テニスウェアおすすめ20選｜レディース&メンズ人気ブランド紹介

スポーツをするにあたって汎用的なスポーツジャージを選ぶ方が多いのも事実ですが、専用のウェアを着用するのがおすすめです。テニスウェアはプレーがしやすいように工夫してデザインされています。特に中高年の方はスポーツによる怪我が気になるところでもあります。

しかし、実際にウェアを選ぶときに種類・機能性・季節・デザインによって悩んでしまいがちです。価格帯やブランドでも迷ってしまうシーンは多いはずです。

そこで、この記事ではテニスウェアを実際に選ぶ際のポイント・公式大会の服装規定・記事の後半ではテニスウェアのおすすめブランドを厳選して紹介します。ぜひ参考にして、お気に入りのテニスウェアを見つけましょう。

まずはテニスをする時に必要なウェアの種類を紹介しますので、ぜひチェックしてください。

• トップス｜重ね着も楽しめる
• ボトムス｜コーディネートに合わせて
• ワンピース｜レディースのテニスウェアで人気
• インナー｜吸湿・速乾性に注目
• アウター｜防寒も大切！
• シューズ｜足の負担を軽減できるものを
• アクセサリー類にも注目

トップスはテニスウェアの基本となるアイテムです。季節に合うトップスを選んで快適にプレーしましょう。

• 半袖
• 長袖
• タンクトップ

まずは幅広いシーンで使える半袖のテニスウェアを購入しましょう。暑い季節や屋内コートではもちろん、アウターを着用すれば肌寒いシーンでも使えるので1着あれば幅広く活用できる便利なウェアです。女性用ウェアの場合は、フレンチスリーブやパフスリーブなどの女性らしいデザインの半袖トップスもあります。

冬の屋外コートでプレーする場合は、半袖ではアウターを羽織っても寒いので長袖のテニスウェアを用意しましょう。暑くなった時に温度調節がしやすいように、袖をまくりやすい長袖ウェアを選ぶと快適に使えます。長袖ウェアが動きにくく感じる場合は、半袖ウェアの下に長袖のインナーを重ね着するのもおすすめです。

パフォーマンスにこだわるなら、タンクトップのウェアがおすすめ。タンクトップのテニスウェアは肩が出るので、サーブのように腕を大きく上げる動作でも肩回りの動きが邪魔されません。夏の暑い時期は汗で袖が腕に張り付いて動きにくい場合があるので、動きやすさを重視する人はタンクトップを選びましょう。

男性はミドルパンツが基本ですが、女性の場合はボトムスの種類が多いので迷う人が多いです。自分が着やすいボトムスを選んで快適にプレーしましょう。

• スコート
• ショートパンツ
• ロングパンツ

スコートはスポーツ用のミニスカートで、動きやすいようにかなり丈が短いです。普通のミニスカートに見えますが、スコートの多くが内側がパンツになっているため下着が見えてしまう心配はありません。スコートはフェミニンな印象が強くエレガントに着こなせるので、中高年プレーヤーにもおすすめのボトムスです。

ボトムス選びで迷った場合やスコートに抵抗がある人は、ショート丈のパンツを選びましょう。テニスは脚力をかなり使うスポーツなので、脚を自由に動かせるショートパンツは快適にプレーしやすいのが利点。下に黒いレギンスを重ねて脚を長く見せることも可能なので、太ももの露出や日焼けが気になる人におすすめです。

ロングパンツを選ぶなら、開脚しても下半身の動きが制限されないストレッチ素材がおすすめ。公式試合では膝が見えるショート丈のボトムスが義務付けられていますが、普段の練習ならロングパンツでも問題ありません。特に女性は下半身が冷えやすいので、屋外でプレーする場合はロングパンツがあると寒い時期に重宝します。

手軽にテニスウェアを着用したいなら、1枚着るだけで様になるワンピースがおすすめです。トップスとスカートが分かれて見えるタイプや、ウエストが細く見えるタイプなど色々なデザインがあるので好みに合わせて選べます。上下を揃えるよりも安く買えるため、テニスウェアのコスパを重視する人にも人気が高いです。

