【2023】光回線おすすめランキング5社を徹底解説！評判は？速度が特に速いのは？

＼この記事でわかること！／

• 光回線の必要性｜スマホ回線と光回線の実測値掲載
• 簡単な光回線選びはポイント3つ｜地域・料金・キャンペーン
• スマホと光回線を揃えると安い｜ドコモ光・ソフトバンク光・au光など
• 格安SIMなら単独で安い回線を｜@スマート光・en光・おてがる光など
• 光回線の詳細｜回線による違い・10ギガ回線とは？・評判・工事についてなど

※この記事に出てくる料金は全て税込み価格です

光回線・フレッツ光・Wi-Fi…家で使うインターネット用語は難しくてよくわからないと思っていませんか？スマートフォンとは仕組みが違い工事が必要なインターネットは、馴染みがない人にとっては専門用語ばかりで難しいです。

また、知識がある人にとっても「光コラボレーション」「フレッツ以外の独自回線」など回線業者も増えており、適切な選択をするためには知識のアップデートが必要です。

この記事では、「時間がない人」「詳しく知りたい人」それぞれに対応した光回線の解説をします。

＼ここの解説でわかること！／

• 光回線って？Wi-Fiって？｜基本の解説
• スマホの電波と家のWi-Fiの速度差と実測値比較
• 光回線の月額コスト｜戸建・集合住宅どちらも掲載
• 工事なしで使える家のインターネットとは？

まず大前提として、インターネットの光回線やWi-Fiなどの単語…本当に理解していますか？実はスマートフォンで誰でも無意識にインターネットが使えるようになってから、「光回線」と「Wi-Fi」がわからない・調べても理解できないという人が増えています。

もちろん知らなくてもインターネットは閲覧できますが、光回線を選ぶときには違いを理解しなければなりません。この違いをまず理解すると、光回線の必要性が実感できますよ。ここの章では誰でもわかるように、0から噛み砕いて説明します。

早速ですが、光回線とWi-Fiの大きな違いを解説しますね。

《簡単な2つの違い》

• 光回線 ➡︎ インターネット回線の種類
  
• Wi-Fi ➡︎ インターネットの電波が飛んでいる環境自体のこと

ざっくりと説明すると、このように違います。「Wi-Fiがない！」というのは「インターネットの電波が飛んでいない」ということ。ではそのインターネットの電波の発信源はどこだと思いますか？

《インターネットの電波の発信源》

• 外で繋げるインターネットの場合…
  docomo・SoftBank・auなど携帯会社の電波の発信源（基地局）
  日本全国にあり、電波を受信してインターネットに接続する
  スマホのギガを消費する
  
  
• 家で使うインターネットの場合…
  家に引いたインターネット回線を無線にして飛ばす装置（Wi-Fiルーター）
  家のインターネットなのでギガが減らない

スマートフォンでは「ギガ（通信容量）」が上限何GBと設定されていますよね。容量制限に引っかかってしまい、低速通信しか出来なくなった記憶はありませんか？

家にインターネット回線を導入すれば、家にいる間はスマホのギガを消費せずに、動画やSNSが楽しめます。要するに「家のWi-Fi」とは、「家にインターネットの電波環境がある状態」を指します。

では家のインターネット回線とは？それこそが、光回線をはじめとした固定回線で、これからこの記事で解説する内容です。

※上記記事でWi-Fiについて詳細な説明をしています。もっと知りたい方は合わせてご覧ください。

結論から言うと、家のWi-Fi（光回線）の方が圧倒的に速いです。

《スマートフォンの電波が遅い理由》

• 電波の発信源である基地局からの距離があるから
• 回線自体が遅い場合があるから（4G/LTE/など）
• 障害物が多くて電波が上手く飛ばないから
  
  …このように環境に大きく左右される！

《家のWi-Fi（光回線）が速い理由》

• 室内のNTTの端末（光回線終端装置）までは1Gbpsの速さで入ってくる
• 家から遠い基地局ではなく、家の中に電波の発信源を作れる
  
  ➡︎環境に関係なく速いまま家の中に入ってくる！

よく最近は「スマホ回線も進化して速いからそんなに変わらないでしょ？」と聞かれることもありますが、光回線自体も速度が圧倒的に速くなっています。体感速度でもわかるほど、スマホ回線と光回線の速度は違います。

家に光回線を導入したい場合、マンションの方は3,500〜4,500円、戸建て住宅の方は5,500〜6,500円程度の月額料金がかかります。料金はほぼ各社横並びで、2倍価格が違うような大きな差はありません。また、光ファイバーを家の中に引き込む工事が必要です。

