カニのお取り寄せ人気おすすめ12選｜北海道・福井の高級国産品から訳あり品も

鍋料理ほか、温かい料理のおいしい季節になってきました。寒い時期の一番のごちそうといえば、なんといってもカニ料理ですよね。ハードルの高いイメージがあるカニも、お取り寄せ品なら意外とリーズナブル。専門店で食事するより安く済む場合も珍しくありません。

通販でお取り寄せできるカニは日本産だけではありません。海外産のカニはボリュームたっぷりで、量をたくさん食べたい方におすすめ。通販なら地域・種類・分量を手軽に選べるほか、予算に合わせて注文するのにぴったりです。

以上を踏まえ、本記事ではお取り寄せできるカニの選び方・おすすめ商品12選をご紹介します。盛りだくさんの情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

お取り寄せによるカニ通販の主なメリットは下記の通りです。参考にお役立てください。

• 自宅で手軽にカニ料理を楽しめる
• 市場・鮮魚店で買い付ける手間が不要
• さまざまな産地のカニを注文できる
• 選択肢が豊富で比較検討しやすい
• 重量・サイズの大きいカニでも持ち運び不要
• 大人数向けカニ料理に対応しやすい
• 贈答に利用しやすい

タラバガニはカニの形をしたヤドカリであり、厳密にはヤドカリの一種です。体が大きく身が詰まっており、ボリューム満点。甲羅周り・カニ味噌は食用に適していないため、脚のみ出荷されます。

生息域は北太平洋・日本海・北極海の冷水帯で、日本では乱獲によって数が減少しているため、流通しているものの多くは輸入品です。食べ方は茹でガニ・焼きガニ・カニ鍋が適しています。

ズワイガニは細い木の枝を意味する古語にちなんで名付けられた、ポピュラーな食用ガニです。暗赤色の体で、甲羅・脚の表面にトゲのような毛が生えています。

主な生息域はアラスカ沿岸域・ベーリング海・オホーツク海・日本海で、他の種類と比べて身が柔らかく、自然な甘みのある上品な味わいが特徴。カニ刺し・しゃぶしゃぶ・バター焼きにおすすめです。

毛ガニは表面に短い剛毛を生やした小型のカニです。日本海沿岸・茨城県以北の太平洋岸～アラスカ沿岸に生息しています。甘みが強く、日本では昭和期から缶詰用のカニとして親しまれてきました。

弾力のある身が特徴で、ぷりぷりとした食感を味わえます。食べ方はカニ刺し・茹でガニ・甲羅酒などがおすすめ。カニ味噌が多く詰まっており、味わいも濃厚です。

オオズワイガニはズワイガニの亜種で、大柄な体躯が特徴です。ズワイガニと比べて甲羅が横に長く、脚の付け根がより発達しています。 主な生息域は北海道・ベーリング海・アラスカ沿岸域であり、オスだけが漁獲の対象です。

体が大きく食べ応えがあるため、ファミリーや大人数でカニ鍋・カニしゃぶ・焼きガニなどを楽しむのにおすすめです。

ラウンドタイプは丸ごと1杯分提供されるカニです。解体されていないため見映えが良く、ファミリーで時間をかけてゆっくり調理・食事するのに適しています。またポーションタイプ・セクションタイプとの大きな違いとして甲羅が付いてくるため、カニ味噌も堪能できる点も見逃せません。

ポーションタイプはあらかじめ殻をむかれ、身がむき出しになったカニです。殻をむく手間が要らず手軽に食べられるため、多忙な方や一人暮らしに適しています。素早く鍋料理に入れたい場合にもぴったり。ただし工程の途中で身が空気に触れてしまうため、ほかのタイプと比べて鮮度は低めです。

セクション（section）は節・足を表します。セクションタイプはカニの甲羅から外した脚を集めたもので、ポーションタイプと比較すると身が殻に包まれている分、フレッシュな風味を楽しめるのが特徴。ただし自分で殻をむく必要があります。

ボイルガニは漁獲後に高温でボイル加工したタイプです。生カニと比べて鮮度は落ちるものの開封後すぐに食べられるほか、高温で殺菌してある分安全性に優れます。なお、厳密には船上でボイルする「船上茹でタイプ」と、港に到着してからボイルする「浜茹でタイプ」に分かれます。

お取り寄せの生カニはボイルせず、直に冷凍させたタイプです。ボイルガニよりも鮮度が高く、カニの旨味を堪能するのに適しています。ただし、獲れたての状態に近い分、体内に雑菌類が残っている可能性があるため、刺身は避ける方が無難。しゃぶしゃぶ・鍋のように加熱調理してから食べるのがおすすめです。

サイズや量はお取り寄せと通販における要注意ポイントの1つ。カニの場合はサイズ・量に関する統一の規格がなく、特にタラバガニのS・M・Lといったサイズ表記は業者によってバラバラです。

カニのサイズ・量を客観的に把握するためには、重量（g・kg）を確認するのがおすすめ。画像やテキストのイメージで注文すると、ミスマッチを招いてしまうリスクが高まります。

日本産のカニは外国産と比べて漁獲量が少ないため、価格が高め。ただし国内で獲れる分、鮮度が高いメリットがあります。そのため予算に余裕がある場合は国産品がおすすめで、鮮度・味ともに満足できる可能性が高いです。

