バレンタインにウイスキーをあげよう|銘柄ごとの特徴や選び方などを解説

最近では、バレンタインにチョコを渡すのが定番になっています。中にはチョコが苦手な男性もいるし、チョコ以外のものを欲しいと思っている男性もいるはずです。女性としては好きな人には、その人の好みを渡したいものですよね。

好きな男性がお酒好きの場合、バレンタインにウイスキーを贈るのも人気です。ウイスキーは種類も豊富で、チョコにも合うお酒もあります。また高級感もあり、味や香りも楽しめます。本命ではなく、義理で上司や父親に渡す場合もウイスキーはおすすめです。

この記事では、ウイスキーの銘柄・その特徴・選び方などを解説しています。バレンタインにお酒をプレゼントをしようと思っている人はぜひ参考にしてくださいね。

バレンタインにウイスキーを渡そうと決めても選び方がわからない人もいるはずです。ウイスキー　には「産地でチェックする」「相手の好みに合わせて選ぶ」「予算で選ぶ」など選び方がいろいろあります。この項目では、それぞれ詳しく解説していきます。

ウイスキーは産地によって香りや風味がちがいます。その国の気候や風土によって原材料の選び方、製法も異なります。この項目では、「スコットランド」「アメリカ」「アイルランド」「日本」の4つの国のウイスキーについて解説します。

スコットランドで造られるウイスキーを「スコッチウイスキー」と呼ばれています。スコッチは世界でもっとも生産量が多いウイスキーです。スコッチの特徴は、香りです。麦芽を乾燥させるときにピート(泥炭酸)を使用するため、ピート特有のスモーキーな香りがウイスキーに移り、香ばしさと独特な刺激臭がします。

スコッチには種類があり、麦を使用して作られたウイスキーが「モルトウイスキー」・穀物を使用して作られたウイスキーが「グレーンウイスキー」・1カ所の蒸留所の原酒だけで造られたウイスキーが「シングルモルト」です。

アメリカで造られているウイスキーを「アメリカンウイスキー」と呼ばれていて、中でも有名なのが「バーボン」です。アメリカンウイスキーには決まりがあり、主原料をトウモロコシ、樽は新しいものでないといけません。

アメリカンウイスキーは、樽の内側を焦がした樽を使うので香ばしく、さらに主原料がトウモロコシなのでバニラのような甘味もあります。

アイルランドで造られているウイスキーを「アイリッシュ」と呼ばれています。アイリッシュは、発芽させた大麦麦芽にピート香をつけずに、3回の蒸留を行って造られているウイスキーです。そのため滑らかで雑味もなく、ウイスキーの未経験者でも飲みやすいお酒です。

アイリッシュは、「ピュアポットスティルウイスキー」「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」の4種類あります。アイリッシュは、温かいコーヒーと合わせて飲む「アイリッシュ・コーヒー」も有名です。

日本で造られているウイスキーを「ジャパニーズウィスキー」と呼ばれています。日本は、ウイスキー造りの国として一番歴史が浅いです。スコッチを元に造られていて、日本人の味覚に合うようにスモーキーさを抑えています。

ジャパニーズウイスキーは、日本の四季・気候・清らかな水によって造られていて世界でも人気があります。

ウイスキーには原料や製法によって種類が異なります。「シングルモルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」など種類によって飲み方がちがうので、渡す相手の好みをあらかじめリサーチしておきます。

好みがわからない場合は、いろいろな種類が入ったミニボトルのギフトセットがあるのでそれを贈るのもいいかもしれません。

ウイスキーは、熟成年度で価格が異なります。熟成年度が短いものは安く、熟成年度が長いものは高額です。価格帯は安いもので約1,000円程度、高いものは数十万円もします。普段からウイスキーを飲んでいる男性は、買いやすい価格帯のものを選んでいるかもしれません。

そのため自分ではなかなか買わない高級なウイスキーをプレゼントすると、相手から喜んでもらえるはずです。

この項目では、「スコッチウイスキー」「アメリカンウイスキー」「アイリッシュウイスキー」「ジャパニーズウイスキー」のバレンタインにおすすめなウイスキーを6選紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ジョニーウォーカーはスコッチウイスキーで、世界で年間1億本以上売れているウイスキーです。ジョニーウォーカーの種類はいくつかあり、製法や年代によってラベルのカラーがちがいます。種類によって味は異なりますが、40種類以上の原酒をブレンドして造られているため、どれもクセがなくバランスのとれた飲みやすいお酒です。

ジャックダニエルは、アメリカンウイスキーで種類はテネシーウイスキーです。原料の80％以上がトウモロコシで造られているので、バニラやキャラメルのような甘味があります。またシュガーメイプルと呼ばれているサトウカエデの木炭を使ってろ過をする「チャコール・メローイング製法」を採用しているので、芳醇でなめらかなウイスキーに仕上がっています。

タラモア・デューはアイリッシュウイスキーです。タラモア・デューの特徴は、「モルトウイスキー」「ポットスチルウイスキー」「グレーンウイスキー」の3種類の原酒をすべて3回蒸留し、ブレンドして造られています。

ピートを焚いていないため、すっきりとした飲みやすいお酒で、ほのかな甘みとフルーティーな香りも楽しめ、ウイスキー初心者におすすめなウイスキーです。

バランタインは、スコッチウイスキーで19世紀には当時のヴィクトリア女王からお墨付きを得た銘柄です。スコットランドの各地で選び抜かれた40種類の以上の原酒をブレンドして造られているので、バランスのとれた味わい・香りで、軽やかで口当たりもいいウイスキーです。

バランタインはウイスキー初心者にも飲みやすく、愛好家からも支持されるお酒です。

ワイルドターキーはアメリカンウイスキーで種類はバーボンです。七面鳥のラベルが特徴で、トウモロコシを主に原料にしたウイスキーです。一般的なバーボンの蒸留より低いアルコール度数で蒸留しているのが特徴です。

また他のバーボンよりトウモロコシの使用が少なく、大麦とライ麦の割合を多くした独自のレシピで造られています。そのためスパイシーでクセが強い味わいになっています。

山崎は、ジャパニーズウイスキーで日本を代表とするウイスキーで、世界中からも高い評価を受けています。ラベルは山崎を生み出した二代目マスターブレンダー「佐治敬三」の直筆文字です。山崎は、ミズナラ樽熟成とワイン樽熟成の原酒を匠の技で組み合わせる「ヴァッティング」で造られています。

そのためフルーツのような甘い香りと濃厚な深みのある味わいを楽しめます。

いかがでしかたか？お酒好きな人にバレンタインを渡すならウイスキーがおすすめです。ウイスキーにはいろいろな種類があり、原料や製法などによって味や香りが異なります。またウイスキーは飲み方によっても味が変わり、幅広く楽しめるお酒です。ここで紹介したウイスキーを参考に、ぜひ相手が好む1本を見つけてくださいね。