• POINT
  
  マンションの方は3,500〜4,500円程度
  
  戸建て住宅の方は5,500〜6,500円程度
  
  光ファイバーを引き込む工事が必要！
  
  （既に利用中で乗り換えの方は不要な場合もあり）

光回線の工事はインターネット単体の申し込みであれば、戸建・集合住宅どちらも1〜2時間で終わります。この工事日は申し込みから1ヶ月程度かかるのが普通です。

スマホのギガが足りない。でも光回線が工事必須…といわれると、躊躇する人もいますよね。

家のインターネット回線を工事なしで使いたい場合は、光回線ではなくポケット型Wi-Fiやホームルーターを使用する方法もあります。バッテリーやコンセントで動くため、手軽にWi-Fi環境が作れます。

• ポケット型Wi-Fiとは
  
  4大キャリア・WiMAXなどの回線を利用する端末で、Wi-Fiの電波が出る。月額料金は容量によるものの、無制限だと光回線と同等。
  
  速度はdocomoとWiMAX以外は遅いと思ってOK。
  特に月間100GBで3,000円程の手頃なモバイルルーターは目を引くが遅い。（回線環境に依存）
  
  バッテリー搭載で持ち運び可能。

• ホームルーターとは
  
  モバイルルーターと同じく、docomo・SoftBank・au・WiMAXなどの回線を利用する電波を出す端末。月額料金は光回線と同等で、速度は光回線と遜色のないものから圧倒的に遅いものまである。
  
  応答速度（ping値）はどれも遅いため、FPSゲームには向かない。
  
  コンセント給電のため持ち運びは不可。

《注意｜どちらも光回線よりは圧倒的に遅い》

注意点は上記の通り、ポケット型Wi-Fiもホームルーターも携帯会社の電波を利用するため、光回線よりもずっと遅い点です。オンラインゲームではラグが生じる可能性を覚悟しなければなりません。

しかし工事なしで使えるのは心理的なハードルも低く大きな特徴ですね。

• 速度重視 ➡︎ FPSゲームも出来るのは光回線
• 手軽さ重視 ➡︎ ホームルーター・ポケット型Wi-Fiは工事不要
• 月額料金 ➡︎ 光回線の方がやや高いが、低速でのストレスと考えると妥当

※ポケット型Wi-Fi・ホームルーターに興味がある方は以下の記事をご覧ください。

結論として光回線は、ある程度の知名度のある会社であれば、信頼性・速度・回線品質・サポートに大きな違いはありません。

そのため、現実的な光回線選びでは、以下3点のポイントを""必ず""押さえましょう。

※光回線選びは情報量が多いですが、この3つのポイントだけはブレません。

1. 自分の地域・物件で使える光回線を絞り込む
   ・集合住宅の人は使える回線を要確認
   
   
2. 価格で選ぶ
   ・4大キャリア使用中 ➡︎スマホセット割
   ・格安回線 ➡︎自由に実質料金が安いところで選ぶ
   
   
3. 高額キャッシュバック狙いならその地域で調査が必要
   ・申し込み窓口の代理店でかなり差が出る

【重要】
・これから契約するなら違約金があっても最大1ヶ月の利用料金分のみ
・乗り換えの方は旧契約の違約金に注意
・乗り換え違約金負担をしてくれる代理店を探そう

このように、光回線の選び方は実はシンプル。順に選んでいくと、実は選択肢はそれほど多くありません。この下で、それぞれもう少し詳しく解説します。

光回線は、お住まいの地域で使える回線が決まっています。また光回線の系列として、「フレッツ光系の光コラボ」「auひかりやNUROなどの独自回線」「eo光・コミュファ光などの電力系光」「ケーブルテレビ」の4パターンに分かれ、フレッツ光コラボ以外は、お住まいの場所によって利用できないものもあります。

• 全国OK…フレッツコラボ系の光
  
  ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり・BIGLOBE光・OCN光・GMO光アクセス・DTI光・en光・エキサイトMEC光・AsahiNet 光など
  
  …フレッツ光エリアなら基本的にOK！

このように、フレッツの光コラボレーションを利用した光回線は、フレッツ光エリアであれば全国で利用可能です。※マンションの方はさらにポイントがあるので後述します

以下は、一部エリアのみで利用できる独自光回線・電力系光回線です。

• 一部都道府県のみ…auひかり
  
  以下のエリア外地域以外OK
  
  中部：静岡、愛知、岐阜、三重
  関西：大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀
  沖縄：沖縄　以外
  
  ※エリア外でもマンションに入って入れば利用可能

• 一部都道府県のみ…NURO光
  
  以下のエリア一部市のみOK
  
  北海道：北海道
  関東：東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
  中部：静岡、愛知、岐阜、三重
  関西：大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
  中国：広島、岡山
  九州：福岡、佐賀

