【最強】H4のLEDヘッドライトおすすめ10選｜車検対応・国産メーカーも

ヘッドライトを交換するならLEDを採用する方も多いはずです。なぜなら、LEDヘッドライトはハロゲンよりも明るく照らせて寿命も長いうえに交換方法も簡単だからです。しかし、LEDヘッドライトには、H4やHB4などさまざまな規格があります。

中でもH4は、明るさは最強の爆光タイプや簡単にポン付けで装着できるタイプ、200系ハイエース専用のH4まで種類が豊富です。また、車検対応なのか、色温度はどれくらいなのか初心者の方は悩んでしまうはずです。

そこで今回は、H4のLEDヘッドライトのおすすめ商品をご紹介します。さらにLEDヘッドライトの特徴・車検対応の注意点など、初心者の目線で詳しく解説していきます。ぜひ、LEDヘッドライトの交換を検討している方はチェックしてください。

家庭で使用しているLEDライトは、蛍光灯よりも寿命が長いのが特徴の1つです。ヘッドライトに使用するLEDも寿命が長いため、ハロゲンやHIDから交換する方が少なくありません。

ハロゲンの寿命は3年、HIDが5年です。しかし、LEDは15年程度と長いので、次の車に乗り換えるまで交換の必要がないので人気があります。

人気のあるLEDライトですが、メリットとデメリットを知らない方も多くいます。ここでは、メリットとデメリットのそれぞれを紹介するので、参考にしてください。

LEDといえば、寿命の長さ・省エネ効果の高さで有名です。ハロゲンと比べると寿命が長いのがメリットですが、最近のヘッドライト用のLEDは消費電力が増加しています。それでも、ハロゲンよりも消費電力が半分以下を維持しているため、省エネタイプのライトです。

LEDライトにすると長寿命のため、交換せずに次の車に買い替えるタイミングがきます。ただし、寿命は使用する環境に影響される点を覚えておきましょう。

夜道を照らすライトであれば、ライトをつけた瞬間に明るく照らしてくれたほうが安心できます。LEDライトは、つけた瞬間に明るさがMAXまでつく点がメリットです。

HIDは完全に点灯すると明るいライトですが、そこまでに時間がかかります。夜道はすぐに点灯して安全を確保したいので、瞬時にMAXで明るくなるLEDライトがおすすめです。

LEDヘッドライトは、DIYで自分で取り付けが可能です。お店に依頼をすると時間がかかったり、工賃が加算されたりする場合があります。部品込みで考えたときの工賃は1万円～2万円程度です。

LEDバルブは自分で取り付けやすい構造のため、取り付けにチャレンジしてみましょう。ただし、不明な点があったり、ちゃんとできているか心配になったりしたときは、お店に依頼してください。

メリットはよく耳にしても、デメリットについて聞く機会が少ないのが現状です。LEDライトにもデメリットがあります。デメリットも含めてLEDライトへの交換を検討してください。

LEDライトは発熱量が少ないため、雪に弱い点がデメリットです。そのため、雪が降っている環境でLEDライトをつけて走行している場合、ライト部分に雪が付着しても溶けません。

そのまま積もってしまうと、ライトが車道や周囲を照らせなくなるため危険です。雪が降っているときに走行するときは、安全な場所に車を停めて、ライト部分から雪を取り除きましょう。

LEDライトの色はハロゲン色と比べると白い光のタイプが多く、晴れているときはとても見やすいライトです。しかし、雨の日になると光の波長が関係して、白い光は遠くまで届きにくくなります。

そのため、雨の日になると「見えにくい」と感じる方も少なくありません。メーカーによってLEDライトの色をハロゲンと同程度のものを販売している場合もあるため、購入する際に発光する色も確認して購入しましょう。

純正品ではないLEDライトを取り付けた場合、車種のリフレクターが合わず光が反射せずに、光量が足りなくなる場合があります。そのため、カットオフラインがはっきりしなくなるので、購入する際はリフレクターが合っているか確認しましょう。

また、電球色の基準が「白色」と決まっています。平成17年12月31日以前に登録をした車は黄色(イエロー)でも合格しますが、その日以降に登録した車は白色でなければ合格しないため、色も重要なポイントです。

色温度の単位はケルビンで表しますが、白色の中心は5,000ケルビンです。検査員の肉眼で見て4,500～6,500ケルビンであれば合格点となります。

光軸の位置も車検に関係しています。古い基準では「照らす方向が合っていれば合格」でしたが、新しい基準では「前方10mを照らした際、エルボー点が規定の位置にあれば合格」と変更になりました。

