻繁に使用しても品質が長持ちしやすいことから、アウトドアはもちろん自宅での日常使いにもおすすめです。また各食器の縁部分にステンレス素材を採用することによって、「縁が錆びやすい」というホーロー食器の短所を完全に克服しています。
- 重量
- 2472g
- 素材
- ホーロー
- 収納ケース
- なし
- スタッキング
- なし
- セット内容
- ボウル×4・カップ×4・プレート×4
ロゴス 81285028
コストパフォーマンスに優れた食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ロゴス 81285028はカトラリーを含む6人分の食器を完備していながら、価格が5000円を下回る大変お得なセットです。また使いやすい収納ケースが付属していることに加え、食器自体も圧倒的に軽いので、女性や子どもでもラクに持ち運ぶことができます。総じて手軽に扱える食器セットであり、アウトドア初心者にはもってこいの製品といえます。
- 重量
- 1260g
- 素材
- プラスチック
- 収納ケース
- あり
- スタッキング
- あり
- セット内容
- ボウル×6、カップ×6・プレート×6・箸×6・スプーン×6
不二貿易 94495
デザイン性の高さが魅力の木製食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
不二貿易 94495は食器・カトラリーともに天然のアカシアだけで作られており、木目やサイズが1つ1つ異なる手作り感満載のデザインになっています。3~4人分の料理がいっぺんに入る大ボウルに加え、取り分け用のフォークやスプーンも付属しているので、家族など大人数で食卓を囲む場面には特におすすめです。
- 重量
- ―
- 素材
- 天然木
- 収納ケース
- なし
- スタッキング
- なし
- セット内容
- 大ボウル×1・小ボウル×4・大スプーン×1・大フォーク×1
スタンレー 02479-004
収納性バツグンの食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
スタンレー 02479-004はカトラリーを含む4人分の食器に加え、調理用の鍋やフライパンがセットになった多機能モデルです。特筆すべきは全ての食器を鍋の中に重ねて収納できることであり、鍋のフタも専用コードで固定できるため、大人数向けの食器セットとしてはこの上ない収納性を実現しています。
- 重量
- 2200g
- 素材
- ステンレス(調理器具)・プラスチック(食器)
- 収納ケース
- なし
- スタッキング
- あり
- セット内容
- 鍋・まな板・フライパン・ボウル×4・プレート×4など
キャプテンスタッグ M-1201
圧倒的な安さが魅力の食器セット
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
キャプテンスタッグ M-1201は4人分の食器セットでありながら、価格がソロキャンプ向けの製品よりも安い点が大きな魅力です。安価なぶん食器や収納ケースの構造は簡素になっていますが、たまにしか使わない方や予算に余裕のない方であれば、十分選択肢に入ります。
- 重量
- 1500g
- 素材
- プラスチック
- 収納ケース
- あり
- スタッキング
- 可
- セット内容
- 丸プレート×4・深型プレート×4・ボウル×4・カップ×4・スプーン×4・フォーク×4

ニトリなどのホームセンターに売っている食器セットも、基本的にはアウトドアに活用できます。製品を実際に手に取ることで使用感を想像しやすいので、通販サイトでの買い物に不安のある方は店頭購入も選択肢に入れてみましょう。
ただホームセンターで買う場合も、耐久性や耐熱性などを製品ごとにチェックすることは必須です。店内で一から品定めしているとかなりの時間を要してしまうので、店に行く前に通販サイトなどである程度、製品の目星をつけておくよう心がけてください。

普段アウトドアに出かける機会が滅多にない場合は、紙皿など使い捨てタイプの食器も選択肢に入ります。百均やコンビニなどに安い製品がいくらでもあり、また現地調達も簡単なことから、食器をとにかく手軽に入手したい方におすすめです。
ただ使用済みの食器は基本的にゴミとなるので、しっかり分別したうえで自宅に持ち帰ることを強く心がけてください。
アウトドア食器セットは見栄えと耐久性を兼ね備えており、野外での食事にピッタリな製品であることがお分かりいただけたと思います。近日中にアウトドアの予定がある方は、ぜひ本記事で紹介した製品を購入し、充実した食事タイムを過ごしてみてください。
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