• 一部都道府県のみ…電力系ひかり
  
  以下の電力会社のみ提供。お住まいの方のみ利用可能
  
  関西電力エリア：eo光
  中部電力エリア：コミュファ光
  中国電力エリア：MEGA EGG 
  四国電力エリア：Pikara光 
  九州電力エリア：BBIQ 

• 対応地域のみ…各地域のケーブルテレビ（CATV）の光
  
  お住まいの地域で展開されるCATV次第
  プランも30Mbps〜1Gbpsと会社次第
  

一覧を書き出しましたが、このように見ていくと大抵の地域では、「フレッツ系のコラボ光＋独自回線・電力回線があるかどうか」という程度ではないでしょうか。まずはお住まいの地域で使える回線を割り出すことが第一歩です。

ここまで、使える光回線の業者を割り出しましょうと説明してきましたが、お住まいがマンション・アパートの集合住宅の方は、その建物で使用できる光回線とマンションプランが決まっている場合が多いです。大抵の場合、賃貸契約時にどこの回線が使えるか案内してもらえますよ。

• 疑問①｜マンションで決まっている回線を使いたくない場合…
  
  中には、集合住宅で決められた回線以外を利用したい人もいますよね。結論から言うと、「大家さん・管理会社の許可があれば可能」です。物件の1部屋にのみ光ファイバーを引き込む工事をするため、許可が必要になります。料金も戸建プランが適用されるので、マンションプランよりもやや高めです。

• 疑問②｜マンションで使える無料インターネットは遅い…？
  
  最近の集合住宅では、「無料インターネット完備」の記載のある物件も増えています。これは物件自体が丸ごとインターネット契約をしており、工事不要でそのまま使える状態。ただし、速度は速くありません。
  
  筆者の過去物件でも無料インターネットの案内がありましたが、回線の分配方式も「LAN配線方式」という遅い方式だったため、使用を見送り自分で契約しました。

光回線は毎月絶対にかかるコストになるため、少しでも安い回線を選びたいですよね。肝心の月額料金ですが、

• 4大キャリアのスマホを使っている方
  ➡️スマホセット割の使える光回線を選ぶ
  
  
• 格安スマホ（MVNO）を使っている方
  ➡️単独で手頃な光回線を選ぶ

このように、今ご利用のスマートフォンの状況で、安くする方法が異なります。この次で、それぞれのパターンで解説します。

docomo・SoftBank※1・au※2・楽天モバイルの4大キャリアを使用中の人は、それぞれのキャリアが提供する光回線を選ぶと最も手頃になります。どのキャリアもスマホと光回線のセットで最大税込1,100円の割引が受けられたり、月額料金の割引が受けられたりします。

《各回線の1Gbpsプランの月額料金で比較》

➡︎ここからスマホ側にて約1,100円値引き！

docomo・SoftBank・auひかりは実質戸建4,620円、マンションで3,300円・3,080円に。楽天ひかりは1年間無料！

あえてキャリアをずらして契約したとしても、1,100円も手頃にする方法はないため、ご利用中のスマホキャリアと揃えて光回線を選ぶのが一番安くなります。

※1 SoftBankグループのワイモバイルもセット割可能

※2 同KDDIグループのUQモバイル・BIGLOBE光・電力系光など組み合わせが非常に多く、割引額も回線によります。

上記は全国区で使用できるフレッツ光コラボレーションでの解説でしたが、実は電力系の光回線もかなり手頃なところが多いです。

筆者の住まいの地域だと、中部電力のコミュファ光になりますが、

• コミュファ光の月額料金
  
  戸建月額料金｜税込5,170円
  （キャンペーンで1年間980円）
  
  テレビ・電話セット｜税込550円
  
  合計（ネット・テレビ・電話）金額
  1年間｜1530円（税込）
  2年目以降｜5,720円（税込）

とフルセットでの申込の場合、この地域では手頃な価格を誇ります。フレッツ光コラボ以外も十分に選択肢になりますよ。

ほかにも、地域限定の光ではCATV（ケーブルテレビ）の光回線も有力です。一度お住まいの地域で使える光回線をしっかり割り出してから比較してください。

キャッシュバックキャンペーンは、WEBの方が大きいとも対面の方が大きいとも言い切れません。筆者はこの代理店の内部に通じているためわかりますが、各代理店のさじ加減で大きく変わります。

• あるWEB代理店
  ・数ヶ月後の現金50,000円キャッシュバック
  ・違約金負担はなし

• ある家電量販店の代理店①
  ・工事日後即日の現金40,000円キャッシュバック
  （販売店ではなく代理店判断）
  ・別途、旧回線の違約金負担（上限10万円）

