くるくるドライヤー人気おすすめ21選｜アイロンとどっちが痛む？【くし付きドライヤー】

アイロンが苦手だけど、髪をカールさせたい…！

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そんな方にはくるくるドライヤー（別名：カールドライヤー）と呼ばれる、ドライヤーとブラシが一体化したアイテムがおすすめです。

今回の記事では選び方とおすすめ商品を解説していきます。

また、ドライヤーを購入した500人に行ったアンケート結果で、参考になるものを随所でご紹介します。

読み終わったときには、購入したいと思える商品を見つけられるはずです。

目標はズバリ、

簡単にくるくるドライヤー選びの失敗をなくすこと

です。

☆この記事を読めば失敗しないくるくるドライヤーを選べます！

くるくるドライヤーはブローとスタイリングを1台でこなすヘアアイテムです。

通常の髪を乾かすためのドライヤーとは違い、ブロー＆スタイリングに特化しています。

同じくスタイリングに使用されるヘアアイロン(コテ)と比較されますが、くるくるドライヤーの方が簡単に扱えて、かつ火傷しにくいです。

ヘアアイロンほど「しっかり巻く」のは難しいというデメリットこそありますが、ふんわりしたカールにセットできますよ。

結論、「使い方を誤って髪へのダメージを与えがち」なのはヘアアイロンです。

どちらも熱を髪にあてる以上ダメージは与えますが、より高温となるヘアアイロンの方がダメージは顕著です。

髪のタンパク質は150℃を超えると変質すると言われており、ヘアアイロンはそれ以上の温度で、複数回同じ箇所に熱を当ててダメージが大きくなります。

よって、髪のダメージを抑えることを重視するなら、くるくるドライヤーの選択でいいでしょう。

ただ、くるくるドライヤーの方が温度は低いものの、使い方を間違えると髪が痛むのでそこは注意が必要です。

たった3つのチェックを怠ると失敗する確率がグッと上がります。

その3つのポイントとは、

①購入予算

②形状とアタッチメント

③ヘアケア機能

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 2万円以上は、ヘアケア性能重視で選びたい人向け
• 少しでもマイナスイオン効果を感じたいなら1万円程度
• ブローorスタイリングで正しくアタッチメントの形状を選択する

これが大きく失敗しないドライヤー選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

予算である程度、アタッチメントの数やヘアケア機能が決まります。

あまりこだわりが強くない方でも、1万円程度のものを選ぶのがおすすめです。

価格相場は安いもので3000円程度から、高いものは5万円近いものまで幅が広く、大きく分けて下記3つに区分できます。

• 5,000円未満
  とりあえず使えたら十分な方
  マイナスイオンや遠赤外線搭載を謳うモデルもあるが、あまり効果は期待できない
• 5,000円台〜1万円台
  最低限のヘアケア機能を求める方
  温度切り替えや静電気をおさえる程度のマイナスイオン効果は期待できる
• 2万円以上
  うねりやパサつきなど髪悩みがある
  ヘアケアにこだわりたい方向け
  各メーカーが工夫を凝らした技術でツヤ・まとまりのある髪に

ちなみに売れ筋は1万円程度でパナソニックなど美容家電の中で名の通っているメーカー製品です。プレゼント用には、3万円をこえるダイソンなどの高額商品も選ばれています。

くるくるドライヤーは、先端の形状が大きく分けて2種類あります。

ロールブラシ

・主にくっきりカールをつけてスタイリングしたいとき用

ハーフブラシ

・寝癖直しや艶出し
・ブロー用
・髪を乾かすときの仕上げに使用

基本の形状は上記2種類です。商品によっては、ヘッドの部分がアタッチメントになっており、取り外せるものもあります。両タイプのアタッチメントが付属していれば、どんな場合でも一通り使用可能です。

このアタッチメントも複数セットの商品もあり、基本的にアタッチメントが増えるほど商品は高額になります。

こちらの参考画像はパナソニックの「EH-KN0G」という2万円を超える高級機ですが、

・サロンブローブラシ
・ボリュームアップブラシ

などのアタッチメントがさらに付属しています。

サロンのような仕上がりになると好評ですが、人によっては「絶対に使わないアタッチメントがある」と言われることもあるため、価格分の価値が得られそうかは考えるべきです。