テニスを始めるなら、ブラトップやレギンスも用意しておきましょう。外側のウェアだけではなく、内側のウェアも快適なプレーを支える大切なテニスウェアです。

• ブラトップ
• レギンス

女性がテニスをする時は、スポーツ用のブラトップは必需品です。運動時にバストが大きく揺れるとバストを支えているクーパー靭帯がダメージを受けるため、バストが垂れる原因になります。テニスのようにバストが大きく揺れるスポーツをする場合は、サポート力が高いハイサポートのブラトップを選ぶようにしましょう。

レギンスは脚の露出や日焼けを防ぐだけではなく、さまざまな用途で使えるため男性にもおすすめ。スポーツ用レギンスは筋肉疲労や体のふらつきの軽減に役立つので、パフォーマンスアップやケガ予防にとても効果的です。テニスでレギンスを着用する場合は、下半身のサポート効果が高いスポーツ用レギンスを選びましょう。

屋外コートでプレーする場合は、ウィンドブレーカーやパーカーなどのアウターを用意しておくようにしましょう。テニスをしている時でも身軽に動きやすく、使わない時はコンパクトに畳んで持ち運べるアウターがあると重宝します。冬の試合などプレー以外の待機時間が長い場合は、丈が長いベンチコートが防寒で役立ちます。

テニスは脚力で勝負するスポーツなので、足に負担がかからないシューズを選ぶことがパフォーマンスやケガ防止につながります。テニスコートは人工芝やカーペットなど色々な種類があり、シューズもコート別に分かれているので注意しましょう。最初はどのコートでも使えるオールコート用のシューズを選ぶのがおすすめです。

快適にプレーをするためには、キァップやアームカバーなどのアクセサリーが便利。必要なアクセサリーを購入して楽しくテニスしましょう。

• キャップ・サンバイザー
• アームカバー
• ネックゲイター
• リストバンド
• マスク

屋外コートでプレーする場合は、熱中症や日光で視界が遮られるのを防ぐためにキャップを用意しましょう。テニス用のキャップは通気性や速乾性に優れていますが、頭皮のムレを防ぎたいならサンバイザーがおすすめ。サイバイザーはキャップよりもヘアスタイルが崩れにくいので、特に女性プレイヤーに人気が高いです。

アームカバーはアームスリーブとも呼ばれているアイテムで、日焼け防止や防寒対策だけではなくさまざな用途で使えます。レギンスと同様に着圧効果があるので、パフォーマンスアップや腕の疲労軽減にも役立つのが特徴。アームスリーブが汗を吸い取ってくれるので、汗でラケットが滑りやすくなるのも防いでくれます。

首から鼻まで覆うネックゲイターは首の日焼け防止や防寒で使われていましたが、最近はマスクの代わりとしても人気が高いです。ネックゲイターはマスクに比べて苦しくなりにくいので、アクティブに動き回るテニスに向いています。テニスでネックゲイターを使う場合は、耳にかけるタイプがずれにくいのでおすすめです。

リストバンドは腕から流れてくる汗をせき止めて、ラケットが滑らないようにするために使うアイテムです。リストバンドで顔の汗をぬぐうこともできるので、すぐにタオルを使えない時にも便利。汗をたっぷりかく季節は1日の中でもリストバンドを交換する場合があるため、複数セットをまとめ買いするのがおすすめです。

感染症対策の影響で、今はスポーツ中もマスクを着用する人が増えています。テニスのように激しく体を動かすスポーツでマスクを使う場合は、速乾性や通気性が高いスポーツマスクを選びましょう。息苦しさを我慢してプレーを続けていると体調不良につながるため、マスクが苦しい場合はネックゲイターを使うのがおすすめです。

テニスウェアを購入する時は、以下の4つのポイントをチェックするのがおすすめ。順番に見ていきましょう。

• 機能性をチェック
• 動きやすさをチェック
• セットアップを選ぶと手軽に統一感を出せる
• 好みのデザインでおしゃれなコーディネートを楽しもう

運動量が多いテニスはウェアの機能性を重視するのが大切。快適にプレーできる機能が付いたウェアを選びましょう。

• 吸水速乾性｜汗をたくさんかいてきも快適
• UVカット加工｜屋外プレーの紫外線対策でおすすめ

全身の筋肉をくまなく使うテニスは汗をかく量がかなり多いため、ウェアの吸水速乾性は最も大切な機能です。汗がなかなか乾かないとウェアが肌にはり付いて重たくなるので、体力を奪ってしまいます。トップスだけではなく、吸水速乾性のあるインナーも一緒に着用すると暑い季節でも快適にプレーしやすいです。

