無制限ホームルーターのおすすめ3選＆お得な申込み代理店10社！

＼この記事でわかること！／

• 自分にあったホームルーター
  ・速度→docomo
  ・安さ→SoftBankAir
  ・中間→WiMAX
• auをおすすめしない理由｜WiMAXと同じなのに価格が高い
• 完全無制限はあるのか｜現状「完全」はなし
• 光回線との比較｜ホームルーターでFPSゲームは辛い
• キャッシュバックが熱い申し込み代理店｜10社紹介！

※記事中のキャンペーン価格・実測値は2022年11月現在のものです

※記事中の価格は全て税込表示です

納得できるホームルーターが欲しい場合、結論として、ご自身が重視するものが「速度」か「安さ」かを、まず決めてください。それに沿った商品を選ぶことが大切です。

＼結論！選び方はたった3パターン！／

• 速度重視の方
  ➡︎docomoの「home 5G」
  ・月額4,950円と最安ではない
  ・速度は随一
  
  
• 安さ重視の方
  ➡︎SoftBankの「SoftBank Air」
  ・キャンペーン割引で最安になる
  ・速度は遅い
  
  
• 中間でバランスいいもの
  ➡︎WiMAX
  ・2年間4,268円でSoftBankより速い
  ・端末料金が安く途中解約のハードルが低い
  

このように、ホームルーターのおすすめは、何を重視するかで上記3社に振り分けられます。

この記事では、それぞれをおすすめする理由や速度・価格比較を交えて解説しますので、まずご自身が何を重視するかを考えながらご覧ください。

そもそもホームルーターとは、スマートフォンのように回線事業者と契約して利用する、無線で使えるインターネット回線です。

＼ホームルーターのGOODなところ！／

• 光回線のような工事が不要
• コンセントにつなぐだけで利用できる
• 店舗契約で即日・オンライン申込でも2日程度で使える
• 近年は容量無制限契約も多い

＼ホームルーターのBADなところ！／

• 光回線の速度には叶わない
• 高速と謳っていてもエリアによって速度差が大きい
• 大人数で同時接続すると安定しない
• 持ち運べない(設定住所以外だと速度制限される※1)
  
  ※1 WiMAXは利用場所の設定を行わずに利用可能。コンセントがあれば使えます。

特徴としては、このようなメリットとデメリットを持っています。要するに、コンセントに繋いで利用するポケットWi-Fiです。

魅力はもちろん「手軽」な点。短期間で引っ越ししそうな場合や、回線工事をしてまで家庭用にインターネット環境を整えるのはハードルが高い方などに、選ばれています。

それでは、おすすめのdocomo・SoftBank・WiMAXの無制限ホームルーターを比較しましょう。早速ですが、3社の料金比較表を掲示します。

＼3社の料金・速度比較表！／

見ていただくとわかる通り、

• 端末代金は3年利用前提で、3社共に実質無料

です。そのため、比較ポイントは、

・月額料金

・回線速度

この2軸を基準に考えます。その考えにのっとると、最初に結論を出したように、

• 速度重視➡︎端末速度が速いdocomoの「home 5G」
• 安さ重視➡︎SoftBankの「SoftBank Air」
• 中間➡︎WiMAX +5G

となります。もう少し細かく見たい方のために、ここからそれぞれの特徴を解説します。

• docomoのhome5Gの口コミまとめ
  
  ・基本の速さには満足している人が多い
  ・場所によっては5Gの速度が生かされない場合あり
  ➡︎ドコモは2024年までに5G人口カバー率90％を目指しているため、改善される可能性が高い

• SoftBank AIRの口コミまとめ
  
  ・手軽さが魅力と感じている人が多い
  ・速度や安定性に関する否定的な意見が多い

速いのはドコモ・安いのはモバレコエアーだけど、料金と速度の折り合いがつかない…。ちょうどいいホームルーターは？とお探しの方には、ちょうど中間のバランスのWiMAXをおすすめします。

料金は比較表の通り、

が基本ですが、これは公式UQ WiMAXの価格。WiMAXはプロバイダ事業者も多く、お得なプロバイダを選択すると、毎月4,158円〜で利用できます。
※プロバイダをGMOとくとくBB WiMAXにした場合

さて、肝心の実測値情報はこの通りです。

• WiMAXホームルーターの実測値情報
  
  平均Ping値: 43.81ms
  平均ダウンロード速度: 81.3Mbps
  平均アップロード速度: 13.92Mbps

このように、ドコモの速度には及ばないものの、SoftBankよりも実測値は高く出ているため、ちょうど中間に位置するホームルーターがWiMAXです。ちなみに、もちろんauスマートバリュー・UQの自宅セット割対象です。

• WiMAXホームルーターの口コミまとめ
  
  ・普通に使える速度だが光回線には敵わないと感じている人が多い
  ・縛り契約・データ量制限に関する否定的な口コミは古い契約
  ➡︎現状縛りなし・3日間のデータ制限は撤廃済み

