【2023最新】au回線の格安SIMおすすめ9選｜UQ・mineo・楽天など比較

現代人の生活に欠かせないスマートフォンですが、毎月のスマホ代に「高い」と感じた経験はありませんか？そんな「月々の携帯代を少しでも安くしたい」方に人気なのが格安simを利用した格安スマホです。

通常6,000円程度のスマホ代を、2,000～4,000円程度に抑えられます。また、解約金や契約期限に縛られず自由に使えるのもメリットの1つです。その安さと手軽さから、格安simが今注目を集めています。

しかし、「格安simって使いにくそう」「速度が遅くなるんじゃないの？」など不安を感じて購入に踏み切れない方も多いですよね。そこで今回は、格安simのメリットやデメリット、購入するときの意識すべき点を解説し、大手MVNOの料金やプランや徹底比較していきます。

モバイルデータ通信にあまり詳しくない方にとっては「そもそも格安simって何？」のような疑問がありますよね。ここでは、格安simの仕組みや「格安」が実現できる理由など、基礎的な知識について解説していきます。

「sim」とはスマートフォンの中に入っている小さなICカードです。au・docomo・softbankなどの大手携帯電話会社が販売するスマートフォンには、初めからこのsimカードが入っています。

しかし、近年このsimカードのみを取り扱い、他社のインターネット回線を借りてデータ通信サービスを提供する企業が増えてきました。こうした企業は一般的に「MVNO」と呼ばれています。たとえば、

• LINEモバイル
• UQモバイル
• 楽天モバイル

などの事業者は、auから回線を借りて自社のsimカードのサービスを提供しているMVNOとなります。

こうした企業は、大手携帯電話会社よりも音声通話機能やデータ通信機能を安く利用できるので「格安sim」と呼ばれています。

格安SIMのうち、基地局をもつキャリア が提供しているものをMNOと呼びます。また、auの提供している格安SIMはサブブランドのUQmobileと、オンライン専用として創設されたプランのpovoがMNOとなります。

格安simを提供しているMVNOは、大手携帯電話会社のように自社の通信設備を持たず、提供先の携帯電話会社のものを借りてサービスを行っています。また、実店舗を持たないケースも多いため、設備の維持管理費・人件費・広告費が抑えられ、格安の料金プランが実現できます。

最近では格安simを提供するMVNOが増え、利用者からの人気も高まっています。それでは、格安simを利用するメリットはどこにあるのでしょうか。ここでは、格安simのメリットはもちろん、中でも特にau回線をおすすめする理由を解説していきます。

上述の通り、格安simを提供するMVNOはコストを抑えられる仕組みを持っているため、格安simを利用する最大のメリットはやはり月々の料金が安く済む点です。これはauに限らずさまざまな格安sim回線に共通し、中には月々の料金が大手携帯電話会社の半額以下で済む場合もあります。

利用する側にとっては、より安い料金でこれまでと同じように通話機能やデータ通信機能を利用できるのは何より嬉しいですよね。半額以下となれば、生活費の節約にも大きく貢献します。

simロックとは、スマートフォンなどの端末を購入した携帯電話会社以外の回線で使用できない状態にすることををいいます。au・docomo・softbankなどの大手携帯電話会社で購入する端末には、あらかじめこのsimロックがかかっているため、他の回線で格安simを利用するにはこのsimロックの解除が必要です。

しかし、乗り換え先の回線がau回線の場合、お手持ちのスマートフォンがau端末ならsimロックは解除不要で利用でき、simロック解除にかかる手間や費用を省けます。

auに関しては、simロックを解除しても利用できない機種があります。au回線の格安simには、どのサイズのsimスロットにも対応する、マルチsimが使われるのが一般的です。このマルチsimはauのVoLTE（高音質通話規格）に対応したsimを指します。

そのため、simロックを解除してもスマートフォンの機種がauのVoLTE対応端末でない場合には、利用できない可能性があるので事前に確認しましょう。また、使用場所もLTE対応のサービスエリアであるかどうか確認しておくと安心です。