屋外コートの紫外線対策には、UVカット加工が施されているテニスウェアを着用するのがおすすめです。薄い素材のスポーツウェアは紫外線を透過しやすいので、ウェアの下も日焼けしてしまう場合があります。購入したいウェアにUVカット機能が付いていない場合は、UVカット機能付きのインナーを下に着用しましょう。

テニスは全身を動かすスポーツなので、ウェアの動きやすさはとても大切。下記の3ポイントをチェックしておきましょう。

• サイズ｜ジャストサイズを選ぼう
• ストレッチ性｜さまざまな動きに柔軟に対応
• プレーしやすいカッティング｜体の可動域が広がる

テニスウェアは、できるだけ店頭で試着して体にフィットするジャストサイズを選ぶようにしましょう。ワンサイズ上のテニスウェアを選ぶ人が多いですが、緩めのウェアは瞬発力が必要なテニスでは動きにくいのが難点。ネットで購入する場合も、最初は試着してジャストサイズのモデルを調べておくのがおすすめです。

テニスは腕を大きく上げたり脚を開いたりと色々な姿勢をとるため、ストレッチ性のあるウェアが動きやすいです。ウェアにストレッチ性がないとサーブの時に肩がひっかかりやすく、パフォーマンスが落ちてしまいます。特に中高年プレイヤーは窮屈なウェアが体の痛みにつながることもあるので、ストレッチ性は重要です。

動きやすさを求めるなら、テニスウェアのカッティングをチェックするも大切。テニスの動きを細かく研究して特別な裁断が行われているウェアなら、サーブやスマッシュの時も体を大きく動かしやすいです。有名スポーツブランドは、テニスの動きに合わせてカッティングされているモデルが多いのでチェックしてみましょう。

テニスウェアを初めて購入する人やコーディネート作りが苦手な人は、トップスとボトムスがセットアップになったウェアがおすすめです。セットアップは上下のデザインに統一感があるため、コーディネート作りが簡単。シンプルなデザインのセットアップを選べば他のウェアとも合わせやすいので、着回しがきくのが便利です。

テニスウェアはブランドによってデザインの特色が違うため、自分の好みのデザインを選べます。黒・ネイビーなどのシックな色もいいですが、ピンク・赤のような鮮やかな色は顔を明るく見せるので幅広い年齢層におすすめです。テニスでは年齢を気にせず、自分が好きなデザインのウェアで思い切りおしゃれを楽しみましょう。

公式試合に出る場合は、日本テニス協会のルールブックの服装規定を守る必要があります。服装規定をチェックして初心者でも試合出場を目指しましょう。

• 服装規定をチェック
• ロゴの規定をチェック

公式試合ではトップスとボトムスに規定が定められています。試合用のウェアを購入する時は、必ず服装規定をチェックするようにしましょう。

• トップスは襟付きシャツまたはゲームシャツ
• ボトムスは膝が見える丈の長さ

公式試合で着用できるトップスは男女ともに、ポロシャツ型の襟付きシャツまたはメーカーがゲームシャツとして販売しているトップスです。普通のTシャツは認められていないので、襟なしを購入する場合はゲームシャツの表記があるものを選びましょう。女性の場合はワンピースのテニスウェアも認められています。

公式試合で着用できるボトムスは、男女ともに膝が見える丈が条件です。女性の場合は膝が見える丈であれば、ショートパンツとスコートのどちらも着用可能。ボトム下に着用するレギンスは2017年のルール改正で膝丈に制限されましたが、試合の主催者によってはロング丈のレギンスを認めている場合もあります。

試合用ウェアはロゴにも規定があり、トップスは男性は両袖に2個ずつ、襟か前身頃に2個のロゴを付けます。女性は両袖に1個ずつ、襟か前身頃に大きなロゴ1個または小さなロゴ2個です。

ボトムスとレギンスは男女ともに大きなロゴ1個か、小さなロゴ2個を付けます。キャップとリストバンドはロゴ1個で、シューズと靴下はロゴ数の制限がありません。ロゴのサイズにも規定があるためチェックしておきましょう。