• ある家電量販店の代理店②
  ・その場で家電値引き40,000円
  （量販店側の施策）
  ・別途、旧回線の違約金負担（上限10万円）

※全て2022年のものです

これらは全て実際に筆者が知っているパターンです。実は同じ光回線の会社でも、申し込み窓口となる代理店によって金額が変わります。

家電量販店の場合、周辺の家電量販店（ヤマダ電機・エディオン・ケーズデンキ・ビッグカメラ・ヨドバシカメラなど）すべてにおいて、一つの代理店が入っていることはまずありません。時間が許すなら、いろんな申込窓口に足を運んで、キャンペーンを比較するのをおすすめします。

➡︎光回線のキャッシュバックキャンペーンは条件のいい窓口を探すべし！

「解約金・更新月って、面倒くさい・高い…」と心理的な負担が大きくはないでしょうか。契約時に解約金の話をされて、頭では理解していても「嫌だな」と思ってしまいますよね。

しかし、2022年7月以降の契約において、解約金は最大でも1ヶ月分の利用料金までとなったことはご存じですか？。（電気通信事業法改正にて）そのため、数万円という高額な解約金が課されることはもうありません。

ただし、この電気通信業法改正以前（2022年6月30日以前）の契約の方は、以前の解約金の設定が生きています。乗り換えをご希望の場合は「違約金負担をしてくれる光回線か代理店」を探してください。

• POINT①
  違約金負担を公言している会社は少ないため、営業スタッフに直接聞くのがおすすめ。
  代理店のさじ加減で負担してくれる場合が多い

• POINT②
  2022年6月30日以前の契約で2年以内の解約だと、場合によっては高額違約金になる。（筆者は「工事費・家電値引き合わせて16万の違約金」を課された話を知っています）自分の違約金をあらかじめ問い合わせておこう。

ここまで解説ををまとめると以下のようになります。
ある程度知名度のあるところなら、回線速度・品質・サポートに違いはないため…

1. 自分の地域・物件で使える光回線を絞り込む
   ・集合住宅の人は使える回線を要確認
   
   
2. 価格で選ぶ
   ・4大キャリア使用中 ➡︎スマホセット割
   ・格安回線 ➡︎自由に実質料金が手頃なところで選べる
   
   
3. 高額キャッシュバック狙いならその地域で調査が必要
   ・申し込み窓口の代理店でかなり差が出る

【重要】
・これから契約するなら違約金があっても最大1ヶ月の利用料金分のみ
・乗り換えの方は旧契約の違約金に注意
・違約金負担をしてくれる代理店を探そう

こう考えるととてもシンプルに光回線を探せますね。

ランキングを調査したところ、フレッツ光コラボが上位5位に入らない結果でした。上位5社の回線元は以下の通りです。

・1位・2位・5位 …電力会社の光

・3位・4位 …CATV（ケーブルTV）＆地域を限定した光

地域を限定している光回線の方が、実測値が出るという結果に。フレッツ光とは利用者の数が段違いですので、その分速度が出やすいと想定できます。

お住まいの地域で使える光回線が「フレッツ回線を使った光」「電力会社の光」「ケーブルテレビの光」と選択肢が多い場合、何が違うの？と思いませんか？

結論を言うと、使用感に大きな違いはありません。ただし、多少の特徴・傾向の違いがあります。

• 回線会社による違い
  
  フレッツ光回線を使った光コラボ
  ・光コラボ間での乗り換えが簡単
  ・実測値は後の2つに劣る傾向あり
  ・フレッツ・光コラボ発番で電話番号が引き継げる
  ・事業者が多いため見極めが必要
  ・キャンペーンが多い
  
  独自回線（au・NURO）の光
  ・実測値が高く出やすい
  ・その会社にしかないキャンペーンがある
  
  電力会社の光
  ・実測値が高く出やすい
  ・電話・テレビセットで安い設定が多い
  ・ガス・電気をまとめるコースがある場合も
  ・キャンペーンが多い
  
  ケーブルテレビの光
  ・実測値が高く出やすい
  ・テレビチャンネルがとにかく多い！
  ・キャンペーンは少なめ
  ・工事が丁寧な傾向がある
  ・地域密着型でサポートが手厚い

