炭酸シャンプーの人気おすすめランキング10選｜メリット・デメリットも解説！

炭酸シャンプーは、炭酸ガスを含んだ泡タイプのシャンプーです。炭酸シャンプーはきめの細かい泡が頭皮や毛髪に蓄積した汚れを浮かび上がらせ、しっかり洗い落とせるのが特徴で、男女問わず注目を浴びているシャンプーです。

以前は通販が主な入手手段でしたが、最近ではドラッグストアやドン・キホーテなどでも販売されるようになり、手に入りやすくなりました。しかし、入手機会や場所が増えた反面、豊富な種類の中から自分に合った炭酸シャンプーを見つけるのは困難です。

そこで本記事では、炭酸シャンプーの特徴・選び方・おすすめ商品を詳しく紹介します。メリット・デメリットや正しい使い方についても触れていますので、炭酸シャンプーがどんなものか気になっている方はぜひ参考にしてください。

まずは、炭酸シャンプーのメリット・デメリットについて紹介します。炭酸シャンプーにはメリットだけでなくデメリットもあるため、どの点が良くてどの点が悪いのかを把握しておきましょう。

• メリット｜清潔感がありさっぱりできる
• デメリット｜一般的なシャンプーよりコストがかかりがち

炭酸シャンプーは、泡に炭酸ガスが含まれており、普通のシャンプーよりも効率的に頭皮や髪の汚れを落とせるのがメリットです。美容院やサロンに行かなくてもヘッドスパを受けたような爽快感が感じられます。

また、炭酸には頭皮を柔らかくする効果があり、シャンプーの美容成分が肌の奥（角質層）まで届きやすくなるのもポイントです。

炭酸シャンプーは、普通のシャンプーよりも価格が高いものが多く、毎日継続して使いにくいのがデメリットです。また、効率的に汚れを落とせる反面、必要な皮脂まで落としてしまいがちで、頭皮のタイプによっては洗浄力の高さがデメリットになる方もいます。

炭酸シャンプーが、育毛や白髪に効果があると聞いたことがある方もいるかもしれませんが、炭酸シャンプーを使うことでそれらが改善されるという科学的根拠はありません。しかし、中には白髪や育毛に効果のある成分が含まれているものもあります。

炭酸シャンプーは、汚れをしっかり落とし、頭皮環境を健やかに保ってくれるシャンプーなので、頭皮ケアには最適なシャンプーです。白髪や育毛効果を求めるなら、炭酸シャンプーと併せて白髪対策用品や育毛剤を使いましょう。

ここからは、炭酸シャンプーを選ぶ際に注目したいポイントについて紹介します。自分に合ったものを使用しないと思うような効果が出ないことがあるので、1つずつチェックしていきましょう。

• 洗浄成分｜体質や悩みに合わせて
• ヘアケアを意識するなら炭酸濃度4000ppmを目安に選ぶ
• 仕上がりを意識｜目的に合わせて
• 添加物の少なさも忘れずにチェック
• 継続して使えるものを選ぶ

炭酸シャンプーは普通のシャンプーと同様に、商品によって配合されている成分が異なります。人によって合う・合わないがあるため、自身の肌タイプや悩みを把握した上で選ぶようにしましょう。

• 敏感肌：弱酸性で強すぎないアミノ酸系洗浄成分
• オイリー肌：高アルコール成分配合
• 洗浄力重視：炭・クレイ成分配合
• かゆみ・炎症の抑制：グリチルリチン酸ジカリウム配合

炭酸シャンプーは洗浄力の高いシャンプーですが、中には敏感肌の方でも使いやすいグリシンやグルタミン酸などのアミノ酸系洗浄成分が配合されている低刺激のものもあります。敏感肌の方が強刺激の炭酸シャンプーを使うと、今までにはなかった髪・頭皮トラブルが起きる可能性があるので、刺激の強弱は重要です。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

よく汗をかく方やオイリー肌の方は、刺激が強めの高アルコール成分配合のものがおすすめです。しっかり洗える点は優秀ですが、髪や頭皮に必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。皮脂のバランスが崩れると、フケやかゆみが出てしまうため、コンディショナーやトリートメントで補っておきましょう。