日本の主なカニ産地では北海道・福井が代表的。それぞれ旬の時期が異なるため、具体的なシーズンについては後述します。

外国産のカニは日本産と比べて漁獲量が多く、相対的に低価格です。身が太くボリューミーなため、量・食べ応えを重視する方に適しています。ただし、味・鮮度については日本産に及びません。

というのも、日本向けに出荷するまでに一旦ボイルして冷凍する工程を踏む場合が多く、鮮度が落ちてしまうためです。外国産で味に定評があるのはロシア・アラスカ・カナダ産のカニ。こちらも旬の時期については後述します。

カニの旬は産地によって異なります。主なカニの産地と旬・シーズンをまとめましたので、下記をご参照ください。

• 北海道　　→　1～5月・9～10月（2シーズン）
• 福井　　　→　12～2月
• ロシア　　→　春～夏にかけて
• アラスカ　→　1月
• カナダ　　→　5月

北海道・福井・ロシアのように旬が数ヶ月に渡る地域がある一方、アラスカ・カナダのように単月で終わる地域もあります。期間の短い産地のカニほど相対的に希少です。

価格帯も大事なポイントの1つ。多くの商品・食品と同様に、高額なカニほど相応に質もいい場合が多いです。一方、低価格のカニは高額のものと比べるとどうしても品質が下がってしまいます。

ちなみに、2,000円～2,500円のような極端に低価格のカニは要注意。お取り寄せのカニは送料だけでも1,500円～2,000円程度かかるため、業者側の利益分を考えると低品質が予想されます。

訳あり品とは、何らかの理由によりベストではない状態で販売されている商品です。カニの場合は水揚げの際に手や脚が外れてしまい、市場価値の下がった商品を指します。

実際には見た目・ボリュームが少し損なわれる程度で味や品質には影響がない場合が多いため、予算・コスパ重視の方には非常におすすめ。特に有名ブランドのカニを安く買いたい場合にぴったりです。

お取り寄せサイトの信頼性をチェックするには口コミが役立ちます。星の数・評価の高さだけでなく、どのような点が評価されているかを確認しましょう。たとえば梱包・包装の要領や、味・風味が商品説明通りであるかといったポイントを知るには、第三者のコメントが欠かせません。

カニがどんな状態で提供されるのかを確認しましょう。部位・加工状態のほか、漁獲場所・流通経路などが明らかであれば信頼性が高いと考えられます。またカニの分量は重量で表記されているものが望ましいです。S・M・Lといった表記のカニは業者によって分量がバラバラであり、客観性に欠けるため避けましょう。

カニの獲れ高・状態は、気候ほかの外部影響によって変動します。年度・時期によって風味や触感が異なる場合があるため、必ずしも期待通りとは限りません。また、カニは生ものである性質上、返品が困難です。若ガニ・硬ガニといった区別もあるため、心配な場合は前もって販売業者に問い合わせましょう。

お取り寄せの冷凍カニを美味しく食べるためには、調理前に自然解凍させる必要があります。電子レンジによる急速解凍は風味を損なうため、おすすめできません。カニを食べる日が決まっている場合は前日に届くように注文し、24時間の自然解凍を行いましょう。

なお、解凍後に再凍結させると味が落ちてしまうため、あらかじめ当日食べる分量だけ取り分けて解凍します。残りは素早く冷凍庫に移して保管しましょう。

カニを美味しく食べる方法を見ていきます。

【鍋】

カニだけでは物足りなさを感じる方は鍋がおすすめです。鍋なら野菜・豆腐なども食べられ、出汁によってさまざまな味が楽しめます。鍋のあとは雑炊にするのもgoodです。鍋にはポーション・セクションのような加工されているものが楽です。

【刺身】

カニそのものの味を楽しみたい方は、カニ刺しがおすすめです。ボイル済みなら解凍するだけで食べられます。レモン・ポン酢をつけて食べるのもいいですし、カニ酢にしてさっぱり味わう方法もあります。

【茹でる】

生のままで購入したカニを茹でて食べる方法です。新鮮で塩味もきいているため、茹でるだけで美味しく食べられます。水と塩を入れ、甲羅を下にして15分ほど沸騰させればOKです。カニの味が凝縮され濃厚な味わいが楽しめます。

【焼く】
ホットプレートや焼き網でカニを焼く食べ方です。お酒と一緒に頂くなどお正月の料理にぴったりです。焼いたカニをカニ味噌につける・バターで焼くなど楽しみ方もいろいろです。お肉や野菜と一緒に焼くと家族で楽しめます。

カニは調理後でも食べるのに手間取りやすい食品。特に殻が付いたままのラウンドタイプ・セクションタイプは食べるのにひと苦労です。そんな時には、かに用ハサミ・カニスプーンを利用しましょう。

かに用ハサミは解体・殻むきに、カニスプーンは身をすくい出すのに役立ちます。おすすめ商品を2点ピックアップしますので、合わせてご検討ください。

高級食材として知られるカニも、種類・分量や食事の人数によってはリーズナブルである場合があります。またお取り寄せのカニでも、内容次第で専門店レベルの満足を味わえる場合も珍しくありません。本記事を参考に、ぜひお取り寄せで美味しいカニをたくさん食べましょう。

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