※工事の丁寧さに関しては、業者が受け取る工事単価の違いから差が生まれています
※あくまで筆者の地域の情報のため、お住まいの地域でそれとなく伺ってください

それぞれおすすめなのはこんな人になります。

• 自分がどこに当てはまるか考えよう！
  
  ・フレッツ光コラボ間で電話番号を引き継ぎたい
  ・2・3年で簡単に乗り換えたい
  ・普通に使えればいい
  　➡︎フレッツ光コラボ
  
  ・実測値が高いほどいい
  ・あまり乗り換えは考えていない
  　➡︎独自回線の光
  
  ・テレビ電話・電気ガス…セット料金で安くしたい
  ・実測値が高いほどいい
  ・あまり乗り換えは考えていない
  　➡︎電力会社の光
  
  ・地域密着型で手厚いサポートを受けたい
  ・テレビチャンネルをたくさん見たい
  ・あまり乗り換えは考えていない
  　➡︎ケーブルテレビの光

利用できる光回線の選択肢が多い場合は、自分がどこに該当するか考えて選んでくださいね。

最近、ドコモ光やソフトバンク光でも「10ギガ登場！」の文字を見たことがありませんか？これは最大速度が10Gbpsの回線のこと。今までは最大速度が最大1Gbpsがスタンダードだっただめ、単純な最大速度が10倍の高速回線です。

実測値も実際に4Gbps出ている数字も筆者は見たことがあるため、1ギガ回線よりも早いのは間違いありません。

しかし、従来の光回線でも動画はもちろん、速さの要求されるFPSゲームも十分にプレイできます。ではどんな場合に最大10Gbpsの速度が生かされると思いますか？

• 数人で高速通信を分け合う場合
• ほんの僅かな速度差が勝敗を分けるようなゲーム

やはりオンラインゲームを最大限楽しみたい方に支持されています。また、最近では1ギガ料金とほぼ同等で10ギガ回線が使える会社もあります。

そう聞くと、これからの時代には10ギガ回線が必要かな…とも感じますよね。しかし10ギガ通信には対応していない機器も多く、基本的に対応設備導入が必要です。

• 10ギガ回線用の配線工事｜新規契約以外ほぼ有料
• 10ギガ回線対応のWiFiルーター｜買い替えかも？
• 10ギガ回線用の専用プラン｜月額料金 約6,000円〜9,000円
  
  ※ひかり電話が使えない場合あり
  ※プロバイダが限定される場合あり

すでにインターネット工事をしてある家庭だと、切り替え工事代が負担になる場合が多いです。また、FPSゲームですら70Mbpsあれば十分と言われているため、通常のプランで十分に対応可能なところも考慮すべき。10Gbps回線に切り替える手間と、体感できる速度のリターンが釣り合うかを考える必要があります。

• POINT
  最大10Gbpsは確かに速い！
  回線既設済みなら切り替え工事が必要
  ただし自分の使い方でそこまでの速度が必要なのか要検討
  
  

インターネット回線は、毎月必ず負担になるコスト。少しでも安くしたいのは当然ですよね。先述の「10分で読む光回線の選び方」でも解説した通り、安くする方法は、

①スマホセット割で実質料金を下げる
②単独で安い回線を使う
③各社キャンペーンに合わせて乗り換える

この3択でした。しかし、そんなことはわかっていて、でももっと手頃にする方法は？価格は？とお探しの方はいませんか？

多少の手間をかけてもいいなら、お得に使用する方法があります。これから解説します。

まずNURO光と楽天光は、条件次第で1年無料キャンペーン実施中です。このキャンペーンを活用すると、とてもお得に光回線が利用できます。

• 楽天ひかり｜楽天モバイルとセットで1年無料（2・3年縛り）
  ➡︎しかもフレッツ光コラボのため、乗り換え簡単
  
  
• NURO光｜新規申込で初年度980円（税込）になる！（3年縛り）

1年間無料or980円で使える恩恵はとても大きいですよね。特に楽天ひかりは他のフレッツ光コラボへの乗り換えが簡単なため、気軽にお試しできておすすめです。

条件として楽天モバイルの利用が必要ですが、楽天モバイルは「最安月1,078円（税込）で契約期間なし」です。スマホの乗り換え先としてもおすすめですよ。

月額コストを下げたいから、格安SIMをご利用中の方も多いですよね。じつは、格安SIMでも光回線とセット割が効くことはご存じですか？お使いのSIMに合った回線を選ぶと、月額料金が割引になります。

同社の格安SIMと光回線でセット割になる一覧

• ワイモバイル →ソフトバンク光
• OCNモバイル →OCN光
• DTI SIM →DTI光
• IIJmio →IIJmioひかり
• BIGLOBEモバイル →BIGLOBE光
• NUROモバイル →NURO光

組み合わせの多いUQモバイルのセット割一覧

• auひかり
• 電力系光
• BIGLOBE光、so-net光、エディオンネット、＠Tcom、nifty光

格安SIMだからと言って何の割引もない…と諦める前に、使えるセット割りがないか確認してくださいね。ただし、ほんの200円程度の値引きの場合、セット割度外視で選んだ方が割引になる場合もあります。