格安simを利用するにあたって、不都合を感じやすいのが通信速度ですよね。格安simを取り扱うMVNOは大手携帯電話会社の設備を一部借りてサービスを提供するため、どうしても通信速度が遅くなりやすいです。

ただし、すべての格安simが遅いわけではなく、借りている設備の回線容量や利用者数によって速度は異なります。一般的には、利用者が多くなり回線が混み合うと通信速度は遅くなるため、時間帯によって遅いと感じるタイミングがあります。

キャリアサービスとは、au・docomo・softbankなどの大手携帯電話会社が独自に提供するサービスをいいます。中でも、利用者が多いコンテンツといえばキャリアメールです。「@ezweb.co.jp」や「@docomo.ne.jp」といったメールアドレスも格安simに乗り換えると利用できなくなります。ただし、Gメールなどのフリーメールは乗り換えに関係なく利用できます。

また、au Walletを利用していてポイントが貯まっている方もいますよね。こうしたポイントも格安simに乗り換えた時点で失効してしまうので、乗り換える前に使い切るのをおすすめします。

スマートフォンを使うのは仕事の時がほとんどの方もいれば、公私ともにがっつり使う方まで利用スタイルはさまざまですよね。ここでは自分のスタイルに合った選び方のポイントを紹介しますので、参考にして無駄のない利用を目指しましょう。

格安simではどこの会社を選んでも、現状として無料で通話できるのは10分間などの制限がついています。仕事で頻繁に通話をする方などは無料通話分以上に通話をする可能性が高いので、有料オプションをつけると国内通話完全無料になります。

音声プランには「制限つきのかけ放題」と「定額無制限のかけ放題」があります。通話を重視する方は、通話頻度や1回あたりの通話時間を把握したうえで慎重に選びましょう。「格安simに乗り換えても今までと同じ電話番号を使いたい！」といった場合には、MNPを取得して手続きを進めてください。

データ専用プランはデータ通信のみ利用可能で、音声通話はできません。たとえば、

• SNSの閲覧に使う
• スマホゲームに使う
• データ管理用として使う
• 2台持ちで通話用端末を別で持っている

などの方にはおすすめのプランです。

通話機能がない分、データ専用プランのほうが料金はだいぶ抑えられます。ただし、あまりにも通信速度の遅い格安simを選んでしまうと、肝心の機能が役に立たないので速度重視で比較検討しましょう。

格安simの容量プランには、主に1GB・3GB・5GB・10GB・使い放題など段階的にわけられており、1カ月に使う容量に応じて料金が決まる仕組みです。データ通信をほとんど使わない方でなければ、まずは主流となっている3GBからはじめて様子を見るのもいいですよ。

動画をよく見る方やゲームをする方は思ったより通信量が多くなる場合もあるので、足りないようであれば後からプランの変更もできます。反対に、自宅でWi-Fiを利用している場合にはほとんどデータ通信を使わないケースもあるので、自分に合ったプランを選びましょう。

格安simでも便利なオプションサービスを利用できる会社がたくさんあります。無制限もしくは10分程度の「かけ放題サービス」、スマホを紛失したときにデータ保護や遠隔サポートを受けられる「安心サポート」、子どもがいる家庭も安心の「フィルタリングサービス」などがあります。

また、着信拒否機能を利用できる「迷惑電話防止サービス」や電話に出られないときも安心の「留守番電話サービス」も便利ですね。留守番電話は月額料金300円程度でつけられるので利用者の多いオプションサービスです。

今やスマートフォンは生活必需品ともいえるほど欠かせないものになっています。だからこそ何かトラブルが起こったときには迅速に解決したいですよね。格安simを提供するMVNOは実店舗を持たないケースも多いため、電話やメールによるお問い合わせ窓口でしっかりとサポートしてくれるかが重要となります。

また、データ通信を多く利用する方は「3日間制限」の有無を確認しましょう。3日間制限とは、ある3日間の中で一定の通信量を超えてデータ通信を行うと、速度制限がかけられることをいいます。通信量が多くなるのが予想される場合には、制限のない格安simがおすすめです。