テニスウェアはブランドによってデザインや機能の特徴が違います。人気ブランドの特徴をチェックしてお気に入りウェアを見つけましょう。

• NIKE（ナイキ）
• adidas（アディダス）
• YONEX（ヨネックス）
• MIZUNO（ミズノ）
• le coq sportif（ルコック スポルティフ）
• FILA（フィラ）
• Ellesse（エレッセ）
• Asics（アシックス）
• Babolat（バボラ）
• UNIQLO（ユニクロ）

ナイキのテニスウェアは、大坂なおみ選手をはじめとした世界のトッププレイヤーの多くが愛用しています。日本に入ってきているモデルが少ないのが残念ですが、アメリカブランドならではのシンプルで都会的なデザインは男女問わず人気が高いです。ネットで海外モデルを購入できる場合もあるのでチェックしてみましょう。

アディダスのテニスウェアは、ナイキと同様に世界のトッププレイヤーの多くが着用していることで知られています。ナイキに比べて日本で買えるモデルが多いため、デザインや機能性など自分に合うウェアを選べるのが魅力。アディダスのウェアは環境に優しいリサイクル素材を使用しているので、エコにこだわる人にも人気です。

日本のテニスブランドであるヨネックスは、テニスウェアの種類が非常に多いのが特徴です。腕の可動域が大きいパワースリーブという袖のデザインが人気で、サーブやスマッシュなどの大きなスイングも打ちやすいのがグッド。顔が明るく見える鮮やかな色のトップスが多いため、若々しい印象を出したい人におすすめです。

日本の大手スポーツブランドであるミズノは、どのジャンルのスポーツウェアも機能性がとても高いのが特徴。動きやすさにこだわったデザインと着心地がいい素材のテニスウェアは、練習でも試合でも活躍します。日本人の体型や好みに合うデザインのテニスウェアが多いので、幅広い年齢層のプレイヤーに人気が高いです。

フランス生まれのスポーツブランドであるルコック スポルティフのテニスウェアはファッション性が高いので、特に女性に人気が高いです。パステルカラーやトリコロールカラーなど可愛いデザインが多いため、コーディネートを楽しめるのが魅力。テニスウェアの種類が豊富なので、一式をルコックで揃えるとおしゃれです。

フィラのウェアはファッション性がとても高いので、フィラのスポーツウェアを街中で着用している女性も多いです。もちろんテニスウェアもおしゃれなデザインが多いのが特徴で、気分が上がるような美しい色合いが人気。若い世代が好むシンプルなウェアから中高年に人気の華やかなウェアまで、幅広いデザインが揃っています。

テニスウェアに世界で初めてカラーを取り入れたイタリアブランドのエレッセは、遊び心のあるデザインが女性に人気です。特に中高年女性に人気が高いですが、最近は若い世代向けのデザインも増えているのが特徴。トリコット素材とメッシュ素材をハイブリッドで使用したインナーもおすすめで、夏の汗対策で重宝します。

世界でも人気が高い日本のスポーツブランドであるアシックスは、テニスプレイヤーの動きを研究したデータを基にウェアを開発しています。特にテニスシューズが人気で、有名選手のジョコビッチが愛用していることで有名。トップスやボトムスの機能性も高く、デザインの種類が豊富なので年齢や性別を問わず人気があります。

フランスのラケットスポーツブランドであるバボラは、チェックや花柄など柄入りデザインが多いのが特徴で中高年女性に人気。ショートパンツやスコートのデザインもおしゃれなので、色々な組み合わせを楽しめます。バボラはラケットも人気が高いため、ラケットとウェアのデザインに統一感を出したい人にもおすすめです。

世界に誇る日本のアパレルブランドであるユニクロは、錦織圭選手とスポンサー契約していることで有名です。テニスウェアをトッププレイヤーと共同開発しているのが特徴で、錦織選手着用モデルと同じデザインのウェアも購入可能。ユニクロの服と同様に機能性が高い素材を使用してるため、着心地のよさも定評があります。

テニスは全身をくまなく使うスポーツなので、初心者こそテニス専用の動きやすいウェアを着用しましょう。テニスウェアはおしゃれなデザインのモデルが多いので、コーディネートを楽しむのもおすすめ。ぜひ記事で紹介した選び方を参考に、お気に入りのテニスウェアを見つけてください。