光回線でテレビ・電話もまとめたい人は、利用を考えている回線で以下2点を確認してください。

• 確認点
  
  TV｜CSが見たい場合は対応しているか
  ➡︎回線会社によってはCS非対応
  
  
  電話｜家の電話番号が光電話発番か（フレッツコラボ以外を使う場合）
  ➡︎フレッツ・光コラボ間以外は電話番号が引き継げない
  

例えば、CS放送でアニメやスポーツの専門チャンネルを見たい、いずれ見たくなるかもしれない…との要望がある場合は、あらかじめ申込先の光回線で対応可能か確認してください。

電話に関しては、NTTの電話加入権をお持ちでなく、光電話で発番したものは、フレッツ回線・光コラボ間のみしか引き継ぎができません。たまに、番号の変更がネックで乗り換えできない方がいますので、確認してください。

NTT電話加入権（アナログ番号）をお持ちの方はこの通りではありません。引き継ぎ可能です。

光回線の選び方が「場所・料金・キャンペーン」なら、会社はそこまで気にしなくていいの？と疑問に思いますよね。結論として、ある程度知名度のある会社なら、使用感に違いはありません。

ここでは、地域・料金・キャンペーンだけで光回線を選ぶのが不安な人のために、「気にしなくていい理由」と「知っておきたい注意点」を解説します。

＼ここの解説でわかること！／

• 回線会社で変わるもの3点
  工事費・オプション・キャンペーン
  ➡︎使用感には影響しないからあまり気にしなくていい
  
  
• やめた方がいい回線はあるのか？
  速度の評判は当てにならない
  ただし、集合住宅の配線方式は要注意
  
  
• 申込窓口の注意
  回線は良くても代理店が問題

回線会社によって違いの出るのもは以下の3点です。

①工事費の設定（実質無料なのか分割金上乗せなのか）

②オプション（IPv6オプション・テレビ・光電話・サポートなど）

③キャンペーン（かなり差が出る）

これらになります。ここまでさんざん解説してきましたが、ネット・動画を閲覧するなど普通の使い方をしているなら、体感で感じられるほどの速度差はありません。そのため、筆者は「あまり気にしなくていい」と結論づけます。

フレッツ光からの転用・フレッツ光コラボの事業者変更以外の方は、基本的に新規工事が必要になります。この工事とは、電柱に取り付けられている箱のようなボックスから、光ファイバーを自宅に引き込む工事です。

フレッツ光コラボだけは同じ配線を使いまわせますが、電力系の光回線・独自回線・CATVなどはそれぞれ専用の配線のため、利用するためには工事が必要です。そしてこの工事費の設定が、各社違います。

• パターン①　
  工事費は分割払いでまるまるかかる
  （分割した工事費を月額料金に上乗せ）
  
  
• パターン②　
  新規工事費はキャンペーンで実質無料
  （2・3年の継続利用前提。解約したら請求）
  
  
  ➡︎最近はパターン②が多い！工事費で利用期間が縛られてしまう

工事費自体はフレッツ光コラボ系では2万円程度のところが多いですが、CATVの中には5・6万円を実質無料にしているところもあるため、早期解約前提だと負担額がかさむ可能性があります。

光回線のオプションは、回線会社によって違いがあります。中でも見るべきは以下のポイント。

• 光回線のオプションで見るべきポイント
  
  
  インターネットのポイント
  ・IPv6オプションが無料か有料か
  　➡︎格安回線は有料の場合あり
  ・IPv6対応ルーターが無料でもらえる（借りれる）か
  
  
  光テレビのポイント
  ・通常料金で見れる範囲
  　➡︎格安回線は地デジのみの場合あり
  ・CS放送はどこまで見れるか
  ・オプションで対応可能か
  
  
  新規工事の場合のポイント
  ・開通日まで無料ルーターの貸し出しがあるか

その他、有料の訪問サポートやセキュリティといった違いもありますが、特に気にしたいのは上記3点です。特に、戸建で月額料金が4,500円前後の格安回線をお考えの方は、しっかり確認してください。

新規開通キャンペーンも回線によって大きく違います。

・工事費実質無料キャンペーン

・キャッシュバックキャンペーン

・家電量販店経由なら家電の高額値引き

など、ありますが、回線会社によってキャンペーン上限額の設定が違います。具体例を出すなら電力系光回線は値引き額が大きいのに、CATVは一切値引きが出来ない…ということも実際にありました。

