「ドコモ光」のおすすめプロバイダは？料金から選び方まで徹底解説！

インターネットが世間に普及した現代では、高速大容量通信ができる「光回線」が通信回線の主流になりつつあります。この光回線でインターネットを楽しむには、回線事業者と併せて「プロバイダ（接続事業者）」との契約が欠かせません。

ですが、光回線のプロバイダは数が多く、何を基準に選べばいいか迷ってしまうケースもしばしばです。とくに、光回線のサービスを提供するドコモ光は、23社の中からプロバイダを選択できるため、迷いやすさに拍車をかけています。

今回は、「ドコモ光のおすすめのプロバイダを知りたい」「別のプロバイダに切り替えたい」といった方に向け、ドコモ光のプロバイダを選ぶ方法とおすすめのプロバイダを紹介しましょう。当記事を参考に、プロバイダ選びをぜひ成功させてください。

おすすめのプロバイダを解説する前に、ドコモ光の基本情報を紹介しましょう。ドコモ光は、NTT（フレッツ光）の回線を利用した通信サービスです。自社スマホとのセット割が適用できるので、ドコモユーザーから支持を集めています。

また、キャンペーンを利用すれば、回線の工事費を無料にできるので、初期費用の抑えやすさにも定評があります。IT初心者はもちろん、最大通信速度が10Gbpsのプランを選べるため、インターネットヘビーユーザーの方にもおすすめの光回線です。

これら月額料金や提供エリアといった基本情報は、どこのプロバイダを選んでも変わりません。そのため、自分に合ったプロバイダを選ぶには、別の角度から見て比較検討を行う必要があります。

結論からいえば、ドコモ光のプロバイダは「GMOとくとくBB」をおすすめします。GMOとくとくBBは、数あるプロバイダの中でも、キャッシュバックの金額が最も高額です。最大で55,500円のキャッシュバックを受けられるので、月々の負担を大きく軽減できます。

さらに、ルーターを無料レンタルでき、別途でルーターの端末代が発生しません。v6プラスに対応した高性能のルーターなので、通信の混雑にも苛まれにくいのもメリットです。GMOとくとくBBの利用者からの満足度も高く、96.8%の方がサービスに満足をしています。

おまけに、他社からの乗り換えに対しては、違約金を20,000円還元してくれるため、新規と乗り換えのどちらにおいてもお得に契約できます。申し込みは、webから簡単に行えるため、プロバイダ選びに時間をかけたくない方は、GMOとくとくBBを検討するのも手です。

ドコモ光のプロバイダは、全部で23種類あります。おおまかな基本情報は上記の通りで、ドコモ光を契約（または切り替え）する際に、いずれか1社を選択する仕組みです。

ドコモ光の最大通信速度は、最大1Gbpsです。プロバイダの通信速度も同様に1Gbpsになりますが、これはあくまで最大通信速度に過ぎません。実際の通信速度（実測値）は、使用するデバイスや地域、環境などの要因で大きく変化します。

選ぶプロバイダの種類によっても通信速度は変化し、おおよその実測値は200～400Mbpsになります。たとえ同条件であっても、プロバイダが違うだけで数値に倍の差が出るケースも少なくありません。

ドコモ光を契約すると、「工事費無料」や「dポイントプレゼント」などのキャンペーンを利用できます。このキャンペーンは、ドコモ光そのものが展開しているため、どこのプロバイダを選んでも利用可能です。

プロバイダによっては、独自のサービスやキャンペーンを用意しています。キャッシュバックや無料訪問サポート、セキュリティサービスなど、その種類はさまざまです。ドコモ光のメリットとして、「好きなサービス・キャンペーンがあるプロバイダを選びやすい」点が挙げられます。

ドコモ光のプロバイダは、タイプAとタイプBの2種類に区分されています。ですが、それぞれに大きな違いはなく、最大通信速度や提供エリアなどは両方とも同じです。

唯一の違いとして、「タイプAよりタイプBのほうが月額料金が220円高い」点が挙げられます。これは、採算を考慮して料金に差が生じているだけなので、どちらのタイプを選んでも、インターネットを問題なく利用可能です。

