ノンシリコンシャンプーのおすすめ15選｜ノンシリコンが合う髪質とは？

ドラッグストアやデパートの日用品売り場のシャンプー・コンディショナーのコーナーでは、近年「ノンシリコンエリア」が設けられている店舗が増えています。多くのメーカーのラインナップがあるノンシリコンシャンプー。

以前から気になっていて、ぜひ使ってみたいという人も多いのではないでしょうか。ノンシリコンシャンプーは、より髪の毛を軽くふんわりとさせたいときや、なめらかな指通りの髪の仕上がりが好みの人に人気があります。

今回は、ノンシリコンシャンプーの特徴やメリット・デメリット、またおすすめの選び方と人気商品をご紹介します。初めてノンシリコンシャンプーの購入をする場合や、既に使用していて他のラインナップも試してみたい人もぜひご参考下さい。

ノンシリコンシャンプーの「シリコン」とは、髪を人工的にコーティングする成分で、髪のツヤとなめらかさを与えます。髪を乾かすときに髪を保護しダメージから守る効果や、手触りを良くする目的で配合されています。主なシリコン成分はジメチコン・アモジメチコンなどです。

シリコンは安全性が高く髪を保護しますが、しっかりすすがないと頭皮や髪に蓄積し、頭皮がカユミが出る・フケが出るなどの髪トラブルが発生するケースもあります。

近年、注目されているノンシリコンシャンプー。名前は知っていてもどのようなシャンプーかを知らない人も多いのではないでしょうか。ここでは、ノンシリコンシャンプーの主な特徴や合う髪質・合わない髪質について見ていきます。

ノンシリコンシャンプーはシリコンの成分を配合していないため、頭皮や髪の毛にシリコン成分が蓄積されません。洗い上りがさっぱりとした軽い仕上がりになります。ノンシリコンシャンプーは髪と頭皮に優しいことが最大の特徴です。

また、髪の根元にボリュームが出てふわっとした仕上がりになります。シリコン入りのシャンプーでは、頭皮にカユミが出て刺激を感じる人・髪と地肌をより自然で健やかな状態にしたい人などにおすすめ。

ノンシリコンシャンプーには多くのメリットを実感する人がいる一方、中にはノンシリコンシャンプーが合わない髪質の人もいます。シリコン成分が配合されていないことで、商品によってはすすぐときやブラッシング時にきしみを感じるケースも。

また、もう一つのデメリットに、カラーやパーマがかかりにくい可能性があることが挙げられます。ノンシリコンシャンプーで髪を洗うと、髪がふわっとしますが広がりやすくなります。しっとりとした仕上がりを求める人にはノンシリコンタイプは向かないと言えます。

ノンシリコンシャンプーを製造・販売しているメーカーは多数あり種類も多いため、購入するときに迷いがちです。ここでは、ノンシリコンシャンプーの初心者にも分かりやすい選び方をご紹介しますので、購入する前にチェックしてみましょう。

ノンシリコンシャンプーかどうかの判断は、パッケージのシールや裏ラベルの成分表示に「ノンシリコン」「シリコンフリー」と記載されているかどうかで判断できます。また、ドラッグストアなどではノンシリコンシャンプー・コンディショナーのコーナーを設けて商品を陳列しているケースも。

ノンシリコンの記載がない場合は、成分名で判断することも可能です。「シラン」「シリカ」「シリル」「シロキ」などの成分表示があればシリコン入りシャンプーですので、避けて選びましょう。

 多数の種類があるノンシリコンシャンプーですが、メーカーごとの特徴があります。配合している成分や洗髪後の仕上がりの違いがありますので、主な特徴と違いを確認しておきましょう。

シャンプーの洗浄成分が低刺激性のものかどうかで選ぶ方法です。アミノ酸系の洗浄成分の主なものは「ラウレス-4カルボン酸Na」「ラウロイルメチルアラニン」「ココイルグルタミン酸Na」などがあります。シャンプーを毎日するために、できるだけ髪に優しいタイプが良い人や皮膚が弱い人などは、低刺激の洗浄成分に注目してみましょう。

髪の毛と頭皮についた汚れや皮脂をしっかりと落とすタイプのノンシリコンシャンプーを探しているのであれば、アルコール系の洗浄成分がベースになっているシャンプーを選ぶことをおすすめします。または油分や汚れを落とすクレンジング成分を含んだシャンプーを選ぶ方法もあります。このタイプは、脂性肌の人や頭皮に蓄積した汚れが気になる人などにもおすすめです。

洗った後の髪がしっとりとした仕上がりが好みという人は、保湿成分をたっぷり配合したノンシリコンシャンプーを選んでみましょう。

ノンシリコンシャンプーを使うと、独特のきしみやギシギシとした感じが気になる場合は、植物系のオイルや精油や、ヒアルロン酸やハチミツなどの保湿成分が入っているシャンプーを選ぶと良いでしょう。

季節や体調・体質などによりフケや頭皮のカユミが出る場合は、薬用タイプのノンシリコンシャンプーがおすすめです。フケやカユミに有効な成分には「グリチルリチン酸ジカリウム」「ピロクトンオラミン」「サリチル酸」などがあります。「薬用ノンシリコンシャンプー」と書かれているもの、もしくはこれらの成分が配合されているかどうかで判断しましょう。

ほぼ毎日使うシャンプーやコンディショナーは、自分が好きな系統の香り・リラックスできる香り・元気が出る香りなど心地よく感じる香りの商品を選ぶと、毎日より快適にシャンプーができます。柑橘系・フローラル系・ミント系・ウッド系などがあります。また、シャンプーに入っている香りがあまり好きではない場合は、無香料タイプを選ぶと良いでしょう。

お風呂やシャワーで毎日使うことが多いシャンプー。値段はできるだけ抑え高品質・コスパが良いノンシリコンシャンプーを探しているという人も多いのではないでしょうか。

ノンシリコンシャンプーの価格は1,000円以下のものから高価格のサロン専売品までと値段の幅が広い特徴があります。シャンプーの品質と価格のバランスを考えて選びましょう。

ここでは、おすすめしたいノンシリコンシャンプーを厳選してご紹介します。低刺激のアミノ酸系・頭皮をすっきり洗うタイプ・しっとりとした仕上がりの3つに分類して取り上げていきます。

ノンシリコンシャンプーをこれから購入して使ってみたいという人に、いくつか知っておいて頂きたい点がありますのでご紹介します。ノンシリコンシャンプーで洗って濡れた髪は、表面がシリコンでコーティングされていないことで大変ダメージを受けやすくなっています。

キューティクルが開いたままの状態なので、できるだけ早くタオルやドライヤーで乾燥させましょう。熱風を髪に当てたら冷風で最後に仕上げるとキメが整い艶やかな髪になります。　

今大人気のノンシリコンシャンプーは、使い続けると頭皮や髪に蓄積したシリコンが取り除かれ、より健康な髪質に近づきます。しっとりタイプや低刺激性・しっかりと頭皮の脂を取り除くタイプなど多くの種類がありますので、自分の髪質に合うノンシリコンシャンプーを見つけましょう。