ここまでの解説から出た結論を、改めて再掲します。

＼何を重視するか決めよう！／

• 速度重視の方
  ➡︎docomoの「home 5G」
  ・月額4,950円と最安ではない
  ・速度は随一
  
  
• 安さ重視の方
  ➡︎SoftBankの「SoftBank Air」
  ・キャンペーン割引で最安になる
  ・速度は遅い
  
  
• 中間でバランスいいもの
  ➡︎WiMAX
  ・2年間4,268円でSoftBankより速い
  ・端末料金が安く途中解約のハードルが低い

《その他情報》
・3社とも3年使うと端末代は実質無料
・3社とも契約縛り・解除料はなし
・3社とも月間容量は無制限

ホームルーターの大きな違いは速度と月額料金のため、ご自身が何を重視するのかを決めて選んでください。

ここまで、おすすめ3社のホームルーターを紹介してきましたが、契約前には必ずエリアを確認してください。とくに、5Gエリアでの高速通信を期待している場合は、そのエリアに該当していなければ速度が出ません。

ちなみに、エリアの境目といった目視での確認が難しい場合は、各キャリアのカスタマーへの電話問い合わせで詳細な情報がもらえます。決して安い買い物ではないため、必ずエリア確認を実施してから契約してください。

本記事ではauのホームルーターはおすすめとして挙げていません。なぜ？と思う人もいますよね。理由は、

• 実質WiMAXと同じなのにWiMAXとして申し込むよりも料金が高いから

これを理由としています。

• auのホームルータープランとは…
  
  ホームルータープラン5G
  税込4,620円/月
  
  機種
  Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  機種代金： 43,200円
  （毎月割で実質無料）
  
  ➡︎実質無料とはいえ…WiMAXと同じ機種なのに端末価格が4倍！
  ➡︎代理店経由のキャッシュバックもない！

このように、月額料金が高い＆同じ端末なのに元の料金設定が4倍と使い勝手が非常に悪いです。WiMAXでもauの5Gエリアで通信可能なため、あえてauを選ぶ理由は薄いです。

docomo・SoftBank・WiMAXのホームルーターはそれぞれのキャリアスマートフォンをお持ちだと、スマホセット割が効きます。しかし、筆者としてはスマホセット割と重視すべきとは思いません。

• スマホセット割とは…
  
  スマートフォンとおうちのインターネット回線のキャリア(事業者)を揃えると受けられる、スマートフォン側の割引。一人当たり月額1,100円引きの設定が主流

たとえば固定回線なら、スマートフォン基準で選んでも体感での速度差は感じにくいです。しかし、ホームルーターは現状では速度・品質にばらつきがあります。

極論、絶対に速い速度が必要なのに、ソフトバンクスマートフォンに合わせてSoftBankAirを選んだとすると、満足できる使い方ができなくなる可能性があります。ホームルーターを家のメイン回線とする人は特に、割引と速度のバランスを考えてください。

無制限ホームルーターは、たしかに月間の容量制限は無制限で利用できます。しかし、「完全な無制限」ではありません。速度制限に関する3社の注釈はこのようになっています。

要するに、3社どの無制限ルーターでも、膨大な通信を行うと速度が制限される可能性が残されています。2022年末の今、残念ながら完全無制限のホームルーターは存在しません。

無制限のホームルーターなら、実質家の光回線のように使えるんじゃないの？と思いませんか？しかし、光回線とホームルーターは通信の仕組みが全く違うため、結論としては全く同じ使い方は難しいです。

ここからは、ホームルーターと光回線の違いについて解説します。回線としての違いの話や、実際の使い勝手の違いなど含めて説明しますので、家に固定回線を導入すべきかお悩みの方はぜひご覧ください。

ホームルーターと光回線は速度・安定性が同等ではありません。

• 注目｜速度・安定性は光回線が圧勝

残念ながら、ホームルーターの中に光回線を上回る速度の回線・機種は存在しません。ちなみに、光回線の速度でなければ快適に楽しめないものは、主に4K動画とオンラインゲームです。

• 光回線でなければ快適に楽しめないもの
  
  ・4K動画
  データ通信量が大きいため、実測値として25Mbps以上を推奨
  
  ・オンラインゲーム
  主ばFPSゲームの推奨値が「70Mbps以上・Ping値15ms以下」と、ホームルーターではPing値がクリアできない
  
  ※Ping値とはインターネット回線の応答速度

このように、高画質動画＆FPSゲームを楽しみたい場合は、光回線の導入がおすすめです。

料金に関しては、インターネットの単体料金として比較すると、ホームルーターの方が安いです。

• ホームルーター｜4,200円〜4,950円（分割金込み）
• 光回線｜月額5,200〜7,000円

ただし、ご家庭のテレビ・電話といったインフラもセットにしようと思うと、ホームルーター＋それぞれ契約するよりお安いセットはたくさんあります。

そのため、ホームルーターはあくまでインターネットの単独利用で、テレビ・電話が不要な方なら、料金の優位性が高いです。

導入までの時間や手軽さはホームルーターが圧勝します。

• ホームルーター｜端末が申し込み翌日〜2・3日発送。届き次第使える
• 光回線｜申込から開通まで一ヶ月以上

光回線は光ファイバーを室内に引き込む工事が必要で、工事日も基本的に申し込みから3週間以上はかかります。それに引き換えホームルーターは「工事」という概念自体ありません。開通したらコンセントに差して簡単な設定を行うだけです。