ここでいう実質料金（実質月額料金）とは、「サービスやキャンペーンなどを合算した料金」で、月々のリアルな負担額を算出できます。

ドコモ光の月額料金はどのプロバイダでも一緒ですが、プロバイダ別にキャンペーン・サービス内容が異なるため、実質料金に差が生じます。たとえば、プロバイダの中でもとくにおすすめの「GMOとくとくBB」だと、実質料金は以下のように変化します。

キャンペーンをすべて利用できた場合、GMOとくとくBBの実質料金は約2,245円です。もちろん、サービスやキャンペーンが手薄なプロバイダを選んだ場合、実質料金が月額料金より高くなるケースもあります。

プロバイダによる違いを解説できたところで、ドコモのプロバイダを選ぶ方法について解説します。結論としては、以下のポイントに着目して選ぶのが理想です。

1. タイプ【重要！】
2. サービス【重要！】
3. 通信速度【重要！】
4. オプション
5. ルーター
6. 通信方式

ドコモ光のプロバイダは、月額料金の安いタイプAのものを選ぶのがおすすめです。タイプ別に料金以外の差は生じないため、通信コストの節約につながります。

ただし、高速回線の10GBプランになると、対応プロバイダが少なくなる点を留意しておきましょう。数が少ないぶん、プロバイダの選択肢も減少します。また、BB.exciteのように、プロバイダによっては料金プランによってタイプが変わる例もあるので注意が必要です。

月額料金は固定で決まっているため、ドコモ光はタイプ・キャンペーンによって、月の負担が決まるといっても過言ではありません。GMOとくとくBBやOCNなど、キャッシュバックが手厚いプロバイダを選べば、月の通信コストが低くなります。

ただし、キャッシュバックは必ず適用条件が設けられているため、事前の確認が必須です。たとえば、GMOとくとくBBの「最大20,000円キャッシュバック」などは、他社からの乗り換えに対する違約金にしか適用されません。

IT初心者の方は、無料サポートの有無をとくに重視しましょう。プロバイダの中には、パソコンに関するトラブル解決を担う「訪問サポート（またはリモートサポート）」を用意しています。サポートは無料もしくは有料ですが、無料のほうが経済的な負担がないぶん安心です。

より安全にインターネットを利用したい方は、セキュリティソフトの導入やメールチェックなどを担うプロバイダを選びましょう。中には、期間限定（12ヶ月や24ヶ月など）でサポートが無料のプロバイダもあるので、利用できる期間も併せて比較してください。

たとえ家に光回線を導入しても、Wi-Fiルーターがなければ、無線通信を行えません。そのため、プロバイダを選ぶ際は、契約後に「Wi-Fiルーターをレンタル可能か」「レンタルに費用はかかるのか」をチェックしましょう。

無料レンタルできるプロバイダであれば、余計な負担をかけずに無線通信ができます。もちろん、「Wi-Fiルーターをすでにもっている」「別途で購入する予定がある」といった方の場合は、そちらを利用しても構いません。

プロバイダを選ぶ際は、V6プラスの通信方式に対応しているかも重要です。細かい解説は割愛しますが、V6プラスに対応しているプロバイダであれば、混雑を避けて快適にインターネットを利用しやすくなります。

ドコモ光のプロバイダであれば、8割近くはV6プラスの通信方式に対応しています。ですが、一部のプロバイダ（楽天ブロードバンドやTiKiTiKiなど）はV6プラスに非対応のため、通信速度や安定性を重視する方はチェックが必須です。

プロバイダの切り替えは、以下3つの手順で完了します。切り替えの申し込みから完了まで、おおむね10日前後の期間が必要です。

1. 電話もしくは店舗（ドコモショップ）で申し込む
2. 契約書類を記入後に返送する
3. 初期設定を経て切り替え完了

電話・店舗での申し込みが完了したあとは、指定した住所に契約書類が届きます。書類には契約内容をはじめ、初期設定に必要な情報が記載されているため、大切に保管しておくのが賢明です。書類の到着後、1週間前後で自動的にプロバイダが切り替わります。

ちなみに、プロバイダからルーターなどをレンタルしていた場合、契約書類と併せて返送キットが同封されています。プロバイダを切り替えるタイミングで返却が必要になるため、手順に従い機器を送付してください。