格安simに乗り換える際、今までの電話番号をそのまま使えたら便利ですよね。「MNP制度」を利用すれば電話番号を引き継げるので、その手続きを確認していきましょう。大まかな流れは以下の通りです。

• 元々使っているsim事業者に「MNP予約番号」を発行してもらう
• この予約番号を持って、乗り換え先の格安simの事業者で申し込みを行う
• 新しいsimカードを受け取り、格安simの事業者で回線切り替えの手続きをする

ここまで行うと、格安simを利用できるようになります。「MNP予約番号」には期限があるので利用するなら早めに進めてくださいね。

KDDIの子会社でもあるUQモバイルは、格安simの中でも通信速度が速く人気を集めています。速度の安定感は大手キャリアであるauに劣らないほどともいわれ、顧客満足度上位の実力派です。

また、全国にショップを展開しているため、格安simについてよく分からない方も契約時に直接聞くことができ、サポート面でも安心ですね。料金を口座振替で支払える点もUQモバイルの魅力です。

mineoはau・docomo・softbankの3大携帯会社の回線を使用している格安simです。こうしたMVNOは少なく、通信エリアをあまり気にせず使える点で魅力的な格安simですね。

また、データ通信に関するオプションサービスが充実しているので、データ通信機能を重視して選びたい方やお得にデータ通信を楽しみたい方におすすめです。中でも、パケットをmineoユーザーで共有できる「フリータンクサービス」は多くの方から好評を得ています。

楽天モバイルは独自の楽天回線を持っている希少なMVNOです。楽天回線のエリアはまだそれほど広くありませんが、エリア内で使用する場合にはデータ通信が使い放題なメリットがあります。料金プランもシンプルでわかりやすいため、自分に合ったプランを検討しやすいです。

また、料金は口座振替も対応しているため、クレジットカードのない方でも安心して契約できます。楽天カードをお持ちの方でしたら、毎月ポイントが貯まっていくのでお得です。

2016年から格安simに参入しているIIJmioは、新機種端末の発売やアップーデートに素早く対応し、動作確認の結果も公表しているため、多くのユーザーから信頼を得てきました。通話サービスも充実しており、「みおフォンダイヤル」と呼ばれる専用アプリを利用すると通話料が半額になるなど、お得なサービスを実施しています。

また、家族間での通話かけ放題の時間が長いため、家族でよく連絡を取り合う方は家族全員で乗り換えるのもおすすめです。

BIGLOBEモバイルは料金プランが細かく選べ、自分に合ったプランを見つけやすい特徴があります。また、動画視聴やSNSの通信量がカウントされなくなる「エンタメフリー」サービスがある点も人気を集めています。

softbankの傘下のイメージが強いLINEモバイルですが、実はau回線にも対応している格安simです。通信料がカウントされなくなるサービスやLINEでID検索を行えるため、普段ラインをたくさん使う方におすすめです。各料金プランが平均して低価格な点も嬉しいですね。

イオンモバイルの特徴は圧倒的なプランの数と低価格を実現している点です。料金プランは500MBから50GBまで小刻みに段階を踏んで設定されているので、自分の理想に近いプランを見つけられます。また、身近にあるイオンでアフターサービスを行ってくれる点も安心です。

QTモバイルの料金プランは利用開始月から6カ月間割引が効くため、かなりお得に利用できます。7カ月目以降もそれほど高いわけではないので、料金を節約したい方におすすめです。また、オプションに「無制限かけ放題」があるのも人気を集めています。通話機能をよく使う方は検討してみてください。

nuroモバイルは0.2GBのプランを低価格でお試しできるため、「格安simで不具合なく使用できるか不安…」といった方におすすめです。自分が納得したうえで契約できるので安心できます。また、翌月のプラン容量から前借りできる無料のオプションも便利です。

 今回はau回線の格安simにもさまざまなものがあり、それぞれ異なったメリットや特徴を持っているとわかりました。格安simを検討する際は、自分の利用スタイルを把握し何を重視するかを考えるのが大切です。自分に合った格安simを選び、より快適なスマホライフを送りましょう。