とにかく汚れをしっかり落としたい方は、炭やクレイ成分が配合されているものも候補に入れましょう。炭やクレイは汚れを吸着させてから洗浄するため、洗浄力が高い部類に入ります。炭・クレイ成分配合の炭酸シャンプーは種類が多くないのがネックです。高アルコールのものより低刺激なので、気になる方は探してみましょう。

洗浄力ではなく、かゆみや炎症を何とかしたい方は、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているものを選びましょう。グリチルリチン酸ジカリウムは甘草の根から採取される成分で、かゆみや炎症を抑える効果に期待できます。今までシャンプー後にかゆみや炎症に悩まされてきた方は、成分をしっかりチェックして試してみてください。

炭酸シャンプーは成分とは別に炭酸濃度もチェックしておきましょう。炭酸濃度はppmという単位で表され、数字が大きいほど濃度が高いことを意味しています。

現在販売されているものの多くは3000ppm以上です。中には8000～10000ppmのような超高濃度なものもあります。濃度が高ければ高い方がいいというわけではないので、4000ppmを目安に選びましょう。

炭酸シャンプーも普通のシャンプーと同様に仕上がりを意識すると選びやすくなります。人それぞれで目指す仕上がりが異なるので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。

• 潤いを持たせたいならシリコンタイプ
• 清涼感がほしいならメントール成分配合
• 乾燥肌ならヒアルロン酸・セラミド成分配合

髪に潤いを持たせたいならシリコンタイプがおすすめです。シリコンは髪をコーティングする作用があるため、潤いやツヤを髪に与えてくれます。しかし、ベタつきやニオイの元になってしまう可能性もあるため、それらの対策をした上で使用するようにしましょう。

洗い上がりに清涼感を感じたい方は、ハッカ油やペパーミント油が配合されたメントール系の炭酸シャンプーを選びましょう。洗い流した後もスーッとした清涼感が続くので、暑い時期にスッキリ過ごしたい方におすすめです。メントール系はメンズシャンプーのコーナーに置かれていることが多いので、気になる方はそちらで探しましょう。

乾燥肌で悩んでいる方は、保湿成分が配合されているものがおすすめです。保湿成分の代表的な成分としてヒアルロン酸やセラミド成分が挙げられます。これらの成分が配合されていると、髪を洗浄しながら保湿までしてくれるので、乾燥した状態を補ってくれる効果に期待できます。敏感肌の方はトラブルのもとになる可能性があるため、異常を感じたら使用を避けましょう。

敏感肌の方は、防腐剤や着色料など添加物が含まれていないものを選ぶのがおすすめです。近年は健康志向が高まり、炭酸シャンプーにもオーガニック製品が増えてきています。シャンプー後のトラブルに悩まされてきた方は、添加物にも注意して選びましょう。

※すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません

洗髪は基本的に1～2日に1回はするものなので、継続して使いやすいものを選ぶのがおすすめです。価格も重要ですが、ボトルの形状・泡質・洗い心地・香りなど使用感の決め手は数多くあります。どういったものなら使いやすいかを考えながら選んでみましょう。

最後に、炭酸シャンプーの効果的な使い方を紹介します。以下に重要なポイントをまとめておきますので、炭酸シャンプーを使う際の参考にしてください。

• 毎日ではなく、週に2～3回など間隔を空ける
• 髪や頭皮に水分を含ませるため、予洗いは入念に行う
• 泡を頭皮や髪になじませるようにマッサージする感覚で洗う
• 泡がついた状態で2～3分放置し、浸透させる
• すすぎ残しがないよう、しっかりと洗い流す
• トリートメントで仕上げる

炭酸シャンプーについて紹介しました。炭酸シャンプーは洗浄力が高く、しっかり汚れを落としたい方に最適なシャンプーです。洗浄力の強さだけでなくフケやかゆみを抑える商品もあるため、今回紹介した選び方を参考に、自分に合うシャンプーを探してみましょう。