契約書類の情報をもとに、デバイス（パソコン）の接続設定を行えば、プロバイダの切り替えは完了します。設定が難しい場合は、プロバイダのカスタマーサポートなどを利用するのも手です。なお、どこのプロバイダへ切り替えるにしても、手続きに3,300円（税込）の事務手数料が発生します。

また、加入しているプロバイダの有料オプションによっては、切り替えの際に自動解約が行われないため注意してください。オプションを継続利用しない場合は、プロバイダの窓口に別途で申し込みを行う必要があります。

1. ドコモショップやwebからドコモ光を申し込む
2. 指定した住所に契約書類が届く
3. 自宅の開通工事を行う
4. ルーターの接続と設定を行う
5. ドコモ光の利用を開始する

ドコモ光を新規契約する場合、おおまかな流れは上記の通りです。ドコモ光の新規契約もプロバイダの変更も、手順にそこまで大きな違いはありません。

ただし、光回線を利用するには、回線工事で最寄りの電柱から自宅に光ファイバーを引き込む必要があります。回線工事があるぶん、プロバイダの変更より新規契約のほうが時間がかかる点を留意しておきましょう。

目安として、回線工事の申し込みから完了まで、2週間～1ヶ月程度かかります。期間を置かずに光回線（ドコモ光）をすぐ利用したい方の場合、できるだけ早めに工事の予約を行うのが理想です。

ドコモ光は、NTT（回線事業者）とプロバイダ（接続事業者）を一度に両方契約できるサービスです。インターネットは、回線事業者とプロバイダをセットで契約して、はじめて利用できます。したがって、回線事業者だけ契約をしてもネットに接続できず、プロバイダとの契約が必須です。

ただし、駅や喫茶店などに設置されたフリーWi-Fiなどを利用する場合、プロバイダとの契約は不要です。簡単な登録手続きを完了させれば、すぐにインターネットに接続できます。

1. My docomoにログインして契約内容を確認する
2. ドコモのインフォメーションセンター（0120-800-000）に問い合わせる
3. 最寄りのドコモショップに問い合わせる
4. 契約書類をチェックする

利用中のプロバイダは、契約書類やwebなど複数の方法で確認できます。ただし、webや電話で確認する場合は、本人確認のためにネットワーク暗証番号（契約の際に決めた番号）が必要となるため、事前の準備が必須です。

自宅に光回線を接続できる環境（光コンセントなど）があれば、ドコモ光を契約する際に回線工事は不要です。しかし、「工事が必要かどうか」は、事業者側しか判断ができません。たとえば、設置された光コンセントが劣化している場合などは、新たな回線工事が必要になります。

なお、ドコモのホームルーターやポケットWi-Fiを契約する場合などは、回線工事が不要です。いずれも、端末さえあればインターネットに接続ができます。このほか、回線工事に関しては別ページで紹介をしているので、詳しくは以下をご参照ください。

キャンペーンやキャッシュバックを除けば、月額料金を下げる方法として、「ドコモ光ミニ」があります。ドコモ光ミニは、データの使用量に応じて月額料金が変化するプランで、ネットの利用頻度が少ない方におすすめです。使用量が少ない（200MB以下）だと、月額料金は税込2,970円になります。

このほか、ドコモスマホを所有している方の場合は、料金の引き下げに「ドコモ光セット割」を利用するのも手です。ドコモ光とドコモスマホを両方契約している方は、スマホの月額料金が税込最大1,100円安くなります。

OCNやBIGLOBEなど、プロバイダの中にはドコモ光とフレッツ光の両方と提携しているケースもあります。そのため、現在フレッツ光に契約をしている方でも、選択しているプロバイダによっては、プロバイダを変えずにドコモ光への乗り換えが可能です。

ドコモ光に対応していないプロバイダを選択すると、別途で契約が必要になります。負担が増えてしまうので、回線事業者とプロバイダはセットで契約するのをおすすめします。

繰り返しになりますが、プロバイダによってキャンペーンやサービス内容が大きく異なります。使用回線こそ同じでも、プロバイダの選び方1つで、月々の負担やネットの快適性に影響を与えるケースもしばしばです。当記事を参考に、ぜひ自分に合ったプロバイダを選んでみてください。