ヘアケア性能を重視するなら2万円以上のくるくるドライヤーを選びましょう。

逆に5000円程度の商品でヘアケア性能は期待できません。

マイナスイオンや遠赤外線を搭載している格安機もあるにはありますが、

品質がピンキリで、効果が実証されているものはほとんどありません。

くるくるドライヤーには主に以下のようなケア機能が搭載されています。

髪のダメージの主な原因は、乾燥・熱・摩擦・紫外線・薬剤の5つ。そのうち乾燥や熱によるダメージは、ドライヤー選びで抑制が期待できます。

なお、ヘアケア機能はメーカーが独自の技術を用いているため、

同じような機能でも名称が異なることが多いです。

ここからは実際のメーカーごとの呼び名もふまえながら、

各機能について詳しく解説していきます。

くるくるドライヤーの温度機能は、通常ドライヤーと同様に大切です。

以下は「通常ドライヤー」に関する編集部独自アンケートのコメントですが、温風でスタイリングする観点では同じなため、一部紹介します。

くるくるドライヤーは多くの商品が105〜120℃の温風を出します。そのため、髪のタンパク質が変質する150℃には届きません。

通常ドライヤーやヘアアイロンに比べて安全性は高いものの、温風を当てると髪の表面のキューティクルが乾燥によって開いてしまうため、冷風で引き締めるのは有効です。

そのため、

・温度調節機能
・冷風切り替え

この2点が揃っている製品が好ましいです。

また、ほんの少数ですがくるくるドライヤーにも「自動温度調節機能」搭載の製品もあります。

マイナスイオンや遠赤外線を搭載したドライヤーは、

なんとなく髪にいいという印象を持っていませんか？

これは半分正解で、半分不正解です。

そもそもこの2つのはたらきは以下の通りです。

• マイナスイオン
  髪にうるおいを与え、しっとりまとまりのある髪に導く
  ただし効果の実証実験がされている製品の多くは2万円以上
  
  
• 遠赤外線
  髪の内部に熱を通して速乾性を高めたり、頭皮の血行を促す
  ただし遠赤外線の効果が認められている製品は少なく、吹き出し口に小さなアタッチメントをつけている程度の格安機もある

"髪にいい"マイナスイオンを搭載したドライヤーを選びたいなら、

必然的に2万円以上のドライヤーが選択肢になってきます。

静電気を抑える程度なら1万円程度でも力を発揮するでしょう。

※ReFa・YA-MANは現状くるくるドライヤーのラインナップはありません

また、搭載されているイオン名称や仕組みは、上記のようにメーカーによって異なります。

ただしこれらは全て理解する必要はありません。

メーカーごとに強みはあれど、イオン系に期待できる効果はおおかた同じで、あとは個人の髪質によって多少相性に違いが出る程度ため、価格帯を基準に選べば大きな失敗は防げます。

結論、ドライヤーの性能は価格帯でおおかた決まるため、くるくるドライヤーであってもメーカーを重視する必要はありません。

ただし、ドライヤーはマイナスイオンを中心に、

各社独自の技術を採用しているものが多く、

特定のメーカーの製品を指名買いされる方も多いです。

以下は通常ドライヤーのアンケート結果ですが、購入前のメーカー意識調査は参考になるため掲載します。

僅差ではありましたが、

「特定のメーカーの製品を指名買いした」が33.4%と最も多い結果となりました。

また「気にしなかった」がたった「31.4％」なところを見るに、ドライヤーは家電製品の中では、比較的メーカーを気にしている方が多い結果となっています。

自分も気になってしまうかも……という方向けに、記事の後半では、メーカーごとのドライヤーの特性について、より詳しく解説しているので、興味がある方はご確認ください。

ここまでのおさらいをしましょう。くるくるドライヤー選びで失敗しないために重要なポイントは、

①購入予算

②形状とアタッチメント

③ヘアケア機能

の3つでした。

【結論】

• 2万円以上は、ヘアケア性能重視で選びたい人向け
• 少しでもマイナスイオン効果を感じたいなら1万円程度
• ブローorスタイリングで正しくアタッチメントの形状を選択する

これが大きく失敗しないくるくるドライヤー選びの最初のステップです。ヘアケア性能にこだわりたい方はメーカーから選び、特にこだわりがない方は聞いたことがあるメーカーを選んでおけば、問題ありません。

早速おすすめ商品をチェックしていきましょう！

朝早くや夜遅くにくるくるドライヤーを使用する方、

小さなお子様がいるご家庭は使用音も気になるところですよね。

くるくるドライヤーの騒音値は50〜70dB(デシベル)が目安です。

ただし、記載されていない製品も多く、使用環境によってうるさく感じるかは変わってくるので、一概に静音性が高いと言い切るのは難しい部分もあります。

風量が1.8㎤程度までのものなら一般的な騒音値の範囲内でしょう。

騒音値の目安は

• 50db：エアコンの室外機
• 60db：通常の話声やデパートの店内
• 70db：街頭や掃除機レベル

に該当します。

集合住宅にお住まいで使用時間が極端な方や、寝ている家族と隔たりがない場所での使用が想定される方は、上記を目安に騒音値（db）の記載があるモデルを選びましょう。

一般的なくるくるドライヤーの重量は300～400gです。

ただし、人気のダイソンのくるくるドライヤーのみ600gを超えます。

500mlペットボトル1本分が500gと考えると、さほど重くないように感じますが、片手で腕をあげた状態で持つのは意外と負荷がかかります。

使用時以外、ドライヤー類はどこに収納していますか？

多機能な高級機は折りたたみできないものが多く、購入後に収納場所に困ることも。

折り畳み可能でもコードの長さや、持ち手部分のサイズによっては、これまでの収納スペースに収まりきらず、新たに収納場所を考える必要があります。

ドライヤー類（ドライヤー・カールドライヤー・ヘアアイロン）の収納にはスタンドや、ドライヤーホルダーがおすすめです。

折り畳みができないアイテムでも、寝かせておくよりすっきりと収納でき、取り出す手間がかからず、コードが絡まる煩わしさも減らせます。

ただしスタンドの幅によっては、洗面台に乗り切らなかったり、壁に穴を開けて設置するドライヤーホルダーもあります。賃貸の方は引っ掛けるだけで設置できるホルダーを選びましょう。