ここまでの結論をまとめると、回線会社は「知名度があればあまり気にしなくてOK」です。「知名度のある」と前置きをした理由は、今フレッツ光コラボ事業者は増え続けているためです。実は100社を軽く上回っているのはご存知でしょうか？

インターネットは今やインフラでもあります。知名度のない会社に任せるよりかは、知名度も社会的地位もある会社に任せた方が安心感がありますよね。

そのため、「ある程度知名度があれば、どこの光回線でも使用感は変わらない➡︎こだらわなくてOK」です。

ただし、例外の人もいます。以下のような人は、求めるコース・オプションのある光回線を選びましょう。

• 例外の人…
  
  FPSのオンラインゲームが好きでとにかく速度にこだわる
  ➡︎10ギガコース・ゲーミングオプションなど速度を速くできる回線を選ぶ
  （コミュファ光・フレッツ光クロスなど）
  ※ただし、月額料金は上がる

それでは、速度が遅くてやめた方がいい回線はあるのでしょうか？結論をいうと、「その通りとも違う」とも言えます。歯切れの悪い答えですが、理由は以下の通りです。

• 速度の評判は偏りがち！判断基準とするのは合理的とは言えない。
• 集合住宅の配線方式によっては、本当に遅い場合がある

どういうことなのか、順番に解説しますね。

身も蓋もない言い方ですが、速度の評判に関しては当てになりません。

例として、筆者が使用中の「ASAHInet光」はやや遅めなどと書かれている記事もありますが、実際は無線環境において下り450Mbps以上のping値に至っては8msと、FPSゲームも十分な速度が出ています。ちなみに、Wi-Fiルーターは特別高価ではなく7000円程度の製品です。

実際に「遅い」場合ももちろんありますが、それが本当に回線の速度なのか、「環境・設備・設定」要因なのかは判断できません。ルーター・設定を変えたら速くなる場合も多々あります。

このように、WEBには実際に全体を測定したわけでもない評判が溢れているため、ネットで検索して遅そう…と判断するのは合理的とは言えませんよね。回線会社を探すときの基準にしたいのは「評判」よりも「信頼性」です。

• 光コラボ事業者はなんと100社越え！信頼できる…？
  
  
  先述の通り、フレッツ光コラボの事業者が今は100社を軽く超えています。実はフレッツ光コラボの事業者は随時募集中であり、今この瞬間も増え続けているのが実情です。また、事業者になるためのサポートをビジネスとして提供している会社すらあります。
  
  そのため、中には無名の会社や小さな会社もたくさんあります。ネット回線は今やインフラですので、「知名度がある＝信頼できる会社」を選ぶべきです。

ここまで評判と知名度の話をしてきましたが、少し角度を変えて「集合住宅で本当に遅い」可能性の話に切り込みます。これは、築30〜40年ほどの集合住宅に多い話です。

集合住宅に光ファイバーを引き込むには、まず電柱のボックスから集合住宅の回線設備に光ファイバーで一括で引き込み、そこから各家庭のモジュラージャック・光コンセントに分配します。

この各家庭への分配する配線が、従来は電話線でした。電話線で分配する方式を「VDSL方式」といい、集合住宅の設備として現役で使用中の所も多いです。

• VDSL方式化見分ける方法は「モジュラージャック」
  
  
  モジュラージャックとは、壁にある配線の差し込み口のこと。VDSL方式は電話配線を利用するため、電話を繋げるためのモジュラージャックを利用します。
  
  
  この時、差し込み口に「LAN」「光回線」などの目印が書かれているものは、光コンセントと呼ばれるものでモジュラージャックではありません。引越しの契約前であれば、不動産屋に必ず物件の配線方式について問い合わせた方が得策です。

VDSL方式は理論値の最大は100Mbpsなものの、最大値の速度が出ることはまずありません。電話線で各部屋に分配しているため、利用者が増えるほど遅くなります。実測値は最大でも20〜30Mbpsとさえ言われており、光配線の前身であるADSL同等です。

これでは、昨今の標準となりつつある4K動画を見るには遅いですし、FPSゲームは完全にカクつきます。またWi-Fiで数人同時に使用すると、速度はさらに低下してしまいます。

こうなると、改善する方法は…？と考える方もいますよね。建物内の配線工事になるため入居者側で出来ることはほぼなく、大家さんの判断が必要になります。また、全面的な改装になるため導入コストが大変高いです。残念ながら導入を渋る大家さんが多くあまり期待はできません。