光回線の事業者によっては、工事までの期間中ホームルーターを無料で貸し出すところもあるほどです。手軽さはホームルーターが圧勝ですね。

ここまでのホームルーターと光回線の比較から、それぞれおすすめなのはこのような方です。

• ホームルーターがおすすめな人
  ・すぐにインターネットを使いたい
  ・工事をしたくない
  ・オンラインゲームをしない
  ・4K動画はみない
  （YouTubeをテレビの大画面で見るなどすると大容量通信になる）

• 光回線がおすすめな人
  ・家のインフラをしっかり整えたい
  ・回線単独ではなく、電話・テレビもまとめて考えたい
  ・オンラインゲームをする
  ・特にFPSゲームをたくさんする
  ・テレビでYouTubeを常に垂れ流し

どちらにすべきか迷っている方は、自分の使い方がどちらに当てはまるか考えてお選びください。

ホームルーターのおすすめの設置場所は窓際です。なぜなら、各キャリアの基地局(電波塔)より、インターネットの電波がホームルーターに入ってくるため。

室内に比較的障害物のない状況なら、家の中心部への設置もおすすめです。どちらにしろ、電波は障害物に弱い点を考慮して設置する必要があります。

ホームルーターが夜遅くなる理由は2点あります。

• 利用者が増える時間帯で、実際に回線が混雑している
• 利用者が増える時間帯を見越して、回線事業者があらかじめ速度制限している

どちらにしろ、夜だけ遅くなるのはエリア環境に起因するトラブルではないため、根本的な解決は難しいです。5G通信の場合、4G/LTEに切り替えたら安定する場合もあります。

容量無制限でレンタル可能なホームルーターもあります。ほとんどのキャリア・プロバイダはホームルーターを購入前提で展開していますが、以下の事業者はレンタルサービスも行なっています。

• ソフトバンク公式｜SoftBankAir
• モバレコエアー｜SoftBankAir
• GMOとくとくBB｜WiMAXレンタル
• 5G CONNECT｜WiMAXレンタル
• DMMいろいろレンタル｜WiMAXレンタル

回線種別(5G/4GLTE)・料金やレンタル期間などはそれぞれ設定があり違いますが、おおよそ一ヶ月5,000〜6,000円程度かかります。

ホームルーターとモバイルルーターの違いはこの通りです。

• 給電がコンセントかバッテリーか
  
• 充電が必要かどうか
• 内蔵アンテナが大きいか小さいか
  最新ホームルーターはアンテナが四方に向いており360度カバー
• 液晶ディスプレイがついているか
  モバイルルーターは液晶つき端末もあり。状態が見やすい。

基地局の電波を受信するインターネットの仕組み自体は同じなため、使い方は大きくは変わりません。利用する場所によって選んでください。

ホームルーターを家族で使う場合、同時接続台数が多いと速度が低下する可能性が高いです。ホームルーターの同時接続台数自体は「何十台OK」と書かれていても、実際に数十台も同時接続をして、快適に使えるかは別の話。

現実的なところでは、パソコン・スマートフォン・テレビ・ゲーム機・スピーカー・スマートプラグやスマートリモコンなどすべて含めても10台以下が望ましいです。

口座振替可能なホームルーターもあります。本記事でおすすめしたdocomo・SoftBank・WiMAXのホームルーターはいずれも、代理店ではなく公式に直接申し込みをすれば、口座振替が選択可能です。

ただし、口座振替はクレジットカード払いに比べて不利な点もあります

• キャンペーンが受けられない可能性
• 契約自体に審査が必要になる
• 支払い設定の確認が必要なため開通まで時間がかかる

特にキャンペーンを受けたい場合は基本的にクレジットカード払いになります。口座振替をあえて選ぶ理由がなければクレジットカード払いがおすすめです。

SIMフリーのホームルーターも存在します。本記事で紹介したホームルーターでも、docomoのhome 5G端末「HR01」とWiMAXの+5Gホームルーターは、もともとSIMフリーです。

• docomoのhome 5G端末「HR01」
  ➡︎もともとSIMフリー
  
  
• WiMAXの+5Gホームルーター
  （Speed Wi-Fi HOME 5G L11/12）
  ➡︎もともとSIMフリー
  
  
• SoftBankのエアーターミナル4/5
  ➡︎SIMロック解除不可　

また、ホームルーターの端末のみで扱われている商品もあります。

• NEC｜Aterm PA-HT100LN-SW
• 富士ソフト｜FS040W

格安SIMを別で契約し、端末のみで用意したい方は、このようなサードパーティの端末を利用する手もあります。。ただし、5G回線を利用したい場合は、総合的に見てもWiMAXが一番バランス良くお得感もあります。

ここまで無制限で使えるホームルーターについて解説してきました。無制限ホームルーターは種類が多くはないため、選ぶ基準は「価格・速さ・その中間」と単純です。ただし、エリア確認だけは必ず行って、ご自宅で使いやすい回線を契約してください。

光回線と迷われている方はこの記事も一緒にご覧ください