カットオフラインとは、ロービームの上をカットしている部分です。カットオフライン上にエルボー点があります。古い基準ではなかった基準であり、エルボー点の位置確認の検査は非常に厳しいため気を付けましょう。

カットラインとは、ロービーム上方部の光をカットする境界線です。カットラインがあることで対向車はまぶしさを感じず走行できるため、カットラインのはっきり出るものを選びましょう。ただ、LEDは180度しか照らせないため、360度全方位を照らす前提で作られているヘッドライトで使用するには配列の調整が必要です。

品質の悪いLED球はうまくカットラインが出ない可能性があります。カットラインが出ないと車検に通らないため、信用のある有名メーカー品を選びましょう。

ヘッドライドバルブの規格をチェックするためには、車検証で年式・型式を確認しましょう。適合表またはインターネットで年式・型式を元に検索が可能です。H4バルブは、規格が違うバルブを取り付けられません。

その理由は、国際的な規格で2灯式ヘッドライトに採用されているためです。HiビームとLоwビームを1つのバルブで切り替えできるように兼用しているため、規格が違うバルブは不可です。

LEDライトを選ぶときにチェックするポイントはルーメンです。聞きなれない言葉かもしれませんが、蛍光灯でいうワットに該当します。ルーメンの数値が大きいほど明るくなるため、ルーメンは必ずチェックしましょう。

しかし、ルーメンの表現方法はメーカーによって異なります。たとえば、バルブ1本の値であったり2本の値であったりとさまざまです。2本分で表示されている場合は、バルブ1本あたりに換算して判断しましょう。

LEDライトを検討する理由の1つに、ライトを明るくしたいといった理由もあります。特徴である色を示しているのは色温度（光の色）で、単位は「ケルビン（K）」、主流は6,000前後です。見た目や視認性などに迷ったときは、6,000K前後を選びましょう。

3,000～4,000K程度は黄色がかかった色、広範囲を照らせます。また、8,000K以上は青みがかった色で照らす範囲が狭くなり、車検に合格しづらい傾向があります。

光りには強弱があり、LEDで強弱（光量）を表す単位は「カンデラ（cd）」です。カンデラは、ライトが照らす範囲の一番明るい部分の値を表しています。ヘッドライトの性能を表す値としてカンデラが使用されています。

カンデラと同じように感じる単位がルーメンですが、2つが表している意味は違うので気を付けましょう。ルーメンは「光源から出た光の量（バルブが出している光の量）」ですが、カンデラは「ヘッドライトを通したときの明るさ」です。

自分の好みライトを取り付けられるのは魅力ですが、車検に合格しなければ車を使えません。車検に合格するライトの条件は「白色である」、「対向車が来てもまぶしくない明るさや角度である」など、いくつかあります。

ライトに詳しくなかったり、合格するか不安があったりするときは、パッケージに「車検対応」と記載されているタイプを購入しましょう。記載してあれば、車検に合格する条件が揃っているライトなので安心です。

LEDライトのライト部分はあまり発熱しませんが、基盤部分は強く発熱するため放熱する必要があります。そのままだと、光量の低下や寿命の短縮に繋がる場合があるためです。放熱タイプは、ファンタイプ・ファンレスタイプがあるため、それぞれの特徴を紹介します。

ファンタイプは、冷却性能に優れているのが特徴です。バルブに冷却用のファンが搭載されており、空気の循環によって熱を放出する仕組みです。しかし、バルブが大きい傾向にあり車種によっては取り付けられない場合もあるため、購入前に必ず確認してください。

ファンレスタイプは、設置スペースを小さく抑えられるのが特徴です。ファンがないためバルブが小型なモデルが多く、ファンタイプが取り付けられない方にもおすすめします。しかし、冷却性能はファンタイプより劣るのがデメリットです。

気になるLEDライトが見つかっても、取り付けられなければ意味がありません。そのため、取り付けやすさも選ぶうえで重要なポイントです。初心者の方・取り付けに不安がある方は「ドライバユニット一体型」のLEDライトを選びましょう。しかし、非対応の車種もあるため、事前に必ず確認してください。

また、「ドライバユニット別体型」のLEDライトであれば、どんな車種でも取り付け可能です。一体型と比べて取り付けが特別難しいわけではありませんが、取り付けの際は、防水カバーをしっかり付けてください。カバーを付けずに水が浸入した場合、ヘッドライトレンズの曇りや故障に繋がります。

車の型式とライトの規格を合わせる必要もあります。適合していなければせっかく選んだライトが設置できません。LEDライトのメーカーが公表している適合表があるので、確認してから選びましょう。