• VDSLを速くするのは難しい…対処する方法は？
  
  ・戸建用の光回線を専用で導入する許可をとる
  
  ・ドコモhome5Gなどホームルーターを利用
  
  ・諦めて引っ越す

光回線を申し込む際に一つだけ注意したいのは、無名な代理店の訪問営業や電話営業。全てがそうだとは言いませんが、中には悪質な代理店があります。これらの多くはフレッツ光コラボで「乗り換えをしませんか？」と勧誘してきます。勧誘がしつこい理由は、フレッツ光から紹介料がもらえるためです。

しかし、中には知識もない人が、金額すら間違えて勧誘してくる場合もあります。筆者も実際に何人か話をしたこともありますが、仕組みについてあまり存じてないようで、知識がない人だというのがすぐにわかりました。

また、最後までどの光コラボに乗り換えるのか口にしないままで勧誘してきたパターンもあります。しっかり説明を受けられない・質問しても答えられないような窓口から申込してはいけません。

光回線の申し込みと一口に言っても、新規申込・転用・事業者変更の3種類のパターンがあります。

• 申込時の呼び方の違い
  
  新規申込
  完全に新規で回線を引くこと
  （フレッツ光コラボ→独自回線への乗り換え含む）
  
  転用
  フレッツ光→フレッツ光コラボ事業者への乗り換え
  
  事業者変更
  フレッツ光コラボ→フレッツ光コラボの乗り換え

これらは、光回線申込時に窓口が違う場合があります。似て異なる呼び方ばかりで自分がどの状態に該当するのか難しいですが、工事費が変わってくるため把握しておきたいポイントです。

次は光回線の工事の流れについて解説します。光回線を導入したいけど工事が面倒臭そう…と感じている人は、どんな手順で行うのか一読してください。

まずは、公式サイトや代理店サイト・家電量販店などの窓口より申し込みをします。どの代理店窓口から申し込みをしても、回線が同じなら結局品質や月額料金は同じです。キャンペーンを比較して申し込みする人が多いですよ。

※フレッツ光→コラボ光、コラボ光→コラボ光の乗り換えは工事不要です

それでは、申し込みから開通までの流れを説明します。

• 《申込から開通までの流れ》
  
  1.光回線を申し込み
  
  ⬇︎
  
  ・当日あるいは後日工事日決定。最短3週間〜
  ・土日は工事費が高い場合もある
  ・新築など場合によっては事前調査
  
  ⬇︎
  
  2.工事日当日立ち会い
  
  ・回線単独なら1時間、テレビ電話フルセットだと4時間など
  ・大抵はエアコンの穴より光ファイバーを通す
  ・穴あけの場合は4mm程度の小さな穴を開ける
  ・セットトップボックスなど端末を設置
  
  ⬇︎
  
  3.Wi-Fi設定までして開通
  
  ・最近はWi-Fi設定まで行う業者が多い

工事の流れ、作業内容としてはこのようになります。申込から工事までの待ち時間が長いものの、そう複雑な工事ではありません。

※新築など住所が確定していないご家庭は、工事日が決定できません。住所が確定し、引き渡し日が決定してから申し込みしてください

オンラインゲーム（特にFPSゲーム）を快適に遊ぶには、以下のようなスペックが必要と言われています。

• 回線速度（bps）：下り70Mbps
• 応答速度（ping値）：15ms

下り70Mbpsは光回線だけでなく、最近ではポケットWi-Fiでもクリアしている場合も多いです。しかし、それでも光回線がいいと言われるのは、ping値がポケットwi-fiでは遅いため。

この回線速度・ping値共に出すためには、フレッツ光コラボや独自回線・電力系やCATV光回線が必要になります。

IPv6通信とは次世代型の通信規格のこと。従来型はIPv4方式で、速度が差がかなりあります。

実際にどれほど違うかですが、筆者の回線環境では、

• IPv4接続　➡︎　約150Mbps・ping値30ms
• IPv6接続　➡︎　約450Mbps・ping値8ms

これほど違います。IPv4通信でも特に遅く感じる訳ではありませんが、やはりIPv6通信の方が利用していて速さを体感できます。

最近では回線の月額料金にIPv6料金も含まれているのが一般的ですが、格安回線には有料オプション扱いもあるためご注意ください。

光回線を利用中引越し予定があると、回線をどうしようかと不安になりますよね。引っ越しは「移転」と呼ばれる手続きになり、肝心の工事費に関しては各社統一されていません。無料のところもあれば、有料のところもあります。

ちなみに、有料だった場合は違約金負担ありの光回線に乗り換えるのも一つの手ですよ。

ここまで光回線選びについて「簡単に」「じっくり」どちらの人も読みやすいように解説してきました。光回線は違約金が手頃になったことで、かなり柔軟に乗り換えできるようになりましたが、手続きをするのは手間が付きまといますよね。しっかり選んでご自分に合った回線をご利用ください！