デザインは機能性とは直結しませんが、

スタンドやホルダーなど、普段から目に付く場所に収納している方は、

意外とお部屋とのミスマッチ感が木になる部分でもあります。

アンケートの「購入時に気にせず後悔したポイント」に「デザイン」を挙げた方からは、以下のような声が寄せられました。

• 部屋の色と合わない色のものを選んでしまい、置くと浮いてしまう（10代 女性 大学生・大学院生）
• 色など全く気にしないで購入したが、今思うと黒やグレーなど落ち着いた色のものを買えば良かった（30代 女性 専業主婦）
• 黒を購入しましたが、指紋がドライヤーにくっきり残るため、使用するたびに汚れが気になる。（30代 女性 自営業・自由業）

高級ドライヤーはデザインにもこだわった、スマートな見た目のものが多いですが、格安機は色味が派手なものも多いです。

また、使用しているドライヤーの指紋残りが気になる方は、

淡い色や本体がマット素材のものがおすすめです。

デザインは購入時はあまり気にしていないからこそ、使用していると気になってくる部分でもあります。

ドライヤーの風量・パワーは消費電力と比例しません。

くるくるドライヤーの消費電力は600~1200W程度で、

1200Wまでならだいたいの家庭用コンセントで使用できます。

実際に消費する電力は、使用モードによっても変わってきます。

前述の通り、ドライヤーの性能はある程度価格帯で決まります。

価格帯が同じであれば、マイナスイオン機能など効果に大きな差は出ません。

ただし、メーカーによって力を入れている部分や価格展開は異なります。また、ドライヤーはメーカー独自の技術を採用していることも多いです。

▼メーカー特徴早見表

いまいち決め手にかける方向けに、ここからは各メーカーごとの特徴を、代表シリーズとともに解説します。

掃除機で知られるダイソンは、くるくるドライヤーもアタッチメントの多い高級機を取り扱っています。

濡れた髪からのスタイリングを推奨されている点が特徴で、タオルドライ後すぐに使用できる点が他社とは違います。

ただし複数のアタッチメントは、ズボラな方にはやや不向きでそれなりの価格もするため、いろいろな機能を試したい方や、時間に余裕のある方向けになります。

パナソニックのくるくるドライヤーは、主に高価格帯の『ナノケア』と低価格帯の『イオニティ』に分かれます。

• ナノケア
  一般的なマイナスイオンの約1,000倍の水分量を含む『ナノイー』イオンを搭載
  水分たっぷりのイオンがパサつく髪にうるおいを与える。
  最近では水分増加量が通常の1.9倍の『高浸透ナノイー』搭載モデルも発売
• イオニティ
  中価格〜低価格帯のタインナップが豊富
  上位機はダブルミネラルマイナスイオン搭載
  マイナスイオンを広範囲に届けて、指通りのいいさらさら髪に

『ナノケア』は高級機の中で知名度も高く、『イオニティ』は1万円未満でも機能性に優れているため、バランスのいい製品が揃うメーカーです。

テスコムは通常ドライヤーの国内の美容室でのシェア率が'70％(2022年調べ)と高いメーカー。くるくるドライヤーも多数発売しています。

共通して言えるのは、全ての商品が1万円以下のお手頃な価格帯ということ。ブラシ部の素材によって価格差があるため、予算によって選んでください。

コイズミもテスコムと同じく1万円以下の価格帯でカールドライヤーを発売するメーカーです。性能面は特筆すべき点は少ないものの、7,000円程度の価格にもかかわらず、「ブローアイロンブラシ」のアタッチメントが付属している点が特徴です。

通常のブローブラシでの仕上がりよりも、強力にストレートにしたい方は検討の余地があります。

リュミエリーナが販売するクルクルドライヤーは、ヘアケア性能の中でもイオン系ではなく『バイオプラミング』という独自路線をいきます。

『バイオプラミング』は量子力学をもとに、場のプログラミングをおこなうとされていますが、正直イメージがつかない方の方が多いと思います。

高級ドライヤーの中でもかなり高価格帯の商品が多く、公式サイトだけ見るとなんだか怪しげな印象を持つ方もいるかもしれませんが、速乾性やツヤのある仕上がりのよさを評価する声は高いです。