車内でいつも音楽やラジオなどを聴いている方は多いと思います。しかし、LEDライトに限らず電装品を搭載した際、ほかの機器とノイズが発生し、ラジオやカーオーディオに雑音が入りこむ場合があります。

取り付けの際に工夫してノイズを減少させる方法もありますが、初心者には難しいですよね。そこで、これらを防ぐためにはノイズ対策モデルを選ぶのがおすすめです。雑音を気にせずカーオーディオを使用できるようになります。

LEDバルブを長く使用するには、適正な価格で保証期間の長い商品を選びましょう。あまりに激安なものは品質に問題があり、早い段階で故障する恐れがあります。また、万が一不具合が発生した場合にも、保証期間が長いと安心です。

車用LEDヘッドライトは国産と外国産が販売されています。ここでは、国産ならではのLEDライトのメリットとおすすめのメーカーを紹介します。

日本製のLEDヘッドライトのメリットは、国産車に適合する・メーカーの保証とサポートが受けやすい・品質がしっかりしているなどです。国産車に外国産のLEDライトを使用する場合、取り付けができなかったり、ライトが付かなかったりなどのトラブルが発生する可能性があります。

また、サポートや品質に問題があったときなどの保証が受けにくい場合もあります。車検に合格するためにも、国産のヘッドライトを使用をおすすめします。

日本ライティングのLEDライトは、カットラインがきれい・対向車の迷惑にならないけど明るい・取り付け後の調整がいらないなどが特徴です。日本ライティングの製品は完全国内生産にこだわっているため、国内で製造しています。

企画から開発・設計もすべて自社で行い、さまざまなテストにクリアした製品だけを出荷しているので安心です。また、ホームページ上で適合するか確認できるため、日本ライティングの製品を確認したいときに活用しましょう。

PIAAもLEDヘッドライトのおすすめメーカーです。ランプメーカーであるためLEDやHIDといったライトが主力製品で、ワイパー・アルミホイール・カーキャリアなども扱っています。

PIAAのLEDヘッドライトは、軽量で使いやすい・自分で取り付けが簡単にできる・精度が高い製品が揃っている点が特徴です。カスタムユーザーに人気のメーカーで、品質のいい自動車部品を製造・販売しています。

IPFは創業から76年の歴史を誇る、自動車用照明器具に特化した老舗メーカーです。高度な研究開発力・高い技術力を誇り、エンジニア達の厳しい目をパスした製品のみを供給するなど、徹底した製品づくりがユーザーから高く評価されています。

IPFのLEDヘッドライトは、抜群の 配光性能・明るさ・取り付けの手軽さを実現しています。ヘッドライトのほかにも、自動車照明器具・自動車用内外装品など幅広く取り扱っているため、気になる方は公式サイトをチェックしてください。

カー用品店のオートバックスは、オートバックス専売LEDバルブ「ALBALIZE（アルバライズ）」シリーズに、H4タイプの「ALBALIZE NEO（アルバライズネオ）」を加えて発売しました。簡単にLEDバルブに交換できるうえに、従来より明るさが160%アップしており、最高クラスの光量で広範囲を長時間照射します。

LEDヘッドライトはどのように取り付けるのか、不安に思う方もいますよね。車用LEDヘッドライトの取り付け方法は種類によって異なります。取扱説明書を確認し、正しい方法で取り付けましょう。

また、今回紹介した車用LEDヘッドライトは、どれもオールインワンタイプです。通常のバルブ交換と同様の方法で基本的には交換できるので、参考にしてください。

「車用のLEDライトはバイクにも使えるのでは？」と思う方もいますが、バイクにはバイク用のLEDライトを購入してください。バイクは車よりバルブのソケットが小さく、発電量も少ないため、車用のLEDライトでは取り付けられない・点灯しても暗い・運転中の振動や雨風ですぐ故障する場合があるためです。

LEDヘッドライトの特徴をふまえても、どの製品にするかはなかなか決められないものです。そういった場合は、購入した方の口コミも有力な情報になります。そこでおすすめなのが、車に関するレビュー・口コミサイト「みんカラ」です。

商品にもよりますが、レビューや口コミの件数が多いため、さまざまな見方でその製品を検討できます。どのLEDヘッドライト買うか迷っている方は、ぜひ以下のリンクをチェックしてください。

暗い道を運転する場合、ライトの明るさによって見え方が変わります。そのため、ヘッドライトの明るさと照らせる範囲はとても大切です。LEDヘッドライトはハロゲンよりも明るく省エネで、自分で取りつけられます。見やすいLEDヘッドライトを見つけて、暗い道を明るく照らし安全に走行しましょう。